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ゼラニウム
夏の陽射しに抱かれ
少し心がとろけた
虚ろな瞳にあなたが映る
気持ちを仰向けには
出来ないほど怯えていた
地面を向いても
優しい光が溢れゆく
明るさがここにある限り
生きられる
真ん丸の顔を火照らせて
赤く燃えるあなたゼラニウム
暑さや青い空に見合った姿で
心から笑顔が溢れる今
淡い香り振りまいているのに
悪い虫が寄らないあなた
接することに何の摩擦もなくて
何の柵も生まれない
あの太陽よりも熱いあなたに
包まれて包まれていたいの
あなたのそばにいれば
燃えるくらいに熱いけど
それ以外ずっと
真冬の川にいるみたい
遠くから姿を見るだけ
でもいいの
艶やかに火照ったあなたの
皮膚を感じ歩く街並みは
氷雨が滲んで白さが溢れ出して
心臓の熱は籠り続ける
ああラブリ一が身体を
包んで唇に優しく力を
入れて潤いを確かめた
私に小春日のような温もりを
あなたはそっと与えてくれたから
忙しなく忙しなく揺れゆく
生まれるずっとずっと前から
感じていたような懐かしさがある
あなたの情熱が胸を突く
真ん丸の顔を火照らせて
赤く燃えるあなたゼラニウム
暑さや青い空に見合った姿で
心から笑顔が溢れる今
淡い香り振りまいているのに
悪い虫が寄らないあなた
接することに何の摩擦もなくて
何の柵も生まれない
あの太陽よりも熱いあなたに
包まれて包まれていたいの




