プロローグ
初投稿です。文章力もあまりないので読みにくかったらすいません。
ここは都市アランダ、中央には豪邸が集まり外側に行くに連れ貧しい町となる。つまり大きな貧富の格差がひとつの都市に集まってしまった格差社会のモデルのような町だ。
法律もその格差に合わせて少しずつ変わって行った。市民を五段階に分け、上から王、貴族、貧民、奴隷だ。そして、都市の人々はこの格差を受け入れ、誰も訴えようとしなくなった。
そしてこの都市は急激に経済発展をした。それが都市アランダだ。
そして僕はそこにいるー
僕はここで生まれ育った訳じゃない。たった今馬車で到着したばかりだ。理由を話すと3日前になる。
僕は田舎で家族とのんびり暮らしていた普通の高校生だった。3日前もいつもと同じく家に帰ると、なにやら家族があわあわと慌てた表情で3人の男と話していた。男達は黒いスーツに身を包んでいたが危険な雰囲気ではなかった。むしろ母は男達に感謝している様にも見えた。僕は嫌な予感と好奇心の混ざった微妙な心境で男達と母が話している客間に向かった。
母は僕に気づくと男達に素早く紹介し、僕に大きな旅行用鞄を手渡した。
「あなたがシノブさんですね?」
桐乃シノブこれが僕の本名だ。
質問に対し僕が頷くと「おめでとうございます。」とだけ言われ馬車に押し込められた。理由を聞くと、アランダの長が行った「ウェルカムアランダ!」という抽選に僕が当選したと言うのだ。この抽選は確かに応募した覚えがある。
でも、軽い気持ちだったんだけど…両親が「シノブの自立の為にも1人での都会暮らしはいい、シノブは反対するかもしれませんから私達の願いとして強制的に連れてってもらえませんか?」と言った為こんな事態になったらしい。まったく勝手だ。
当選者にはいろいろ待遇があるらしく、格差社会の中で僕には最初から貴族の位をくれるらしい、そこには少し期待してしまう。




