作家の寿命
現在息継ぎ中。
普段執筆に充ててるエネルギーが「ちょっときいて」に漏れ出ている状態。
そんなわけでやたら更新してるし、正直いくらでも更新できるけど、また新作に本格的に取り組み始めたら潜ってしまうと思う。
そういうわけでエネルギーを充電中。……漏れ出てるけどな!!
それくらい、私は描くのが好きなんだ。きっと作家は天職なのだとは思う。
でも、それでも脳みそ一つしかないこの身体だ。きっとそのうちネタは尽き、面白い物も描けなくなっていくのだろう。
これは、長くプロ作家をやってる先人達を見てても思う。思ってしまう。
この話は小説よりもマンガの方が分かりやすいと思うので、マンガで例を挙げるが、最近のマンガはヒットすると本当に長くなる。ドラゴンボールなんて「長い、終わらねぇ、いつまでやるんだろう」と思って見ていたが、結局終わったのは42巻だったっけな。あの時代はアレで死ぬほど長かったのに、今はその巻数をゆうに越えている作品も多い。
それら大長編の流れが、矢久の中で一つの法則?を作り出している。
以下、まったく個人的な感想でしかない。ついでに答えもない話なので、水掛け論にしかならないから論議する気もないが……。
マンガは、いくら長く続こうとも、爆発力を持続できるのは三十巻分前後だと思う。
三十巻までで爆発的に駆け上がり、そこから五十巻弱まではその熱の勢いで持続が可能だ。
……しかし、そこからは翳りが見え始め、後は基本的には惰性で走っているように見える。翳りは誰もが気づくのかは知らないが、明らかに往年の勢いはない。
もっとも、それほど長く続けられる作家だけに、皆その才能は非凡であるため、小手先の技でシナリオ作りをすることはいくらでも可能だし、それなりに面白い物も自然発生することもある。しかし、その爆発力が全盛期に勝ることはない。
……これが、作家という職業の、日の出日の入りではないだろうか。
ヒットするかは別にして、一作家の寿命を例えば百巻の漫画に例えるなら、十五から三十巻で一番の名作を生み、三十から五十巻くらいで全盛期を迎え、それから先は固定ファンに支えられた安定期に入って、揺るぎのない、逆に言えば驚くこともない流れが形成されてゆくように思う。
そしてこれは小説家にも言えることで、長く続いている作家にどれほど天才に感じても、一番面白いのが最新作という作家は、正直いない気がする。
もちろんこれは私の勝手な見解だし、個人差もあるだろうとは思う。
しかし、私の作家人生は今、百巻漫画で言えばどこだろう。プロとしてはまだ一巻目も始まっていないが、アマチュアとしてはずいぶんたくさんの物語を既に描いてきた。
私という凡人に、それら歴代作品以上の作品が描けるか。今までずっと戦い続けてきたお歴々のプロを仰ぎながら、次の新作について考えている。
まだまだ十五巻目くらいを描き始めた作家であってほしい……そう自分に願いながら、また、新作に取り組もうとしている。
次こそはお願いな。と祈る思いで、私は、次の新作に挑む。




