04「コードギアス」ルルーシュを詠める歌
撃ちうるは
撃たるる覚悟ある者と
言ひしルルーシュ
花と散りにき
様々な要素を盛り込んだロボットアニメ「コードギアス」。2006年秋から放映された「コードギアス〜反逆のルルーシュ〜」から様々なコンテンツが生まれました。
主人公の高校生、ルルーシュ・ランペルージは、ある日ギアスと呼ばれる超常的な力を得ます。そして、母の復讐のために世界の大半を支配する、巨大なブリタニカ帝国に戦いを挑むのでした。
その際の言葉
「撃っていいのは撃たれる覚悟がある者だけだ」
というルルーシュの言葉がとても胸に残っています。ルルーシュの覚悟は分野を問わず、何かを批判したり攻撃したりする者に必要な覚悟と言えるのではないでしょうか。
そしてアニメ版のルルーシュの最期は、見事でした。
口語訳
「人を撃てるのは、撃たれる覚悟がある者だけだ」と言ったルルーシュは、花のように潔く散ったことだ。
文法
撃たるる
「るる」は受身の助動詞「る」の連体形
花と散りにき
「と」は格助詞、ここでは「〜のように」という意味になります。
「に」は完了の助動詞「ぬ」の連用形
「き」は過去の助動詞 「き」の終止形
直接体験の過去ですが、アニメで僕はそのシーンを直接見ていることを含意しました。




