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世界最高のパティシエ〜罪深き男の奮闘物語〜  作者: 茄子の皮
お菓子屋キャンディスイーツ
29/95

キャラメル

 今日は店の厨房で新商品を作る事にする。


 店に行くと冒険者の皆さんからお礼を言われた。報酬を10000エルにしたので、2人で分けると5000エルの収入になるのだ。


 ダンバルさんは、今日は冒険者ギルドで依頼を受けるので休みらしい。


 俺はさっそく厨房で仕事を始める。

 まずはクッキーと飴玉を作成する。この2つとジャムは多めに作ってもすぐに悪くならないので、マジックバックに入れておいても問題ない。


 フルーツジュースを冷やす魔法道具は、明日から使ってもらう予定だ。ケーキを入れる魔法道具は厨房に置いておく。食材を冷やすのにも使えるので便利になるだろう。


 まずはキャラメルから作っていこうかな。

 砂糖は魔力を込めれば必要ないので、ミルクとバターをマジックバックから取り出す。バターはパティシエスキルのおかげで作る事に成功したのでミルクで生クリームを作れば材料が完成する。。


 クッキーの型に流し込み、魔力を込めて火魔法で調理すれば完成だ。


 この型で作れば一回に50個完成する。型を増やし練習すれば、一回に250個完成した。


「いくらで売ろうかな。」

 考えていると、ジェーンさんが厨房に入ってきた。そろそろお昼の準備をするみたいだ。


「店長これは、キャラメルですか?」


「そうですよ。1つどうぞ。」


 ジェーンさんは、笑顔で食べてくれた。俺も食べたが、ロイヤルスイーツ商会のキャラメルよりも甘くできたと思う。


「美味しいですね!キャラメルクリームにして、パンにつけたいです!」


 キャラメルクリームか。火魔法で固さを調整すれば、出来そうだが、時間と共に固くなりそうだな。


「そうですね。ひとまずこのキャラメル10個でいくらなら買いますか?」


 ジェーンさんが頭を左右に揺らしながら考えている。

 ロイヤルスイーツ商会が10個で1000円だから、それよりは安くしたい。


「そうですね。500エルならだいたいのお客さんは、買っていくとおもいます。」


 500エルか。丁度いいかな。


「分かりました。午後から売ってみましょう。」

 クッキーのビンに10個500エルで販売だ。ビンを返却すれば、50エル返還する。ビンを新しいデザインで作らないといけないな。


 ジェーンさんが作ってくれた昼食をたべて、鍛冶屋へ注文にいく。キャラメル用のビンを注文してきた。

 ジェーンさんにクリーンのスキルブックを渡すと、「ありがとうございます!食器を洗うのが楽になります!」と喜ばれ、覚えてもらう事になった。


 午後からは、スキルブックを眺め、3時間ほどでクリーンの魔法を使える様になっている。


 店は俺がいなくても在庫があれば問題ないので、少し魔法の練習でもしてみようかな。



 そんな1日の売上は、80万エルを越えていた。

 キャラメルの売上が良かったらしい。









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