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毒舌家庭教師だけど、恋愛だけは完全に大赤字です―守銭奴、天使(仮)に貢ぐ―  作者: カナタ


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1話:思考のゴミ、事実確認させてもらうよ

はじめましての方もそうでない方も

こんにちは。

まだ小説家になろうで投稿し始めたばかりで右も左も上も下も何もわからないままここに立っております、カナタと申します。


勝手が全然わからないまま他人の台所に立たされている、あの感覚です。


はい、前置きがかなり長くなり失礼いたしました。


今作は、家庭教師コメディです。


主人公の箱山晴はこやまはるとヒロインの香坂葵こうさかあおいの残念すぎるやり取りをお読みいただき、毎日ほんの少しでも日常にくすっとした何かが残せたら嬉しいです。


どうか、よろしくお願いいたします。



「……そこ。思考のゴミが溜まってるよ。この程度の引っ掛けに毎回同じトラップを踏むとか、君の脳みそは随分と省エネ運転なんだね。


あ、ごめん。悪気はないよ。ただの事実確認だ」




大学二年生のアルバイト家庭教師、箱山晴はこやま はるは涼しい顔でそう言った。




中学三年生、香坂葵こうさか あおいはペンを机に叩きつけた。




「はぁ!?なんなのよその言い方!


先生のその性格の悪さ、どうにかなんないの!? そもそも、こんな紛らわしい問題作る奴が悪いんでしょ!!


もう、イライラして爆発しそう!!」




葵が声を荒げる。




「爆発?それは素晴らしい。


ぜひその情熱を、君のその枯れ果てた偏差値に注いでくれないかな。


……と言いたいところだけど、残念ながら君に期待するのは時間泥棒というものだね」




箱山は手元のペンを弄びながら、


冷めた目で葵の苛立ちを眺める。




「僕がここに座っているのは、君を賢くするためじゃない。


君の親が支払う、無意味で滑稽な『安心料』を僕の口座に振り込ませるためだ。


君がバカであればあるほど、僕の時給は有効に活用される


……そう思うと、君のその不器用なドジ踏みも、僕にとっては非常に愛おしい収益源だよ。




解雇されたくないから多少は指導するけれど、あまり僕を飽きさせないでね。葵ちゃん」










お読みいただきありがとうございます!明日も12時10分に次話を更新します。

もし少しでも気に入っていただけたら、下の【☆☆☆☆☆】やブックマークで応援していただけると執筆の励みになります!

なお、夜は20時10分に毎日更新している別作品で『告解者』という完全シリアスなサイコサスペンスも書いておりますので、もしよろしければお読みいただけると嬉しいです★

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