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幕間_その4_再装填
視点:加賀遊規→級長
こんな舞台には立たない。茶番劇には付き合えない。
いつだっただろうか、そんな舞台の、中心にいることに気付いたのは。
約束という名の銃弾を全て発射し終えたピストルは、その役目を終えた。
木の机に置かれていたピストルがあった。
私は新しく弾を込めて、そのピストルを手に取った。
――私は何をしているんだろう。
ぼやけた頭はぼやけたままで。
――私は何を考えているんだろう。
あいつが私の手を取って、主人公のように私を引っ張る。
私にそんな権利があるの?
「ただの人形」
そう言われた私を
「人殺し」
そう言ったのはお前だ。
ピストルは知らない。銃弾の貫いた物を。貫いた先を。
私という名のピストルも、銃弾を発射する。
誰かに当たることを、夢見て
あいつに当たることを夢見て。




