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リロード  作者: 黒十二色
第二部:RE LOAD
24/125

幕間_その4_再装填

視点:加賀遊規→級長

 こんな舞台には立たない。茶番劇には付き合えない。

 いつだっただろうか、そんな舞台の、中心にいることに気付いたのは。


 約束という名の銃弾を全て発射し終えたピストルは、その役目を終えた。

 木の机に置かれていたピストルがあった。


 私は新しく弾を込めて、そのピストルを手に取った。


 ――私は何をしているんだろう。

 ぼやけた頭はぼやけたままで。


 ――私は何を考えているんだろう。

 あいつが私の手を取って、主人公のように私を引っ張る。


 私にそんな権利があるの?

「ただの人形」

 そう言われた私を

「人殺し」

 そう言ったのはお前だ。


 ピストルは知らない。銃弾の貫いた物を。貫いた先を。


 私という名のピストルも、銃弾を発射する。

 誰かに当たることを、夢見て

 あいつに当たることを夢見て。




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