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プロローグ
見なくても見てもいいです。最初にこの物語の目的を知りたい人だけ見てください。
ーーーー痛い、痛い、痛い。
ただ焼けるような痛みが広がる。
喉から鳴る音が自分でも聞こえた。耳鳴りもし、体から警報が鳴っている。
すると、上から声が聞こえてきた。視界は全て赤く、自分の涙で歪んだ。
「絶対、今度こそーーーー」
ねぇ、今、何回目......?
「もう、いい......いらない......」
声は萎れていて、うまく喋れない。
何度、戻っても。何度、戻っても。
僕は結局、救われなかった。
救えなかった。
(もう、いいってば。ほっといてよ)
静かになる呼吸の中で、最後に見たのは揺れる赤いピアスだった。
次の話は本編でございます。
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