第9話 新空軍機
あとがきにアンケートをのせたので、ご協力ください。m(_ _)m
海軍の艦の建造計画は大幅に変わっていた。
これからの戦争は、海軍は戦艦ではなく、航空機で戦わなければならないということだ。つまり、航空主兵装論に移るということだ。
これは、未来のデータから明らかだったのだ。
これに大艦巨砲主義を唱える人々は、落胆した 。
新な航空機の開発が急がれていた。
新戦闘機として戦略諜報軍つまり、日本国防軍が空軍に提案したのは、海軍が作る予定の一八式局長戦闘機を改造し、長距離と飛べるようにする計画である。その為に従来の設計に比べ大型化した。
こうしてレシプロ機最強の戦闘機が開発された。
ちなみに、この零戦は零式艦上戦闘機二一型とはちがい、
防弾性能はきちんとついていた。
制式名称 零式艦上戦闘機九九型
搭乗員 1名
全幅 11.114m →13.4m(折り畳み時5.2m)
全長 9.76m→11.5m
全高 3.55m→4.2m(折り畳み時4.35m)
自重 3,525kg→3800㎏
正規全備重量 4,950kg→5300㎏
最高速度 750㎞/h 高度8,700m時
→ 775㎞/h 高度9,000m時
巡航速度 425km/h→456km/h
航続距離 1000km~2000km
→ 1500km~2500km
実用上昇限度 12000m→13580m
主要装備 甲型:35mm機関砲二挺 弾薬各200発
または、 乙型:20mm機関銃三挺 弾薬各300発
どちらも胴体埋め込み式
追加装備 増槽 / 44式空対空憤進弾x3
(この憤進弾ができるのは、戦争が始まってからである。ちなみに憤進弾x2+増槽もできる。)
また、零式戦闘機99型としても地上運用せれた。
単に翼が折れないものが作られた。
これは、零式戦闘機99型丙型とされた。
また、航続距離を縮めた代わりに重武装の機体を
零式戦闘機99型丁型とした。
※作者には、本当にこんな性能の機体ができるかは分かりません。あくまでも架空の話ということでご了承下さい。
海軍、陸軍、空軍共に試作されたこの戦闘機を見て最初は変わった形であることに驚いていた。
そして性能を見て、さらに驚いたのは言うまでもない。なんせ、零戦の倍もの高度まで上昇できるのだ。ただ、最初のうちはパイロットの中には、一撃離脱で戦わなければいけないこの戦闘機を嫌がる人もいた。この戦闘機は、スピードが出るため旋回性能はあまり良くなかったのだ。
しかし、このスピードを体感し、高高度までこんなにも早く上がれる機体に文句を言うものは直ぐにいなくなった。
震電には、専用の酸素マスクと飛行スーツが必要になり、それも量産された。
震電の生産は、流れ作業の半地下工場で三交替制で連日行われた。そのお陰かその工場では、1日に50機の生産が可能となった。
この工場には、女性労働者も取り入れ、力を使わない細かい作業を担当するようになった。
この工場は、三菱だけでなく、中島飛行機でも同様の工場が作られた。日本で1日に震電は、100機も生産されるようになったのである。
さらに空軍は、艦爆と艦攻の統一をした。
そして、新攻撃機を作った。正確には、国防軍からの提案だが。この新型機は、史実の流星艦上攻撃機をもとにして作られた。
史実の流星一一型との比較
制式名称 流星一一型 → 彗星三型
全幅14.40 m(主翼り畳み時8.30 m)
→15.20 m(主翼折り畳み時8.20 m)
全長11.49 m → 12.25 m
全高4.07 m → 4.15 m
自重3,614 kg → 3,875 kg
正規全備重量5,700 kg → 6,000 kg
最高速度542.6 km/h(高度6,200 m)
→ 551.7 km/h(高度6500 m)
上昇力6,000 m まで10分20秒
→ 上昇力7,000まで9分45秒
武装 翼内20 mm機銃2挺 → 翼内12.7 mm重機関銃2挺
後上方13 mm旋回機銃1挺 → 後上方12.7 mm重機関銃
爆装胴体500~800 kg爆弾1発
→ 800 kg徹甲誘導爆弾一発または500 kg誘導爆弾一発
または、三式誘導爆弾一発のどれか
250 kg爆弾2発 → 250 kg爆弾2発
翼下30-60kg爆弾4発 → 翼下30―60kg爆雷4発
雷装850~1,060kg魚雷1本
→ 4式誘導魚雷一本は、37式酸素魚雷一本
※作者には、本当にこんな性能の機体ができるかは分かりません。あくまでも架空の話ということでご了承下さい。
新型の艦上攻撃機は、97式艦上攻撃機に比べ遥かに扱いやすく、高高度まで登ることができ、さらに低速時のコントロールもしやすいという素晴らしい機体だった。その為に、艦攻乗りや艦爆乗りのどちらにも喜ばれた。
翼の折り畳み機構の付いていないタイプの機体も作られ、内地に配備された。
最後に爆撃機は、新たに設計せれた。
大日本帝国の双発爆撃機の性能はどれもそんなに高くなかったのだ。その為にそれを作ろうとは思われなかった。
国防軍は、爆撃機を持っていなかったので悩んだ。
その結果、自衛隊時代に使っていたプロペラ機発展型であるターボプロップエンジンを搭載した輸送機C-130ハーキュリーズを改良し爆撃機にした。
その性能は
制式名称 大型爆撃機銀河
乗員:6名
全長:25.7m
全幅:37.7m
全高:10.2m
空虚重量: 34,360kg
滑走距離:400-1,300m
最大離陸重量: 79,360kg
動力:アリソン・エンジン社製T56-A-15 ターボプロップのコピー番×4基
最大積載量: 19,250kg
最大速度:620km/h
巡航速度:560km/h
航続距離: 4500km(最大積載時)
実用上昇限度:10,000m
主要装備 : 上部12,7m重機関銃3挺
※作者には、本当にこんな性能の機体ができるかは分かりません。あくまでも架空の話ということでご了承下さい。
多くの爆弾を積載出きるため、とても強力な爆撃機となった。
新な輸送機としても活躍をした。爆弾を載せ、発射する機材をつけなければ、輸送機なのだ。
もともと輸送機だったからだか、空軍の一般兵士にそれに気づく人はいなかった。
アンケートにご協力ください。
お願いしますm(_ _)m
戦争が始まってから活躍する国防軍の戦艦『原子力戦艦やまと』についてです。
やまとの主砲は、レールガンを搭載しています。
やまとと言えばやはり三連装でしょうか?!
単装砲だったら『やまと』とはいえないと思うかたは、感想にΓ三連装がいい」と書いてください。
それによってやまとの性能が変わります。
ご協力お願いしますm(_ _)m
【修正】
零戦の武装を変えました。
甲型、乙型にしました。




