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間章
「ジャ...ジャンヌ様。シーナを聖剣騎士団に迎えるのは本当ですか?」
3人が部屋を出た後、マリアンヌが不安そうに尋ねる。
「あぁ、彼女が望めばな」
ジャンヌはふぅと一息つきながら答えた。
「そりゃあジェイガンのしちまうほどの強さだけど、おれら相手にケンカ売るようなやつだぞ?」
「一言余計だ」
ニヤニヤしながら告げるデュノワールをジェイガンは睨みつけた。
「うーん、どうなんでしょう?」
「そうだね...。あの3人、まだ結成して日は浅いけどそれなりの結束はあるように感じるよ。彼女がうちにくるかは五分五分ぐらいかと」
ハミエルは考え込みながら告げた。
「どちらにせよ、今回の任務次第.......だな」
そう言ってジャンヌはふっと伸びをする。そしてジャンヌの程よい大きさの胸が強調される。
デュノワールは鼻の下を伸ばし、それを見たマリアンヌはデュノワールをガンと殴りつけた。
「どちらに転んでもあの3人にはよくしてやってくれ。シーナについても各自思うところはあるだろうが、よろしく頼むよ」
「「「「「了解!」」」」」
そう言って解散となるのだった。