自分を安売りするな
ただいま『小説家になろう』。
……といっても、まともにこの記事を読む奴などもうほとんどおるまい。
一つ前の記事の通り、カクヨムのほうで一年間コラムを毎日書いてきた。何の荒行かと思うが、自分とした約束を自分で裏切らないってのは大事だと思う。
いろいろ考えた一年だったが、何か結果や答えが出たかといえば、何も出やしなかった。下手な考え休むに似たりなのか、その葛藤がいつか何かの役に立つのかは分からない。
どうしたらいいかも分からないまま、『小説家になろう』に帰ってきて、何をしようかと考えた時、『今まであった作品を全放出してしまおうか』という気持ちにもなっていた。
しかし今日、ちょっと不思議なことがあったんだな。
今日一日で、全然別の、何の脈絡もない三人から、口をそろえて、
「自分を安売りするな」
という主旨の言葉を聞かされたのだ。
「安売り」って何だろう。自分にとっての安売りってなんだろう。って考えた。
そして導き出した俺なりの答え。
「自分に価値がないと思ってしまうこと。その発露により行い始める全般のこと」
が、すべて安売りなんじゃないだろうか。
どんなに自分の文章が認められなくても、どんなにコンテストで不本意な結果しか得られなくても、それと、自分が努力してきた日々に価値がないこととは別だ。
それらの日々を過ごしてきた自分を誇ってやらなければ、その価値を自分に見出してやらなければ、他の誰が自分を助けてなんてくれるだろうか。
決して自分を安売りしてはいけない。
もちろん、努力が伴わないのに安いプライドだけでその言葉を吐くのは失笑に付するとは思う。しかし、俺はそうではない。今年、俺が描いた文字数は四十万文字近い。一年書いたコラムも合わせれば百万文字近く書いている。
文字数の問題ではないけれども、これはすべて、自分の約束を裏切らなかった文字数であることは言える。
一円にもならなかったそれを誰が無価値と言おうとも、俺だけは自分を裏切らなかった自分を、褒めてやるべきなんじゃないか。そういう思いに至ることができるなら、自分を無価値と思うべきではないし、であるなら、安売りをしてはいけない。
……今日の暗示はつまり、そういうことであったように思えたのだ。
だから俺は、『小説家になろう』には帰ってきたけど、まだしばらくはろくに作品を置くことはしないだろう。
ここのコンテストは所詮評価の数だから、俺はここでのし上がることはできないと思ってる。
それは、作品の質が悪いんじゃない。ニーズが違うんだ。いや、最近ある友人にも言われたのだが、自分でも深くそう思う。web小説で人気がでない物語は質が悪いなど、誰が言えるだろうか。
そんなわけで……
売れないからとて、俺は決して自分を安売りしない。そういう意固地なプライドを得て……
帰ってきました『小説家になろう』 ←意味ねぇ……(笑)
さぁ、今日からどんな活動しようかな。まぁ基本的には新人賞狙いにいくんだけれども……。




