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8話:それぞれの苦難

久しぶりの投稿にもかかわらず、文章力・表現力は皆無です。


「…っ!」


 私は嫌な夢でも見た時のように、勢いよく上半身を起こした。

 目を覚まし、周りを見渡すとそこは静かな空間で、だが、豪華な装飾品などで城の中だというのは一目で分かった。

 

 自分は今まで何をしていた?

 右手を額に当て、何も言わずただ黙ったまま今までの経緯を思い出す。

「あっ…お茶してて…それで、」

 ブツブツと経緯を独り言のように小さく声に出す。

 

 冷や汗など気にもせず、脱力感が押し寄せ、そのまま時の流れに身を任せていた。


 すると、金色の縁取りをした豪華な扉が開かれる音がした。

「…あのっ、気分はどうですか?」

 淡いピンクのふわふわした髪。真っ黒な瞳は優しい眼差しをしており、今はそこに心配した表情も見て取れる。そう、まさしく天使!

「じゃなくてお妃様ぁっ!?」

 驚いて大声を出してしまった私に対してニコニコと笑顔のお妃様。

「えっと、アルじゃなくてごめんなさいね」

「へっ!?いえ、全然気にしてないので…それよりもご迷惑を…」

「あっ、気にしなくても大丈夫よ~、むしろ…」

 急にうっとりした目でこちらを見つめるお妃様。そんなに見ないでぇえ!なんだろう、すごく恥ずかしい。心臓がいくつあっても足りない。もうすでに私のライフはゼロに近い。

「あ、あの…?」

「ご馳走様っ」

「へ?」

「うふふふ」

 待ってくれ。誰か翻訳をお願いします。

 手を添えて笑う姿は可愛らしく上品なのだが、私は心なしかどこかに違和感を感じた。






「アル」

「分かっている」

 王の問いかけに、何かを悟った王子。


 先ほどお茶をしていた部屋で王と王子、魔法騎士団団長のリノースの3人で会話が進んでいた。


「彼女を向こうの世界へ帰す方法はないのか?」

 アルの問いにリノースが答える。

「王子、そのことなのですがこれは一種の呪いに近い存在のものかと思われます」

「呪いだと?」

 一瞬目を見開く。そして、重くため息をつきどうしたものかと天井を見上げる。

「以前のユーファ様は呪いに関して詳しいお方。あの方なら愛に対しても呪いをかけるでしょう」

「あの女…全く諦めないな」

 遠い眼差しのアルに対して王が笑いながら言う。

「ははっ、もうこのままユイちゃんお迎えしちゃう?」

「ユイ?」

「えっ…あぁ、あの子の本名だよ」

「良い名だな」

「ぶふぉっ…!お父さんツボだよ!まさかアルが女性に対してそんなこと言うなんて…っ」

 とうとう腹を抱えて笑い出す父を睨むアル。

「いい加減に…おい、リノース」

「ふっ…なんでしょ、か」

「笑いを堪えているの分かっているからな」


 アルはなぜこんな奴らが国の一国を担う者なんだと改めて思った。 





どうか妄想で補ってください(泣)

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