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召喚されて骨  作者: わいとー
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21.ペンタゴン集結

21.ペンタゴン集結


露店めぐりをして、のんびり宿で過ごした翌日。

ペンタゴンとの顔合わせのためギルドにやってきた。


有名クランで、めったに集まらない5人組が集まるということで、ギルドは人だかりができていた。面倒なので、宿に戻って貴賓室まで転移した。

既にペンタゴンの5人と3人の準会員が居るのは千里眼で確認していたので、相手が驚く以外は特に問題も無く入ることができた。


とりあえず挨拶からでいいか。

「驚かせて申し訳ない。

私たちがパーティー:アマテラスです。

私は斥候のワイト。

こちらが前衛のリーナ。

この子が後衛のリリーです

今日はよろしくお願いします」

そう言って頭を下げる。

「「よろしくおねがいします (まーす!)」」

リーナとリリーも続いて挨拶する。

リリーは元気があって大変よろしい。


ペンタゴンの皆さんがあっけにとられたようなかをして固まってらっしゃる。

何かあったのだろうか?


そういえば、転移ってフーリン老クラスの魔道士でもショボ転移しか出来ないんだっけか?

いや、でもここに居るの転生者だし、チート満載だろうから出来るよね?



「約束通りに来ていただいてありがとうございます。

ワイトさん。」

佐藤さんが答えてくれた。

結構な間があったが調子が悪いのかな?


「こちらこそ、まさか全員が着ていただけるとは思いませんでしたので、こちらもびっくりしましたよ」

「みんな、久しぶりの日本人に興味を引かれたのですよ」

「そうですか、では改めて転生者の皆さんには自己紹介させてもらいましょうか。」


おれは改めて自己紹介を行った。

地球での本名も含めて。

自分のステータスではすでに個体名は「ワイト」になってしまったから、和絃と名乗るのは久しぶりだった。


某通販サイトの書籍集積所が近所だったため、注文から5分で本が届いたことがある。

なんていうネタ話をこの世界で出来るとは思いもしなかった。

相手の自己紹介の前に、だいぶ談笑してしまった。

自分のいなくなった7年後には宅配便が小型のラジコンヘリで届くようになるとは思ってもみなかったよ。


リーナとリリーも自己紹介したが、やはり、あまり興味はなさそうだ。

彼らにとって、同じ日本人というのは大きなことなんだろう。


「では、遅くなりましたが僕らも改めて自己紹介をしましょう。

前も名乗りましたが、僕は佐藤玄です。

クランペンタゴンのマスターです。

前はソロで活動していると言いましたが、バックアップをそこの二人にやってもらっています。

長身の彼がガッツ。

隣の女性がキャラです。

二人にはクランの資産管理や事務仕事を任せています」

「よろしく」「よろしくね」

どちらも、冒険に出るような感じではなかったがそういうことか。

たしかに、少人数とはいえ組織である以上そういう仕事もあるんだな。

挨拶を返しつつ感心していると。


「つぎは、私だな。

私はロードと名乗っている。

見ての通り魔法特化で転生したハイエルフだ」

リリー並みのロリッ子だ。

長命な種族に転生して長いことも時代を過ごす話を読んだことがあるが、こんな感じなのか……。

リリーが友達見つけたような眼をしている。

キラキラ超えてシャインシャインのやつね。


「りりーといっしょでちっちゃいね!」

「小さくても大人だからお前とは違うぞ!」

「でもちっちゃいよー?りりーといっしょ!」

「うぅぅ…」


なんかかわいそうになってきたな。

「リリー、ロードさんが困っているだろう?」

「ろーどちゃんこまっちゃたの?りりーのせい?

ごめんねー」

「ロードさん、リリーがすみません。

子供のしたことです、許してもらえませんか?」


なんか余計状況悪くなった気がしないでもない。

おかしいな……。


「もともと困って無い!」

ロードさんはほっぺを膨らませてぷりぷりと怒ってしまった。

ほかの連中は笑いをこらえるので大変そうだし放っておこう。


ロードさんとのファーストコンタクトは少々悪い結果になってしまったかもしれない。

しかたないね。


「次は俺様だな」

そう言って、仮面の全身黒エナメルが名乗りを上げた。

テカテカだ。あと3歩くらい下がってほしい。

「俺様はデス・ファントム!

死をつかさどるアンデットの王だ。

後ろのファントム・ナイトと行動している

おまえもアンデットなんだろ!

よろしくやろーぜ!」


とても第二の人生を楽しんでそうなのが出てきたな。

おれにはあんな変態的な格好で、あからさまに夜の生活謳歌してますっていうような従者を連れて歩けない。

ファントム・ナイトの見た目は超ハイレグのビキニアーマーだ。

リリーが「あれつくってー」とか言ってるけどダメです。

教育上あまりよろしくない奴のようだ。



「では、バカの紹介も終わったようだし、わしの番としよう。」

スライムですね。わかります。

白いひげとまゆ毛の生えたと緑の大玉がそこに居る。

「わしはボロボロス。見ての通りスライムじゃ。

君から見たら未来人の転生者になるのかのう。

こんななりではあるが、わしの専門は情報の収集じゃ。

あとで、ワイト君に鑑定をかけてもいいかのう?

無論わしも君の鑑定を受けるつもりだ」


ペンタゴンの参謀か目のような役割だろうか?

情報特化なのかもしれないが、スライムが弱いのはゲームの中だけだというのが、異世界物の鉄則だ。

油断はできない。

鑑定を受けるというのも、情報戦で負けることは無いという自信の表れかもしれない。


「鑑定は受けましょう。

お互いに無駄な不信の種は潰すべきでしょうしね。

ただ、あなたからほかに伝わるのであれば、ほかの方たちも鑑定させていただきたい。

佐藤さんは以前させていただいたので結構ですが」

「一理あるのう。

みなどうだろう?」

「「「かまわない (さ)(ぞ)」」」


ペンタゴン5人のうち3人は人外だ。

いまさら、お互い隠し事も面倒の種だろう。

どの道、仲間は必要だ。ここで一度腹を決めよう。

「リーナとリリーもいいか?」

「ええ、構わないわ」

「いいよー、みんななかま?」

「そうだな、ペンタゴンのみんなは仲間だ」


そういうと、部屋の空気は一気に軽くなった。

なんかあったのか?


「よし、じゃああたしが最後かな

あたしはウルトラバイオレット。

みんなはUVって呼んでるよ!」

活発そうな女性だ。

肉体年齢はリーナとそう変わらないだろう。

「今は人の姿だが、これでもドッペルゲンガーっていう魔人さ。

まぁ、姿かたちをまねしても特殊なスキルやギフトはまねできないから、あんまり役に立ってないけどね!」

ドッペルさんかー、変身対象の専用装備を使えるのなら、最悪リーナやリリーに危険が及ぶか?

ちょっと時止めて対策しとこう。

終わった。


UVさんの能力ではそもそも、人の専用装備は装備できなかったけど。

一応、リーナとリリーの装備には対策しといたぜ。


とくにリリーの装備は完全フリーだったから、今回のことで見直してよかったわ。


時間停止に気付いた様子のやつはいないな。

ボロボロスさんも気付いていないのであれば、ほかには無理か?

ロードさんは気付くかなーって期待してたんだがなぁ。


「自己紹介も終わったことじゃし、お互いに鑑定と行くかの!

いやぁ、いつになってもこういうのは楽しくてたまらんのじゃよ」

「何となくわかります。

異世界来たなーって感じしますもんねー」


そうして、お互いに向かって鑑定をかけた。

今回は偽装はしていない。

ついでに自分たちも鑑定しとこう。

リーナの進化がちゃんと終わったかも確認したいし。


「「鑑定」」


おれとボロボロスさんはお互いの仲間たちを鑑定した。




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