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ゆめちゃんと猫ちゃんず  作者: ももやまゆめ
12/12

閑話 猫ちゃんず④ジャム(ティー)

今回の猫はティーです。

ティーの1日をお楽しみ下さい。

ティーの棲家は住宅地から少し離れた所にある

大きな敷地にある一軒家。母屋の他に蔵や作業小屋ガレージがある。まぁ農家のお家だ。

ティーはここではジャムとよばれている。

本人はもう少しかっこいいのがよかったなと思ってる。


ジャムとご主人様の朝は早い。

少し離れた所にある牛舎へ行くためだ。

朝はご主人様達が牛数十頭の世話をする。

車に乗せられついて行く。

ご主人様達が世話をしている間牛舎の中や周りの見回りをする。警備員のように。


何かあるかな?誰かいないかな?

よし、今日も異常無しだ。


「おーい。ジャムー。帰るぞー。」

おっご主人様が呼んでる。

早く行かなくちゃ。

「にゃーん。にゃーん。」


「よーしよーし。帰ったら朝飯たべっぺなぁ。」

ご主人様が抱きかかえ車に乗せられ棲家に帰る。それからご飯の時間だ。


家族揃ってご飯を食べる。

お母さん、今日のご飯はなぁに?

「さあ、食べるべ。ジャムはこれだよ。かつお節たっぷりかけだからね。」


あっほんとだぁー。かつお節美味しいー。

みんなと食べるからとても美味しいねー。


ご主人様達はまた牛舎に行ったみたい。僕はちょっとお昼寝をしてーあとはーどうしようかな。そう言いながら座布団の上で寝てしまう。


ふぁーっ!そろそろおきて散歩に行くかー。

今日は原っぱに行こうかなー


台所の勝手口からそっと出かける。

庭を横切り垣根を超えて道に出る。

田んぼのあぜ道を通って坂を登って住宅地を横切ってその先に広い原っぱがある。


途中、白い猫がこちらへ向かってやって来た

「ごきげんよう。薄茶さん。」

「こんにちは。白いのさん。」

「今日はどちらに?」

「僕は原っぱに行くんだー。」

「私は池に行くところ。」

「天気がいいからピカピカしてるだろうね。」

「そうそう。原っぱも草がピカピカしてるでしょう?」

「ピカピカはいいよねー。」

「そうよねー。それではごきげんよう。」

「じゃーねー。」

人間には「にゃーにゃー」「にゃーん」としか聞こえないが二匹はちゃんと話をしている。


住宅地を横切りその先へ向かう。

柵を越えれば原っぱだ。

実はこの原っぱ、朝の牛舎の裏にある牧草地。今日のような天気がいい時は、牛が放牧されてる。ご主人様はジャムが来ていると気がついているがそのままにしている。


牛さんこんにちはー。朝ご飯食べたー?

そういえば、そろそろ赤ちゃん産まれるころでしょう?えー今晩か明日の朝?

じゃあ明日の朝にはまた来るからね。

牛さんの赤ちゃんは大きいけど可愛いよねー。

生まれたら挨拶したいなー。


それから、ジャムは赤ちゃんに会いにこの原っぱに頻繁に通うようになる。


後日、このお気に入りの原っぱで、緑の羽がついた小さな人間と出会う。

これがジャムと虹の妖精との出会いであった。


原っぱで虫を追いかけ、鳥と戯れて遊んだ。

しばらく遊んだ後ジャムは来た道を棲家に向かって歩く


あー面白かったーそろそろお腹も減ったな。

お母さんいるかなー?


家の庭までやって来た。

もう、お父さんの車が戻って来ていた。

裏の勝手口から家の中そぉっとに入る

居間ではお父さんとお母さんがお茶を飲んで休んでいた。


「おや、ジャム帰って来たんだな。」

「おやつでも食べっか?」

そう言ってお母さんは小さいお魚のお菓子をくれた。

「にゃーん。」


お母さん、僕におやつを分けてくれた。

これ美味しい。もっとちょうだい!

「にゃーん。」


「なんだべ。気に入ったか?」

そうして、もうひとつ。

「にゃーん」


「あんまり食べたら晩ご飯食べられなくなっちまうよ。おしまいにするべな。」

そう言ってもう一個をくれた。

「にゃーん」


これ、ゆめちゃんがくれる煮干しに似てるけど小さくてちょっと甘い味がするな。

美味しかったー。後でまたちょうだいね。

さて、お昼寝しよう。


ジャムは縁側の座布団の上で丸まってお昼寝をした。

お父さんはまた、牛舎に行くみたいだ。


そういえば、牛さんの赤ちゃんが産まれそうだって言ってたなー。


夕方になってお母さんからご飯をもらった。

「今夜はお父さん、牛舎に泊まるんだよ。これからお父さんに晩ご飯持っていってやらねぇとな。ジャム、一緒に行くか?」


「にゃーん」

もちろん行くよー


「そうかーじゃぁ一緒に行くべなー。」

お母さんはジャムを抱っこして車に乗せた。

牛舎に着くとお父さんはジャムをみて、

「ジャム、お前も来たか。」そう言って抱っこした。


夜も更けてきた。

「まだまだ、かかりそうだな。お母さん、ジャムをうちに連れていってくれ。ジャムは家でまってろな。」

そして、お母さんに車に乗せられて棲家へ帰った。


「今日はお父さんがいないからジャムはひとりで寝てな。寂しかったらお母さんと寝るか?」


寂しいのはお母さんの方でしょ?

僕、たまにはお母さんと寝てあげてもいいよ。


「朝には牛の赤ちゃん産まれてっとといいねぇ。」そう言ってお母さんは一緒に布団に入った。


そうだね。赤ちゃん楽しみだねー

「にゃーん」


次の日の朝、無事に牛さんに赤ちゃんが産まれた。お父さんは少し疲れた顔をしていたけど

嬉しそうだった。




ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


ジャムのご主人様と家族


*お父さん 夫婦で畜産業を営んでいる。

朝早くから夜まで牛の世話をしている。

働き者。時々、トラクターに乗せてくれる。

寝る時はいつも一緒に寝る。


*お母さん お父さんと一緒に牛の世話をしている。家の事もしている。こちらも働き者。ジャムにご飯をくれる。時々おやつもくれる。優しい人。


ジャムはふたりとも大好きなので両方がご主人様だと思っている。


☆お父さんとお母さんには子供がいる。

独立した社会人の息子と大学生の息子。

そして、嫁に行った娘がいる。

いずれも遠くで生活しているので普段は家に いない。帰省するのはお盆や正月ぐらい。

来年には孫が生まれる予定。 


登場猫

「ティー」 緑色の妖精

ミルクティーのような茶色の毛、鼻先と四本の足先と耳の先が濃い茶色、濃茶の目。シャム猫 男の子

ゆめちゃんはミルクティー色だからティーと呼んでいる

本当はジャム シャムがなまってジャムお父さんがつけた。

*棲家から離れたところにある牛舎や牧草地で

遊ぶのが好き


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