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人に非ず怪物に非ず(仮)  作者: 鳥ノ
1章 夏休み 
9/39

8話 意味

 暑いアリーナでの

 閉会式が終わる

 これで

 皆

 課題と言う

 ()と共に

 楽しい?

 夏休みが開始した







「これで

 お前等の大好きな

 夏休みだ

 どこか遠出する

 予定のあるやつは

 先生に

 御土産をくれるのは

 嬉しい

 が

 き・ち・ん・と

 した

 御土産を

 もってくるように!

 前みたいに

 皆して

 石を持ってくんなよ

 笑えないからなぁ!」

 そう言いながら

 笑っている

「「「「「「はーい(笑)」」」」」

 学級の皆もクスクスとしている

(嗚呼・・

 良い先生ねぇ

 前の事

 根に持っている様だけど

 お前達は

 酷いわねぇ

 石って・・・

 哀れに思えてきたよ)

(私は何も渡して無いわよ?)

(はぁ

 土産ぐらい

 盗って来れば

 良いじゃないか

 仮にも

 先生だろう?)

(盗った物を

 先生に上げるのも

 どうなの?)

(それも

 そうだったわねぇ

 私達(怪物)の感覚で話していたわ)

(貴方の場合

 食べ尽くすの

 間違いじゃないの?

 そもそも

 貴方が土産を持っていくような

 相手

 居るのかしら?)

(居るよ!

 失礼な

 私も友好的に

 接してきた

 相手ぐらいねぇ)

(へぇ

 じゃあ

 それは

 誰なの?)

(【腐敗】

 【絶食】

 【鬼神】  

 【妖王】

 こんなところねぇ)

(良くは

 分からない 

 けど

 凄そうな

 名前だわ)

(実際

 凄いやつ等だからねぇ

 【腐敗】は過去に

 国を滅ぼしているし

 【絶食】は能力こそ強く無いが

 無尽蔵の気を持っているねぇ

 【鬼神】は隕石を粉砕するほどの圧倒的な

 怪力を持っているから

 怒らせたくは無い相手ねぇ

 【妖王】は知識に明るく

 妖怪達を統べているよ

 まあ

 私、

 【空腹】ほど

 強くは無いんだけどねぇ)

(それは

 貴方が強すぎるのよ

 大都市を

 壊滅寸前に追い込み

 私を瀕死に追い込んだ

 唯一の存在

 たぶん私が

 あの場に居なければ

 この国自体

 今ごろ

 貴方のお腹の中よ)

(褒めているのか?

 それは

 なら

 私と

 あそこまで

 殺り合えたのも

 お前が初めてだったよ

 こんな事に成るなんて

 思ってもいなかったけどねぇ)

(私も思ってもいなかったわよ・・

 貴方が友好的にか・・・

 会ってみようかしら

 その怪物に)

(なら

 【鬼神】のやつに

 会いたいねぇ)

(【鬼神】とは

 仲が良かったのかしら?)

(昔

 一緒に

 行動した事が

 あってねぇ

 その時から

 アイツの

 宴会に

 よく呼ばれたものさ

 懐かしいねぇ)

(ふぅん

 なら

 会っても

 良いわよ?)

(なんで

 そこまで

 私に良くする様になったのか

 分からないねぇ)

貴方達(怪物)

 興味がわいてきているのよ

 それが

 私の生きる意味に

 欲に

 なるかもしれないから)

(ああ

 そうなの

 変わったねぇ

 私と・・

 おっと

 触れないのが

 約束だったねぇ

 危ない危ない)

(それはそうと

 何処にいるの

 【鬼神】は

 言ってくれないと

 分からないわ?)

(それは

 家に

 帰ってからでも

 遅くは無いだろう?

 声が出せないと

 説明しづらいからねぇ) 

 















お読みいただき

ありがとうございました。


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