魔物狩り、守る命

1924年春、帝都にはある職業の人達が存在していた。
それは魔物狩り、通称魔狩りと呼ばれる職業である。
魔狩りの者達は皆10代前半の少年少女で構成されており、国が指定した存在『魔物』を狩る事を義務付けられていた。
そんな中、魔狩りの試験に合格してしまった少年、一郎はこの魔狩りを酷く嫌っており彼は辞退を申し出た。
彼はどうしても魔物を狩りたくない理由があったのである。