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星屑の機巧技師(せいせつのきこうぎし)  作者: リンネ カエル/霖廻 蛙
第一章ー極子水星要塞〜演劇の始まり〜ー
96/261

欠片94.『潜入ー7日目』

欠片(ピース)94.『潜入ー7日目』です!


※本作の「」と間にあるーーーの種類について説明

[]=人物名と年齢、種族

「」=人物の話しているセリフ

『』=人外、多種族などのセリフ、複数人のセリフ、名称

()=人物の心のセリフ

《》=人外、多種族などの心のセリフ

{}=人物の念話

{{ }}=他種族の念話

【】=漫画で例えると四角い囲みのナレーション語り、用語説明

・・=強調

" "=強調、効果音など

ー1本=漫画の場面転換、幕間

➖ー➖1本=過去回想に入る終わる・過去の時間軸

ー2本=漫画で例えた時の流れ



「あの大扉から飛び降りる。」


「えぇぇぇぇぇぇえええ!??』


と、アストラの答えにサーチは叫んでいた。

他の皆んなも驚きながら、アストラは続けて話す。




「と、言っても。中に行くのはワタシだけだ。」

「地上の大扉までは、もう一人ついて来てもらうがな。」



「フロデューテ、もういくつかは出来てはいるんだろう?」



『え、ええ…。でも試してはいないわよ?』



「問題ない。明日(あす)試せばいいだろう?」


と、少しだけ微笑むアストラ。



『分かったわ!調整するから、後で測量させてね!』


「ああ、頼む」



「決行は明日(あした)しかない。何故なら、明日(あす)が"火葬の日"だからだ。」



「火葬の日?」



「ああ、先に来ていて分かったことなんだが」

「あの大きな扉を'開ける日"があるんだ」


「二日に一度、外から持ち運ばれてきた機屑物(ガーベマジル)などの破片(クズ)を、扉の中へと落とすタイミングがある。」



「その時に一緒に中を確認する。」



「はぁ!?本気で言ってんのか師匠!!」

「入ったら出れるかも分かんねぇんだろ?」



「二日出られんだけだ。それに、通路があれば出られるだろう?」

「問題ない」

 


『そうは言うけど…心配だわ。』

『本気でやるつもりなの?』



「必要なことだ。」


『そう。』


と、フロデューテは、それ以上何も言わなかった。



「まあ、そのための道具でもあるからな。」

「機能するか確かめるにはちょうどいいだろう。」




「それと、先ほど言った"情報屋"についても少しだけ心当たりがある。」

信徒(シント)を捕まえるついでに、確認しに行ってみるとしよう」



「左様でしたか。では、そちらもお願いいたします。」



「ああ。」


「それから……聖女様とクロード殿には軽く話したが。」



「ある人物から得た情報でな、繁華街の酒場にて新教徒(ニュウ・リリジィアス)の幹部の情報を少しだけ得た」


「人数は四人」



「オオカミの純獣人(じゅんじゅうじん)。容姿は灰色の毛並みに、上下赤紫のスーツを着ている男。」


「水色の肌に灰色の髪の毛。白いビキニアーマーに、赤のロングブーツの女エルフ。おそらくダークエルフだろう。」


「そして、黒髪に白と水色にちかいブルーの配色が混じったボサボサ頭の男だ。服装は白シャツに茶色のジャケットを着ていた。」


「最後に、トンボの"蟻蛾(ギギ)"だ。見た目はトンボそのものと変わりない。かなり背が高めで目立つだろう。」



「なぁなぁ、"蟻蛾(ギギ)"ってなんだ?」



蟻蛾(ギギ)とは、[大要塞]・樹中海要塞(オルガムズフォートレス)に住む固有人種たちの種名のことだ。」


「ヤツらは蟲型(むしがた)機屑物(ガーベマジル)在屑物(アニマ)とも違う種族でな。」

「二足歩行型でありながら、人の言葉も話せる見た目は蟲そのものをモデルとなった人種だ。」



「へぇ〜!!獣人の蟲版ってことか!」

「なんかカッコよさそうだな!!」



「善悪の判断は任せるが…」


「今回は敵にソイツがいる。ヤツらの身体能力はかなり高いぞ。」

「それに、魔力を持たなくとも、蟲特有の固有能力を持っているんだ。」


「もし敵対することになったら気をつけろ。いいな。」



「うん。分かったよ。」



「以上がワタシからの報告だ。」



「何か質問はあるか?」



「いや、ないかな!」

『アタシも大丈夫!』

「私もありません。」


「あの〜……ちょっとよろしいかしら?」


と、聖女ホリーが質問を唱えた。



「なんだ?」



「その……先日夢で見ちゃったことが『予知夢(よちむ)』があるのです。」





最後まで読んでいただき、ありがとうございます!



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