表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
星屑の機巧技師(せいせつのきこうぎし)  作者: リンネ カエル/霖廻 蛙
第一章─極子水星要塞〜演劇の始まり〜─
39/323

欠片37.『岩囲水要塞』


欠片ピース37.『岩囲水要塞ガードルドフォートレス』です!




大河たいがの滝から南東6km】

(進行1663km 残り1067km)



岩囲水要塞ガードルドフォートレス

その要塞は、小規模要塞にしては規模は大きめであり、湖の中にある街の要塞である。

さらにその湖を囲い、包み込むように大きな岩が花びらのように咲き広がっている見える。

その為。通行できる道が限られており、外からの機屑物ガーベマジルによる進行を防ぎやすい要塞となっている。



夕暮れ前。3人は大きな桟橋さんばしを渡り、門兵がいる所へとやってきていた。



「何用だ?」



『旅をしている商人とその護衛なんですが〜。中に入れて頂けませんか?』


ユリニトがそう言うと、『ニコッ』っと門兵に笑顔を見せた。



「それは大変だったろう!」

「入っていいぞ!」


『ありがとうございます〜♩』

「ありがとう!」

「感謝する」


各々がお礼をし、街へと入っていった。



─────────────────────────



門を通り過ぎると、サーチが小声で話しかけていた。



「なんかさ、ここの門兵ゆるくなかった?」

鉄屑要塞スクラアイフォートレスのときは厳しかったような」


『そうかい?』

『まあ、ここはあまり機屑物が入ってこれないからね〜。普段から警戒心が低めなんじゃないかな?』


「ふ〜ん。いざって時大変なことになりそうだな〜」



『それってフラグかな……?』


「フラグ?なにそれ?」



『あ、いや。なんでもないよ〜ハハハッ〜♩』


門を過ぎた目の前には、まっしろの壁でできた建物が多くあり、青空の景色もあいまって、とても美しい光景が広がっていた。



「うわぁぁぁ〜〜!!スゲェ〜〜!!」

「こんなキレイな街初めてだ!」


「それに人々が、自由に外で生活してるぞ!」



「もし、機屑物ガーベマジルが現れたらどうするんだろ?」


サーチの疑問にユリニトが答える。



『ここは比較的──冒険者が多い街だからなんとかなるんじゃないかな〜?』



「そうなのか?冒険者はみんな強いの?」


                     ・

『う〜ん……。冒険者っていってもね。王国の九天星くてんせいみたいな聖騎士パラディンほどの強さを持った人はいないよ〜』


                  ・・

「ん?…くてんせいって?今の聖騎士は八人だろ?」




『あっ……。えーっと……』


『チラッ』と、アストラの方を見るユリニトは、特に何も感じなかった為。話を続けた。



『今代の天星も、元々は"九人"だったんだよ。』

『……理由は分からないけど、今はもう一人辞めちゃったんだ』


再び横目でアストラを見るが、アストラは特に反応しなかった。



「そうか。辞めちゃったのか……。」

「今も生きてるのかな」


アストラは少しだけうつむき、無言のまま話を聞いていた。



「でもさ、世界に名をせるようなヤツが、そんなゴロゴロいたらさ」

「とっくに機屑物ガーベマジルから、この世界を取り戻してるよな!」



『確かに………そうかもしれないね〜』


少しだけ沈黙した雰囲気の中。サーチは再び喋り始めた。



「よし!」

「とりあえず、聖屑札サンクチュアリを買って、先に進むとしますか!!」



『そうだね!』

『なら、ボクは馬を一旦預けて、買い物にでも行こうかな♩』


『サーチくんとアストラさんはどうするの?』



「ワタシは情報収集をする。」


「オレは聖屑札サンクチュアリを探そうかな!」



『みんなバラバラ行動だね!じゃあ、二時間後に宿屋やどやで集合しようか!』


『宿の場所は"ココ"だよ!前に商売で来たことがあるからね、ボクが話をつけておくよ〜♩』


と、2人に簡略化した地図を渡す。




「分かった!じゃあ、また後でなー!」


『うん♩』「ああ」



そうして3人は、各自行動を開始するのであった。



最後まで読んでいただき、ありがとうございます!


─裏メモ。─


発光苔(ルミモス)の由来。


蛍光 ルミネセント

苔 モス


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ