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主婦という名の女  作者: 夜桜可憐
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大人になってからの風邪

大人になってから罹ると酷くなる風邪のように。落ちてから気づく酷い傷の痛み。いつか全て忘れてしまうのかと思うと涙が止まらなかった。

私は何処にでもいる主婦である。

悲しいくらい一般的な主婦である。


朝が来れば起き。

時間が来ればパートに向かい。

食事を作り、洗濯や掃除をこなし、

また眠る。


夫が一人。

そこに一人。

夫と呼ばれる人が一人いる。


私の人生はこうして終わる。

このまま終わる。


鏡には老けた女が一人。

やつれた顔の女が一人。

何処にでもいる老けた主婦。


流行りのSNSは苦手で。

どうでも良い会話で笑えるほど女力もない。

つまらないと言われればその通り。


キッチンで携帯電話をいじる。

本当はつまらなくない人生を歩みたい。


学生時代の友人が立ち上げたホームページを眺める。

そんなことが喜びだった。


なんとなく眺めていると、友人のホームページにも関わらず、出会い系サイトのバナーがあった。


アフィリエイトでもやってるのかなと思いつつ、平凡ではない日常の扉を開けてみようかと、何も考えずにボタンを押した。


ちょっと覗くだけ。

世の中がどうなっているのか。

少し見たら止めればいい。


そのくらいの気持ちだった。

まさかこれが人生を変えるような出来事になるとも思わずに…。





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