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オークディザスター

「オーク、ディザスター?」


さすがに勝てるはずがない。


こいつ1体で小さい村なら数分で壊滅してしまう。


しかし今の僕には転移魔法もクールタイム中。


走って逃げる気力も残っていない。


「戦うしかないのか?」


空回りする頭をフル回転させながら考えてもいい案は思いつかなかった。


「とりあえずあの強力な武器だけでも破壊できれば!」


オークディザスターの持つ武器『腐食の剣』は体に当たればそこから体か腐食していく。


また腐食には毒の効果も付与されているからかすっただけで即死である。


そんなとき


《破壊の意欲を確認。スキル武器生成が反転し破壊のスキルを獲得しました。 そしてスキル慈悲が反転しスキル怒りを獲得しました。》




破壊?  怒り?  



何を言っているのだ?

武器生成スキルやスキル慈悲が反転したってどういうことだ?


───────────────────────

スキル:破壊


・触れた物を破壊できる。自分の意思で破壊するか

 どうかは選択が可能。魂も破壊できる

・一定範囲内の物を破壊できる

・破壊したものを使って武器を作り出すことが可能

・破壊したものは異空間ポケットに収納される



スキル:怒り


・1分間強化暴走状態にする

・強化暴走状態の時は防御が倍になる


※強化暴走とは自我をなくす代わりに力を与える



───────────────────────



二つとも協力だが代償が少し大きい。


「迷ってる暇はないな!」


スキル破壊とスキル怒りを同時に発動させた。


「ヴォォォォォォォォォォォォォォオ」


最後に聞こえたのは自分の声かオークディザスターの声かわからなかった。














気付けば目の前にいたオークディザスターが倒れていた。


しかもその周りには森とは思えないほど開けた土地


一体何が他あったのだろう。


自分の記憶をさかもどってみた。


まず目にもとまらぬ早さでオークディザスターの剣を破壊した。


そして無理矢理木々をへし折りながら頭やお腹お腹を無理矢理殴っていた。


そしてたった1分で圧勝していた。


「なるほど僕がこんなに暴れ回ったというわけか。道理であちこち木が折れているしオークディザスターのものっぽい肉片が散乱しているわけだ。」


このスキル強すぎるな。


きっとまたやばい敵が出てくるだろうから気をつけて進もう。


その時どこかで角笛の音が聞こえた。

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