Diary.06
#11
また、私の目を見てと、少女にオジサンは怒られている。怒られているというよりは、求められているといった方が正しいのだが。その光景を見ているだけで、私は幸せな気分になれる。二人を見ているだけで、自然と笑顔になれて、本当に気分がいい。一番相性がいい二人が、これから歩むであろう人生の路が、楽しみで仕方がない。
オジサンは、人に心を許せるようになるまで、早くて10年は掛かるだろう。だから、少女には深くなっている方だ。知り合いではなかった人と、一年以内にこんな関係になることなんてなかったから。お知り合いではなかったのに、こんな早く深くなることはすごい。やっぱり少女は、天才と呼ぶほどのお方だ。お知り合いではないのに、あんなになれるなんて。
お尻愛?あっ、ヤバい。お尻に取りつかれた自分よ、どこかに行ってくれ。お尻を考えないようにしてもダメだ。それはまあ、お尻に愛がないと言ったら嘘になる。でも、今はオジサンのことを考えるだけだ。お尻は今は考えてはならない。絶対に絶対にだ。オジサンのお尻も絶対に考えてはならない。
ちょっと、適切な表現ではないかもしれないが、変な考えが浮かんでしまった。オジサンという言葉をこの神の脳で考えていたとき、御痔さんと変換された。勝手に変換されてしまい、全然前に進まない。話が全然進まなくて、話の尻が見えない。あっ、また尻って書いてる。
ネタはまだまだ定まっていないが、オジサンの実際に体験したエピソードを中心に、広げていくネタは面白い。これからずっと見守って、ここに書いてゆく。亀裂が入らないことを、神様目線で祈るしかない。神でさえも、分からないこともあるのだから。割れ目が入らないようになるとは、もう確信してるがね。お尻のような割れ目は入らないよ、絶対にね。
#12
どうやら寝てしまったらしい。私としたことが。こんな見逃せない時間帯に、ぐっすりと寝てしまうとは。人生最大の不覚だ。不覚を通り越して、神人生最大の汚点になりつつある。もう、神人生最大の汚点になっているのかもしれない。
私が寝ている間に色々あって、今は喧嘩しているみたい。喧嘩の真っ最中に出くわしたことを、不幸中の幸いと取るか、不幸中の不幸と取るかと聞かれたら、前者だろう。前者という言葉を神人生で、一度は使いたいと思っていたが、合っているだろうか。
神人生とはなんだ。なんか使ってしまっていたけど、神は人なのか。人のカタチなのだから人なのだろう。そんなことを言っている場合ではない。今が一番、余談を許さない状況なのに。ヨダンってこっちの余談じゃなくて、こっちの予断か。
二人は、寝る直前まで幸せだったのに。物凄く荒れている。30分で何が起きたのだろうか。神様でも、寝るときは寝るのだ。神様でも、寝ている間のことなんて分からない。録画機能なんて無いから、巻き戻すことも出来やしないし。時を戻そうかな、みたいに言っても、神でも時を戻すことは出来やしないし。
他の神様に聞けばいい、みたいに思う人もいるかもしれない。でも、私は神見知りだから。私、生粋の神見知りだから。ひとつ考えられるのは少女が好きを出しすぎたか、オジサンの拒む癖が出たかのどっちかだろう。無事に収まって、二人がさらに仲良くなる予感しか今はしない。




