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星屑の機巧技師(せいせつのきこうぎし)  作者: リンネ カエル/霖廻 蛙
第一章ー極子水星要塞〜演劇の始まり〜ー
64/261

欠片62.『自称?凄腕の魔屑道具師』

欠片(ピース)62.『自称?凄腕の魔屑道具師(ませつどうぐし)』です!


※本作の「」と間にあるーーーの種類について説明

[]=人物名と年齢、種族

「」=人物の話しているセリフ

『』=人外、多種族などのセリフ、複数人のセリフ、名称

()=人物の心のセリフ

《》=人外、多種族などの心のセリフ

【】=漫画で例えると四角い囲みのナレーション語り、用語説明

・・=強調

ー1本=幕間、過去

ー2本=時の流れ


祈祷要塞(プレイヤーフォートレス) 街中】


辺りには、真っ白な教会がたくさん立ち並ぶ中、白い石のタイルで広がった、街中の広場に来ていた。

そこは、食材や魔屑道具、教会で使う物も売っている店が多くあった。



「必要な物を買っていこう」

路銀(シリカ)はあと、どのくらいだ?」


「ん〜3日分の食事と宿代くらいかな」



サーチがう〜ん。と困ったような顔で答える。

その様子を見て、アストラが提案した。



「仕方ない、極子水星要塞(ミニマルフォートレス)についたら、少し路銀(シリカ)稼ぎもしておかないとだな。」



『そうね!アタシも手伝うわ!』

魔屑道具(ませつどうぐ)を作って売ろうかしら♩』



「おー!ソレいいじゃん!」


「では、機屑物(ガーベマジル)の素材は」

「ワタシたちでとってくるとしよう」



『ありがとう!助かるわ!』


『あ!そうだ!!』

『コレを渡しておくわね!』


とフロデューテは、小さな布袋を2人に手渡した。



「これは?」


魔屑道具(ませつどうぐ)の一つ!』



『『魔掘屑箱(マクセツバコ)』っていってね』

『この袋の中は、物にもよるんだけど…10m四方の広さになる空間が広がってるの!』


「は!?この袋の中にかー!?」



『そうよ!もっと大きいのもあるんだけど、今のアタシには魔屑石(ませつせき)が買えなくって…』



「まさか、コレも自作したのか?」


とアストラが質問した。


『ええ、そうよ!』



「驚いた。そうそう作れる物ではないハズだ」


「そんなに凄いもんなのか?」

「あ、ここに魔屑石(ませつせき)がある」



「ああ。コレを作れる職人は、旅をしている中でも滅多に見なかった」



と珍しく他人を褒めるアストラに、フロデューテは内心よろこんでいた。


『それほとでも、、あるわよねぇ〜エヘヘッ//』

『ほら、アタシって〜…凄腕の魔屑道具師(ませつどうぐし)だから〜??ふふふっ!』


『いつか、この才能が世に出ちゃう日が、来るかも知れないわね!』

『そうなった時、困るのはアナタ達よ?心の準備でもしておくことね!』



「…」

「…」


そんなフロデューテに、サーチは、先ほど見つけた魔屑石(ませつせき)について質問した。


「なあ、フロデューテ」

「この魔屑石(ませつせき)にも、魔力が込められてるんだよな?」



『そうよ』


「どんな能力が込められてるんだ?」



『えっとね、これには『空間拡張(エクスペース)』って能力を持ってる人物が、魔力を込めた魔屑石(ませつせき)を使ってるわ』


『なんでも、空間の広さを自由自在に変えられるらしいわよ』



「へぇ〜!また便利な能力だな〜!!」

「いろんなとこで、役に立ちそうでいいな!」


『確かにね〜、アタシが持ってたら』




『今ごろ…億万長者(おくまんちょうじゃ)で間違いなしね……!!!うん!!』



「……」

「……」


ふふーんっと、ニヤリ顔を見せるフロデューテだったが、2人は相手にせずに歩みを続けた。



『ちょっと〜!!なんで二人とも無視なのよーー!!』



(多分、そういうところだよなぁ…うん。)



とサーチは呆れ、街の光景に目を移した。



最後まで読んでいただき、ありがとうございます!


感想や評価などしていただけると、今後の励みにもなりますので応援よろしくお願いいたします♩


[今回の一言♩]

BILLY BOOさんの「ラプソディ」にハマって、リピートして聴いております♪

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