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世界最高のパティシエ〜罪深き男の奮闘物語〜  作者: 茄子の皮
ローズマリン伯爵家御用達店
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奴隷商人

 商業ギルドへ報告すると、すぐに調査すると言ってくれた。

 ローズマリン伯爵家御用達の効果が高いのだろう。


 ジェットさんとジルさんはご機嫌で帰っていき、明日からはネオンライトで依頼を受けるみたいだ。


 ダンバルさんもネオンライトで依頼を受けるみたいなので、別行動となった。2週間後のオークションまでは暇になってしまった。


 アリスと部屋でのんびりしていても暇なので、ネオンライトの街を食べ歩きに出かける。


 ネオンライトの屋台に行き、珍しい食べ物や飲み物を食べて過ごしていると、身なりの悪い男に声をかけられた。


「坊っちゃん奴隷に興味は無いかね。安くしてるよ。」

 この汚い男は奴隷商人なのか。


「どんな奴隷がいるんだ?」


「へっへっ。それは見てのお楽しみよ。」


 男について行くと裏路地の店に到着した。


「あっしは獣人専門の奴隷商でさ。」

 店の中には檻に入れられた獣人達がいた。


 犬や猫の獣人かな?

 子供が多いな。あっちはトカゲ人か?リザードマンって言うんだっけか。

 親子の奴隷もいるな。気分が悪くなってきた。

 値段は10万エルから一番高くて1000万エルか。


「どうだい?いいやつはいるか?」


「いや。いないな。」

 嫌なやつはいるな。お前が一番ムカつくな。アリスも不機嫌になっているのが分かる。


 でもな。理由があって奴隷になっているんだし、俺が何をしても無駄だよな。


 自己満足でこれだけはやっていこうかな。


「クリーン」

 奴隷全員に魔法を使い、汚れを落としていく。檻も奴隷も汚いし、あと奴隷商も汚いからお前もクリーンだ。


 汚れが消えて気持ちがスッキリした。


「買わないけど、清潔にしたから。また欲しくなったらくるよ。」


 奴隷商人はお礼を言ってくれたが、お前がやるべきことだろ。


 気分が悪くなってきた。歩いているとまた他の奴隷商人から声を掛けられた。

 まったく嫌になるな。


 とてもまともな奴隷商人に見えないので、断って進む。


 もう大通りしか歩かない。

 でもカカオを発見できたから、これでチョコレートを作れるな。


 でも大人しくしてよう。


 宿に引きこもり生活が始まった。


毎日朝7時に次話投稿しています。


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