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#1-15 地下空間に続く梯子にて


 カッカッ  カシャ・・・シュルルシュルル




 長い縦穴に備え付けされた鉄製の梯子降りる一組の男女、男が先導し梯子を降り、女が後に続く様に男の梯子の上から降りていた、2本のロープが男女の腰に機能的にフィットするように巻きつかれ梯子を降りるたびロープが伸びていく、最上部まで安全帯のロープが続き、梯子に掴まれた部分の突起が薄っすらと青くひかりこの長い縦穴の光源として男女の姿を照らしてた。




 「あの!絶対上見ないでくださいよ~!」

 「ッ・・・み、見ないから、それより安全帯あるとはいえ気をつけろ、踏み外すなよ」


 俺とピュティはあの後枯れ木付近を捜し、偽装されてた一つの大きなハッチを見つけた、ハッチはアリスによってロックは解除され、開けたハッチは底が見えないほどの深いマンホールの様な縦穴だった、試しにピュティが拾った魔鉱石を麻袋から取り出しその一つ投げ込んでみたが音の反響はなく、かなり穴は深いことが判る。

 ピュティの魔法でどうにか降りれないかと頼んでみたが、どゆうわけかこのハッチの向こう側を境界線として穴の向こう側に何故か魔法が出せないでいた、アリス曰く大気の魔素ナノマシンの管轄が違うため魔法を任意に操ることができない、さてどうしたもんかと悩んでたところに、備え付けられてたハッチのロックに梯子のマニュアル説明のファイルがあるとアリスが言う。

 そのマニュアルに従った手順にハッチを操作すると、マンホールの穴の中の壁の中から人が降りれる掴み梯子の様な突起が機械音と共にを底が見えない下まで走りこうして下までいく、また蓋として機能してたハッチには梯子墜落防止のための安全帯を内蔵していた、こうして俺たちは降りるための手段を得た。

 俺が梯子を先導して梯子を降り、上で待ってろと説得したもの勿論従う気などさらさらなく、俺に付いて来る気でいるピュティにを説得することを諦めて安全帯をつけさせ俺の後に続けさせた、穴はかなり深く結構な時間降りたのだがいまだに底が見えない、もしかしたら梯子はループしてるのではないのかという錯覚に陥る。


 「ピュティ!結構降りたけど腕疲れたならちゃんと言えよ、精霊アリスにロープ引っ張らせてすこし休めれるぞ」

 「大丈夫です、こうみえてもアウトドア派の魔法使いなんです!それより絶対上見ないでくだいよ!」

 

 どうやらあそこまで肌面積が多い服着てたとはいえ、やっぱり丸見えは恥ずかしいらしい、とそんな感じにさっきから俺に上を見るなとずっと釘をさしてくる・・・、だがピュティには申し訳ないのだが、実は何回か上をチラ見をした・・・、出来心とはいえピュティの内股の付け根に一つ艶ほくろがあることを知ったのはちょっとした自分の役得として心に留めておこう。

 

 「しかし、驚きました、私はもうあの街に住み着いて結構立ちましたが、近くの森にこんな地下神殿へ通じるような穴があったなんて・・・」


 梯子を降りながらピュティはそう感想を述べる、実際のところ俺が居たマリアの地下施設もあの街も比較的に近かったわけで、案外隠蔽されてる人工施設が結構この世界にあるのではないかと思える、仮にエルフが施設の入り口を見つけたとしても先ほどのハッチの様にロックされて入ることはできないだろう。


 「あぁ、俺も驚いたさ、ところでこれと似た様な穴の入り口かもしくは、その地下神殿ていうとこは他にもあるのか?」

 「えっと、このような穴は見るのは今回が初めてです、地下神殿て言うのも言い伝えで神話や《七色の使徒》の童話で度々その様な記述がされてるてだけで、私自身本物の地下神殿を見たことはないんです」

 「そっか、ピュティはその《七色の使徒》の童話書て持ってるか?あるなら今度見せてくれ興味があるから詳しく知りたい」

 「はい!勿論興味があるののなら、屋敷に戻ったらお見せしますよ!なんならいま私がここで解説しましょうか!」

 「いや、止めてくれ危ないから、梯子に集中してくれ」

 「うっ・・・」


 カッカッ  カシャ・・・


 それから暫く俺たちは梯子を降りていく、時間で約30分以上は梯子をずっと降りてた


 『マスター、すいませんが石を一つ投げてください』

 「お?判った」


 アリスに言われるがまま石を一つ片手でひょいと投げてみた・・・。




 コンッカッ  コロコロ・・・



 「おっ?」

 『どうやらマニュアルどおりの深度なら、もうそろそろ最下層にたどり着きます』


 永遠に続くかと思ったこの梯子もようやく終わりが見えてきた、俺たちが降りてる間やたら静かだと思っらアリスはどうやら穴の深度を数えてたみたいだ。


 「ピュティ喜べ!もうそろそろ地の底だ」

 「ほ、ほんとですか!はぅ・・・」


 ピュティも長時間梯子にしがみついてたせいか、大分精神を磨り減らしていったのが判る、言えばアリスにロープ引っ張って貰って休めたはずなのに、どうやら俺に気を遣って我慢してたみたいだ、もうすこしピュティを気にかけてあげるべきだったとちょっと心中反省した。


 「気を抜くなよ底が見えたとはいえ、まだ結構な高度だからな」

 「は、はい!・・・ッ!ふぁ、えぇぇええ」

 「ちょ!ピュティ大丈夫か」


 どうやら一瞬気が抜けてピュティは梯子を踏み違えたみたいだ、思わずずっと釘を刺されたこと破ってピュティがいる上を見た。

 ピュティは片足を梯子を踏み違え体勢を崩す、ピュティはパニックになったのか、間違えて手を離してしまい、下にいる俺目掛けて落ちてくる。


 「あぁぁ!アキラぁぁぁ」


 見上げたそこには、眼前に迫り来るピュティの姿・・・否、厳密にはピュティの尻が迫ってきた。


 「わぁぁ!ピュティ危ない!アリス!」 


 眼前に迫る尻、


 尻


 尻尻


 尻尻尻!


 

 ボフッ 

 


 「ひゃんん!」

 「ぐっ!!」


 ピュティはすべすべのお尻に俺の顔は敷かれてた。

 このままピュティの巻き添いで俺も落ちるかと思いきや、俺の腕はこれでもかていうぐらい力を込められ、脚の踏ん張りを起点に何とか落ちるピュティを顔で支えてた、ピュティは安全帯が作動しロープがピンと張って俺の首にかかるピュティの体重をかなり軽減していた。


 『マスター、梯子降り中に顔面騎乗位てなかなかマニアックですね』


 バカ言ってないで、ピュティ引き上げろて!


 『まっまっ、ここは落ち着いて、マスター深呼吸しましょう、はいスーハー』


 スーハー・・・

 アリスに吊られて深呼吸をしてしまった。


 「ひゃんあぁぁ?!あ、アキラ、スーハーやめてくだいぃぃ!」

 「あ、ち、違うんだ、ここれは」

 「ひゃぁぁ!やめてください、唇もぞもぞしててぇぇ、ああぁ!あぁああ!」


 何か喋ろうにも彼女のお尻に息を吹きかけてしまう、そのたびピュティは声にならない喘ぎ声がこの縦穴に木霊する、そんな俺の姿をアリスは楽しそうにニヤニヤ見ていた、アリスいいからはやくピュティの安全帯引き上げろ!





 ---




 大きな白を基調とした通路を壁沿いで一組の男女歩いてた。

 あのあと梯子を降りいくつもの電子扉を解除し、たどり着いたのは巨大地下人工空洞ジオフロントだった、天井はビル約30階ほどの高さで広さも野球場ぐらいあるんじゃないかというぐらいの通路に出た。


 「凄いです!こんな地下深くにほんとに神殿があったなんて!」

 「神殿てより・・・なんかの地下基地みたいだな・・・」

 「ん?」

 「あ、いやなんでもない、はは!」 


 ピュティは先ほど梯子ですり減らした心もなんのその、ただただ広いこの巨大な不思議な通路に心躍らせていた、マリアの施設で目覚めたときにも見たが、壁そのもの自体が白く光り、全方位から光に照らされてる不思議な感覚だった。

 巨大な通路の壁から梯子伝いで降りて来た俺たちは左右どっちへいくべきか困った、アリスがこの施設のいるかもしれないAIに伺いを立てたところ、相変わらず通信の暗号化でチャンネルでの意思疎通ができないでいた、ある程度AIのコアに近づかないと会話ができないみたいだ、様は人間と同じ面と向かって会う以外方法がないわけだ。

 とりあえずここは一つ迷路の右手法に乗っ取り、俺たちは通路を右へと進んだ。


 「ところでピュティ、魔法の調子はどうだ?」

 「えっとですね、魔素ナノは濃いはずなのですが、私の魔法式に反応してくれません、おかしいな・・・」

 「そっか、気にするなお前のせいじゃない」

 「?」

 

 しばらくして、ホントに何もない白い通路を行く、その間もアリスはいろいろチャンネルで呼びかけていたが成果は出てない。


 ・・・


 行き着いた先に巨大な壁があった。 

 右手法失敗したかなと思ったのも束の間、壁の前に黒い石版の様な物体が鎮座してた。


 「石?」

 「アキラ、これはいったいなんでしょう?」

 

 その黒い石版モノリスは人と同じぐらいの高さで、継ぎ目も支えもなく垂直に壁の前に置かれていた、そしてその石版モノリスに大きく刻まれた一文字に目が行った。



 


 

 -Δデルタ-






 その石版モノリスには確かΔ(デルタ)と刻まれてた、俺は石版モノリスに手を触れた。

 


 「ッ!」



 その瞬間モノリスが青く光り、いくつもの英語と数字が石版に浮かび上がり、機械音を出し石版モノリスが白い床へ格納されていく。

 そして目の前の巨大な格納庫の様な壁がYの字に裂け目が出来、警告音と共に壁が左右上へとゆっくりと開いていく。


 

 ガシャガシャ・・・ピッーピッーピッー




 「あ、あれ?俺なにかマズイことしちゃったか?」

 「あわわ、アキラなにをしたのですか?!」



 ピッーピッーピッー




 あたふたする俺とピュティだったが、アリスはじっと開く壁を見ていた。

 




 ピッーピッーピッー




 『マスター、繋がりました』

 「な、何が?!アリス、さっきの石版モノリスは触ってよかったのか」

 「アキラっ!あれ」




 ピッーピッーピッーガシャン




 ピュティが開く壁の先を指差した、壁の向こう側に立ついくつもの大きな黒い巨人姿。



 「なんだこれは・・・」

 「なんでこんな、地下神殿に《魔竜ドラグーン》が・・・」 


 《魔竜ドラグーン》がこの場に居ることに唖然としてたピュティだが、それ以外にピュティに見えてない者が居た。

 その黒い《魔竜ドラグーン》の足元に一人の黒いドレスの女性が立って居た、その女性こちらへ歩いてきた様に見えた、ブツブツと空間を渡るようにコマ送りの様に歩き、そしてすぐさま俺たちの前に来た、そのことを認識できたのは俺とアリスだけだ、その証拠にピュティはまだ目の前の黒い龍の巨人に意識を奪われている。

 そして・・・目の前に来たドレスの女性はまだ呆気に取られてるピュティを一瞥し。


 『問います・・・貴方そして貴女は、惑星大変革派カタストロフィノヴァですか?』


 その《Δデルタ》AIの女性は口を開き、こちらの出方を伺う様に俺とアリスに問いかけた。

 


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