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〜異世界卓球〜 混沌の章   作者: 不滅のピン太郎
第1章 開幕!異世界卓球バトル!?
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外伝その2 魔法を超えし異能力

うむ。やはりこの大会の参加者は奥が深い。

どの選手も長所を活かしていてバラつきのない強さバランスを保っている。

例えば俺が千里眼で見ている試合。

天使の女の方は多種多様な技を使いこなしている。

悪魔の方は己の技と力を最大限に活かして戦っている。

お互い強さは互角。打ち合いも互角。

そして、天使vs悪魔というお互いに対をなすもの同士の闘い。

これほどアツい試合はなかなか無い。


大会参加者はおよそ数千人を超えているがそのなかでも特に、千の技を持つ天使ミカエラ・ジェルエン。

万物を砕く剣を持つ英雄オーディ・カイザー。

全てを見通す眼を持つメデュシア・ゴルディア。

そして、

2つの意思を持つ新生卓球プレイヤー

「ユキムラサツキ」


この4人は四天王とよばれ恐れられている。

だがユキムラサツキが恐れられたのはほんの最近だ。

間違いなくだが、公認プレイヤーであるミカエラやダークエルフのアーツ・ミリオネア、オーガのガイア・マンティスも優勝候補だ。

ミカエラは技。

アーツは魔法。

ガイアは力。

どいつも素晴らしい選手だ。

だが、革命が起きる前、世界が恐れたモンスターのヒュードランを討伐した英雄の1人

オーディ・カイザー。

彼が成り上がったのも数ヶ月前くらいだったと思う。

彼の能力は未知数だが彼の剣、魔剣グラム。

ルール上使えるので魔剣グラムで卓球をするという至難のプレイをする。

たがあの大技はとんでもない威力を誇るという…。

まあ、この話は今度しよう。


ユキムラサツキ。

悪魔の卓球プレイヤーと呼ばれたアスタロト・ルルビデと決闘していたところを見ていたが、彼女の中にはもう一つの人格というより魂、つまりもう1人の人間がいるかの様だった。

彼女もまた未知数だ。

というより敵を考察している暇があるなら練習に励むべきなんだろうけどな。



ん?アレは?


「おい!クソ天使早くしないと置いていくぞ!」

そこには買い物袋を持った銀髪の少年と金髪の少女がいた。

「待ってですの。もう悪魔はせっかちですわね」

あれはアスタロトとミカエラか?何故一緒に?

「まあまあ2人とも喧嘩しないの」

あの黒髪……まさか!?

(おいおい、みんな仲良くしようぜ…。っ…!?)

マズイ!見つかったか!?

「どうしたの?相棒?」

(いや、誰かに見られてるような気がしてな)





「もう2秒遅かったら気づかれていたな。まさか俺のテレパシーに気づくとはな」

テレポートで逃げられたが深追いはしてこないだろう。あの三人はいつの間にあのような関係になったんだ。まあいい。ユキムラサツキのもうひとつの人格、

なかなか奥が深い。


テレポートで逃げた時点でお察しか…。

そうこの俺、斎藤栄須戸(さいとうえすと)

エスパー、つまり超能力者だ!


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