欠片105.『対戦カード』
欠片105.『対戦カード』です!
※本作の「」と間にある───の種類について説明
[]=人物名と年齢、種族、テキスト
「」=人物の話しているセリフ
『』=人外、多種族などのセリフ、複数人のセリフ、名称
()=人物の心のセリフ
《》=人外、多種族などの心のセリフ
{}=人物の念話
{{ }}=他種族の念話
〔〕のセリフ=行動に合わせて、過去のセリフを照らし合わせている場面で使用
【】=漫画で例えると『四角い囲みのナレーション語り』や『用語説明』
・・=強調
" "=強調、効果音など
─1本=漫画で例えると『場面転換』や『幕間』
➖─➖1本=過去回想に入る終わる・過去の時間軸
─2本=漫画で例えると『時の流れ』
【PM 7:18〜 『クレマト』の一室】
【サーチとトボが対面して数刻後 アストラサイド】
アストラは避難誘導をする為に、第二層『クレマト』の一室の扉を開いていた。
ススゥ──。
「……。」
(アレは……)
「──!!」
(なぜ、ヤツがココに…)
アストラが扉の先を見ると、部屋の奥の床が血塗れになっているのに気が付いた。
そして、人肉を貪った後があり。肉の破片がこびりついた骨を放り出す純獣人の姿があった。
──カランッ。……カンカン…カラン。
「〜〜ンンッハハァァ〜!!待ちくたびれたぜぇ…ッたくよぅ……」
「おい、女」
「メリウス様の手土産に、テメェのクビを貰ってくぞ!!ガルルッ!!!」
【メリウス・マーキュリの配下 新教徒 幹部】
[プロド(32)]
[種族:純獣人(モデル:オオカミ)]
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【PM 7:32〜 『ストレージ』の一室】
【フロデューテサイド】
アストラがプロドと対面した数刻後。
第三層『ストレージ』にて、フロデューテも同じく避難誘導を行う為に、扉を開けて行っていた。
──ガララッ!!
『──!!』
『誰かいる……?』
《アレは──!!どうしてココに!?》
扉を開けた先には、水色の肌に灰色の髪の毛をしたダークエルフの女性が立っていた。
『アラ〜可愛いらしいお嬢ちゃんじゃなぁ〜い。』
『痛めつけちゃうのが……可哀想になっちゃうわね。』
【メリウス・マーキュリの配下 新教徒 幹部】
[クルダ(19)]
[種族:ダークエルフ]
『……残念だけど。アタシは可愛らしくはないわよ。』
《聖女様の予言で聞いてはいたけれど……。まさか、こんなところで会うとはね。こうなったら、仕方ないわね。》
──ガチャリ。
フロデューテは『断鬼凛』を構えていた。
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【PM 7:47〜 『プロセス』の一室】
【ホリー・クロードサイド】
フロデューテがクルダと対面した数刻後。ホリーとクロードも階段を降り、第四層『プロセス』へと辿り着いていた。
そして、すでに何ヶ所かの扉を開け、避難誘導を開始していた。
「まだまだありますわね!」
「急いでお伝えしなければ!」
「ええ。」
──ガララッ!!
「「──!!」」
「あの方は……!」
「ホリー様、私の後ろに。」
(アレは……アストラさんがおっしゃっていた。)
ホリーとクロードが扉を開け室内に入ると、部屋の奥の段差がある場所に座るチリチリ頭の男性が2人を見ていた。
「あぁ〜〜?」
「ガキだけって聞いてたんだけどなぁ〜……。」
「誰だオマエ?」
【メリウス・マーキュリの配下 新教徒 幹部】
[ダアト(45)]
[種族:ヒト]
──ピクッ!
ダアトの言葉にクロードは、こめかみにシワが寄ると。片方だけのメガネのレンズを指で押し上げた。
カチャリ。
「……ガキだと?」
「……テメェ。……誰に向かってガキ扱いしてんだ?」
そして、クロードは鋭い目つきで見下しながらダアトを睨みながら呟いた。
「殺すぞ。」
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【PM 7:12〜 徘徊の森 サーチサイド】
「ほんとに変態なの?」
『──ナッ……!!ナニヲ言ッテイル!?』
・・・・
《ド、ドウシテ俺ガ…ム…ム、ムッツリダト気付イタンダ……!?》
《コ…ココ……コノガキ。》
《マサカ……。敵ノ思考ヲヨ……読メルノカ…?》
後ろを向き。顔中汗だらけで、両手で頬を押さえながら慌てふためくトボに、サーチは不思議そうに見つめていた。
「……ん?」
(なんかすっげ〜動揺してるなぁ。)
(なんかマズイことでも言っちゃったか?)
(でも……。コイツ、師匠が話してた蟻蛾ってヤツだよな。)
(見た目も「トンボ」だし…。つまり……)
「オマエ、幼い頃は「ヤゴ」ってヤツだったんだろ?」
「変態して今の姿になったんだよな?」
「変化する時とかどんな気持ちなんだ!?」
『──!!!!!』
『……ナ……ナ…』
「な?」
『ナンダ…!バレテル訳デハ……無カッター!!!ギチチチ!!』
「へっ?」
サーチに背を向けたまま、両手を上げ喜ぶトボは、『フッ』と手を下げると。ゆっくりと呟きながら振り返った。
『……「ヤゴ」カラ「トンボ」ニ変ワル時…カ?』
『……ギチ…ギチチ。…アノ瞬間ハ……』
『──気持チイイゾ……///』
その顔は、不気味に笑っていた。
(うげぇ〜……。ただのド変態野郎じゃねぇか!!)
(聞いたのはオレの方だったけど……。予想に反して気持ちワリィ!!)
「何いってんだオマエ!」
「てか!オレはこんなとこで、時間を食ってる場合じゃねぇんだよ!!」
「そこをどけ!!この変態トンボ野郎!!!」
最後まで読んでいただき、ありがとうございます!
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[今回の一言♩]
新作の構想も星屑の構想も、面白すぎて執筆が進む!!




