蘇るな過去
更新が遅れて申し訳ございません・・・
「じゃあいくわよ!死ぬなよ!」
エリーがたくさん弾幕を放ってくる。それをギリギリで避けていく。
いつになったら終わるんだ?こっちは人間なんだからいつか限界はくる。あんなスピードの弾が直撃したら・・・
頭によぎる光景を振り払い、ひたすら彼女の弾幕を避けることに集中する。
「くう・・・人間の癖にしぶとい!」
痺れを切らしたのか、よりいっそう攻撃が激しくなる。やめてくれ・・・
「うっ!?」
「あ・・・」
一つ、腹に命中した。痛い・・・かなり痛い。
「だ・・・大丈夫?ちょっとやりすぎたかな」
エリーが駆け寄ってくる。
・・・ちょっと?
その言葉に何かを感じた。
この痛みはその程度で済むものなのか?あの時の妖怪の苦痛に歪む顔が脳裏によぎる。
痛みが怒りに変わり、殺意に変わった。
外の世界で犯した罪をここでも繰り返してしまいそうになる・・・
「あああ・・・殺し・・・いや、しない。クソ!許さな・・・」
「ちょっと・・・どうしたの?」
すまない、エリー。あんたが全部悪い訳じゃないのに!
次の瞬間、ヘンリーはエリーの首を締めた。
「うぐっ!?な・・・なに・・・すんの・・・よ!」
人以上に力がある彼女でも、その手を振り解くことはできなかった。
「この野郎!この・・・この!」
怒りで頭がいっぱいだ!何も考えたくない!ただこの女を・・・
「えいっ!」
ヘンリーの体に電気が走り、倒れた。
解放されたエリーは床に手を付いて咳き込む。
「ケホッ!ケホッ!はあ・・・」
「大丈夫?」
前でエリーを心配そうに見ているのはくるみだった。
「なんとか・・・ふう。」
「何があったの!?」
エリーはくるみに一連の出来事を話した。
「そっか。こいつ、危ないヤツなのかな?」
「わかんない。でも何か理由がありそうよ。なんかわけわからんこと言ってた。とりあえず、寝かせよう」
そしてヘンリーは二人に夢幻館の奥の部屋に運ばれていった。




