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キミの声  作者: AYA
14/14

過去との決別

どんなに辛い事があっても

明日なんか来て欲しくないと思っても

必ず日は昇って次の朝が来る


起床時間を知らせる携帯のアラームがそれを知らせる

ベッドの下に落とした携帯を拾いアラームを消す

待ち受け画面上には佐々木君からのメッセージが幾つかあるのが表示されていた


昨日勝手に帰ってしまった事やメッセージを返してない事を謝らなければならないのに

どうしたら良いのか自分でもわからない…

こんな僕を佐々木君は呆れてもう一層何も無かった頃に戻って欲しいとさえ思ってしまう


本当はそんな事になったら辛くて仕方ない癖に…

僕はいつも逃げてばかり

中学校時代のあの辛い過去も、もう少し自分が何か行動を起こせば変わってたかも知れないのに

僕は自分がこれ以上傷つきたくないばかりに

逃げて、結局京弥が先輩を殴ってしまって

それ以降先輩とは顔も合わさないまま卒業してしまった


そして、今も又同じ様に佐々木君と顔を合わさずに済ましてしまいたいと逃げてしまいたいと思う自分がいる


「このままじゃダメだって分かってるよ…」


誰に言う訳でも無く独り言ちる

でも…どんな反応が返って来るのか怖い

臆病な気持ちがどんどん膨らんでしまう


学校に行くのが嫌になるなんて久しぶりだ…

だからと言ってこの進路がかかっている大事な時期に休む訳にも行かないし、母親に心配かける訳にもいかない


学校に行く準備をしようとベッドの中から、のっそり起き上がり佐々木君からのメッセージを返さないまま携帯をじっと見ていると

自室のドアが開き、何とも言えない顔をした京弥が入って来た


「学校…休むのか?」


京弥は僕の表情を見て気遣う様な声音で聞いてきた

僕はふるふると首を左右に振り


「…休まないよ…お母さんに余計な心配かけたくないし、佐々木君にも昨日の事謝らないと…」


こういう時、僕に対して京弥はいつもみたいに無理強いしたり意見したり余計な事は言わない

京弥なりの優しさなのだと分かってるからこそ余計に申し訳無くなる


「ごめんね…いつも京ちゃんに心配かけて…でも、大丈夫だから」


京弥を見ながら出来るだけ明るく言うと、京弥は僕の頭を撫でながら


「何の為にオレがいると思ってんだつーの、どんだけの年数お前の幼なじみやってるんだよ」


「京ちゃん…」


「それに!全然大丈夫!って顔して無いのに無理すんなよ、な?」


日頃は俺様で暴言ばっかりの癖に本当に弱ってる時はとことん甘い僕の幼なじみ

だけど、いつまでも甘えてる訳にもいかない


「だけど…このまま佐々木君に何も言わないままじゃ、逃げてばかりじゃ駄目なんだよ…」


そうだよ…僕は昔の自分から変わらなきゃ!

高校生活もあと少しなんだし、その後は

佐々木君とも京弥とも離れる事になるんだから!

一人立ち出来ないままじゃ、昔の自分に囚われ過ぎてもいけない


「奈央…」


京弥の心配する気持ちも分かるだけに、今度こそちゃんと笑って「大丈夫!」と言うと

京弥は僕の頭から手を離すと


「じゃあ、学校行くか!下で待っててやるから」


「うん!ありがとう。京ちゃん」


そう言うと京弥は「早く用意しろよ!」と言うとドアを閉めた


僕も急いで学校に行く用意をしながら、佐々木君には直接謝ろうと携帯を制服のポケットに入れた

ひぃぃー!!!

次は最終話とか大嘘つきました!!!

トリプルアクセル土下座 ○| ̄|_=3


こんばんは

AYAです。

最終話にならず更新となりました

書いていると奈央の気持ちとリンクする部分があってどうしても一旦区切りをつけたくて( ̄▽ ̄;)ハハ……

言い訳に過ぎないですね…

春休みと言う事で息子が常に居る状態で集中出来なくてお布団の中でポチポチと書き進めておりました笑

さてさてそんな事は置いといて!

短くなりましたが、又読んで頂けると幸い至極です

では。次の更新まで



AYA

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