欠片94.『潜入ー7日目』
欠片94.『潜入ー7日目』です!
※本作の「」と間にあるーーーの種類について説明
[]=人物名と年齢、種族
「」=人物の話しているセリフ
『』=人外、多種族などのセリフ、複数人のセリフ、名称
()=人物の心のセリフ
《》=人外、多種族などの心のセリフ
{}=人物の念話
{{ }}=他種族の念話
【】=漫画で例えると四角い囲みのナレーション語り、用語説明
・・=強調
" "=強調、効果音など
ー1本=漫画の場面転換、幕間
➖ー➖1本=過去回想に入る終わる・過去の時間軸
ー2本=漫画で例えた時の流れ
「あの大扉から飛び降りる。」
「えぇぇぇぇぇぇえええ!??』
と、アストラの答えにサーチは叫んでいた。
他の皆んなも驚きながら、アストラは続けて話す。
「と、言っても。中に行くのはワタシだけだ。」
「地上の大扉までは、もう一人ついて来てもらうがな。」
「フロデューテ、もういくつかは出来てはいるんだろう?」
『え、ええ…。でも試してはいないわよ?』
「問題ない。明日試せばいいだろう?」
と、少しだけ微笑むアストラ。
『分かったわ!調整するから、後で測量させてね!』
「ああ、頼む」
「決行は明日しかない。何故なら、明日が"火葬の日"だからだ。」
「火葬の日?」
「ああ、先に来ていて分かったことなんだが」
「あの大きな扉を'開ける日"があるんだ」
「二日に一度、外から持ち運ばれてきた機屑物などの破片を、扉の中へと落とすタイミングがある。」
「その時に一緒に中を確認する。」
「はぁ!?本気で言ってんのか師匠!!」
「入ったら出れるかも分かんねぇんだろ?」
「二日出られんだけだ。それに、通路があれば出られるだろう?」
「問題ない」
『そうは言うけど…心配だわ。』
『本気でやるつもりなの?』
「必要なことだ。」
『そう。』
と、フロデューテは、それ以上何も言わなかった。
「まあ、そのための道具でもあるからな。」
「機能するか確かめるにはちょうどいいだろう。」
「それと、先ほど言った"情報屋"についても少しだけ心当たりがある。」
「信徒を捕まえるついでに、確認しに行ってみるとしよう」
「左様でしたか。では、そちらもお願いいたします。」
「ああ。」
「それから……聖女様とクロード殿には軽く話したが。」
「ある人物から得た情報でな、繁華街の酒場にて新教徒の幹部の情報を少しだけ得た」
「人数は四人」
「オオカミの純獣人。容姿は灰色の毛並みに、上下赤紫のスーツを着ている男。」
「水色の肌に灰色の髪の毛。白いビキニアーマーに、赤のロングブーツの女エルフ。おそらくダークエルフだろう。」
「そして、黒髪に白と水色にちかいブルーの配色が混じったボサボサ頭の男だ。服装は白シャツに茶色のジャケットを着ていた。」
「最後に、トンボの"蟻蛾"だ。見た目はトンボそのものと変わりない。かなり背が高めで目立つだろう。」
「なぁなぁ、"蟻蛾"ってなんだ?」
「蟻蛾とは、[大要塞]・樹中海要塞に住む固有人種たちの種名のことだ。」
「ヤツらは蟲型の機屑物や在屑物とも違う種族でな。」
「二足歩行型でありながら、人の言葉も話せる見た目は蟲そのものをモデルとなった人種だ。」
「へぇ〜!!獣人の蟲版ってことか!」
「なんかカッコよさそうだな!!」
「善悪の判断は任せるが…」
「今回は敵にソイツがいる。ヤツらの身体能力はかなり高いぞ。」
「それに、魔力を持たなくとも、蟲特有の固有能力を持っているんだ。」
「もし敵対することになったら気をつけろ。いいな。」
「うん。分かったよ。」
「以上がワタシからの報告だ。」
「何か質問はあるか?」
「いや、ないかな!」
『アタシも大丈夫!』
「私もありません。」
「あの〜……ちょっとよろしいかしら?」
と、聖女ホリーが質問を唱えた。
「なんだ?」
「その……先日夢で見ちゃったことが『予知夢』があるのです。」
最後まで読んでいただき、ありがとうございます!




