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都市アランダ  作者: ilovuta
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1話 都市アランダ

 辺りを見渡すとレンガ造りの店が並んでおり、石畳の通りにはビカビカと着飾った貴族らしきおばさんやハンチングにサスペンダーで馬車を売っている「民」らしきおじさんなどなどいろいろな位の人々が賑やかに行き交ってる。

 でも、一番もショックだったのは首輪を付けられて、まるで犬の散歩の様にビキニ姿の女性を連れている男だ。おそらく女性は奴隷なのだろう。どう見ても虐待の様に見えるがこの町では合法なのだから…。

 僕を馬車に詰め込み、ここまで連れて来た黒スーツの連中から分厚い冊子も貰っていた。アランダの常識や法律、文化などの情報がぎっしりと書かれていて六法みたいなやつだけどとても興味がある。

 早速奴隷について調べて見た結果ー奴隷の扱いは主人の勝手だが地域によって扱いの常識に差があって、

 南部は奴隷に何しても誰も何も言わない。

 北部では下品な扱いは白い目で見られて軽蔑される。

 東部では少女への虐待的なことは軽蔑される。

 西部では奴隷には奴隷らしい行動をさせなければならないという常識がある。

 ーということだった。つまり、自分の意見や価値観にあったところに住まないと大変なことになるということだ。精神的に…

 ひとつの都市とは言え巨大だから、文化も全て違う、よく学んでから行動した方が良さそうだ。

 時計を見ると3時となっている。

 そろそろ今夜泊まる宿を探さなきゃならない。黒スーツの男には貴族の証明書と五万ランもらってある。

 ランというのはアランダの貨幣で価値は1ランでリンゴひとつ、10ランで本が帰る。感じだ。ホテルは50ランくらいだろうが宿なら20ランでありそうだ。あたりを探すと古びた旅館や安宿しかない。

 そんな中にまあまあ清潔そうなやどがあったので仕方なく入った。部屋は至ってシンプルだがまどから通りが見えて、この町の雰囲気を掴むには最高の所だった。

 母が用意してくれた鞄からポロシャツと半ズボンを出した。下校してすぐに連れて来られたため制服のままだったのだ。普段着に着替えると窓から通りを眺めながらアランダの説明冊子を見た。

 まずは住む所と職業かな、急に一人で生活しろと言われてもねえ。あ…相談役として奴隷買おうかな…できれば女の子。うっ…まずい、自分が危ない方向に行きそうになってるいかんいかん、たしか住所が決まったら中央の宮殿で「王」に会いにいけばいろいろ説明とか金とかくれるらしい。それまでの辛抱か…まあ相談役としてなら一人…買っちゃおっかなあ。まあ明日様子見に奴隷の店行ってみるか。

 しかもこの町では貴族で奴隷を持たない人はほとんどいないそうだし、優しい主人なら扱いは奴隷というより執事やメイドのような感じらしい。つまり奴隷という響きは悪いが泊まり込みののメイドだと思えばいいのだ。スマートな男の奴隷を執事として、若い女性をメイドとしたいなあ。メイドが泊まり込みなんて最高だ。

 妄想が始まりそうだったので住居の情報も見てみることにした。まあ最初はアパートが妥当だろう。月にいくらか見てみると200ラン。これは本を20冊分の値段だ。しかもそれが平均。安い!不動産屋には明日行くとしよう。

 貰った金は5万ラン250ヶ月泊まれる。仕事探しはゆっくりするとしよう。

 なら明日は不動産屋と奴隷屋かな。

 不動産は決まってから買うとしよう。

 宿に夕食がついていたので夕食をすませ、寝床についた。

 明日はいい物件がみつかるといいなあ、あと美少女の奴隷っているのかなあ?

 まあ寝よ…

舞台設定も意外に楽しいものですね。自分としては次話がかなり楽しみです。

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