表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
アンゲルス  作者: Leone
第一章 ヒーローの帰還
20/229

第十九話 破壊のレギオン

 ランツァは右手にあるアクセサリーを巨大化し、銀色の剣を生成する。

 対して、悪魔は何もせず、ただこう言い放った。

「とりあえず、自分が殺される相手の名くらい知りてぇだろうから、教えといてやる。俺の名は、ガルメラ。レギオン、『ディレ・ディオス』所属だ」

「!?」

 妙な単語を耳にしたランツァは、一瞬だけだが、闘う意識が飛んでいた。

 すぐに集中し直すのだが。

 自分に集中しろ、と言い聞かせながら。

 その時、ランツァの背後にいたキリエが急に話し始めた。

「レギオンというのは、言葉通り軍隊の事よ。悪魔にはいくつかのレギオンが存在するんだけど、一方で私達天使にはそのレギオンというものがない。だからといって、私達の方が不利になるわけではないけどね……。ディレ・ディオスというのは、破壊を称するレギオンの名よ。まあ、気にせず、そしてもちろん臆せずに闘ってみて」

「詳しいじゃねえか。いいぜ、てめえみてえな奴は、俺は嫌いじゃねえからよ」

 だが、とガルメラは続けた。

「そいつに俺の相手は、ちぃと無理があるんじゃねえか? 喰っていいなら、有難くいただくけどよ」

 ふっ、とキリエは苦笑しながら答えた。

「心配は無用よ。ランツァはそこそこに強いからね」

 ランツァは褒められたが、あまり嬉しくなかった。

 理由は、彼女が彼の知っている彼女ではなかったからだろう。

 むしろ、緊張してしまったくらいだ。

 期待されているのに、失敗してしまうのではないかと。

 だが、彼は闘うことは拒まなかった。ウィリアムを助けるためにはおそらく、ブラックと闘う必要があるからだ。

 そのためには力がどうしても必要になる。

 だから、彼はこの悪魔に勝つことだけを考えた。

「そろそろ始めようぜ」

「はっ! 威勢がいい奴だ。だが、それもいつまでもつかな?」

 始まる。

 ランツァとガルメラの闘いが――。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ