ハロウィンのお菓子-6
ランクが黒‐5で、エメラルドが、1粒ついているネックレスをしている魔女と、ランクが緑‐5、黄‐5、橙‐5、赤‐5、白‐5の魔女達は、土曜日になると、魔法学校の別館にある、調理室に来ていた。
「どれが食べたいんだ?」
「全部!」
「……、それなら、今回は6人分、作ることにしよう」
「はい」
ランクが緑‐5、黄‐5、橙‐5、赤‐5、白‐5の魔女達は、ランクが黒‐5で、エメラルドが、1粒ついているネックレスをしている魔女に、作り方を教えてもらいながら、紅茶のクッキー、かぼちゃのパウンドケーキ、レモン味のシフォンケーキ、縦、横、高さが5cmのチョコレートケーキとイチゴのショートケーキを作った。
「できたー!」
「よかったな、お前達」
「ありがとう、先生」
お皿の上には、ハロウィンのお菓子がそのまま、再現されているようだ。
「早速食べてみるか。全てに感謝していただきます」
「全てに感謝していただきます」
ランクが黒‐5で、エメラルドが、1粒ついているネックレスをしている魔女は、一口食べた後「美味しい」と、言ったがランクが緑‐5、黄‐5、橙‐5、赤‐5、白‐5の魔女達は「……美味しいけど、味が違う!」と、言った。
「当たり前だろ。魔女界と、人間界では、成分が違うからな」
「同じお菓子が食べたい!」
「……、一応ランクが黒‐5で、ブラックダイヤモンドが、5粒ついているネックレスをしている魔女様に聞いてみる、だけだからな」
「ありがとう先生」
◇◆◇◆◇
ランクが黒‐5で、エメラルドが、1粒ついているネックレスをしている魔女の、目の前には、立派な家が建っていた。門柱についているインターホンを押すと「なんでしょう。」と、スピーカーから声が聞こえて来た。
「休日に申し訳ありません。聞きたいことがあるのですが、よろしいでしょうか」
「いいですよ。お入りなさい」
門が自動で開いた。
家の中に入ると、ランクが黒‐5で、ブラックダイヤモンドが、5粒ついているネックレスをしている魔女が、出迎えてくれた。
「こちらへどうぞ」
「はい、失礼します」
案内された客間には、テーブルセットと水晶玉が、用意されていた。
「聞きたい事とはなんですか?」
「魔女界に、人間界のお菓子、または、お菓子の材料をお取り寄せする事は、出来ませんよね?」
「……そうですね。昔は色々な行事の時に、人間界に行き来していましたが、300年前に色々ありましたからね……」
「そうですよね。やはり、人間界のお菓子はまた、来年のハロウィンまで、我慢ですよね」
「……そうですね。今年、漸く、ランクが紫‐0になったあの魔女さんが、まだ人間界にいるなら、物資の転送が出来たんですが……」
「そうですよね」
「でも、連絡を人間界に取ることは、出来るので一応、連絡してみましょう」
「ありがとうございます」
ランクが黒‐5で、ブラックダイヤモンドが、5粒ついているネックレスをした魔女が、テーブルの上に置かれている水晶玉に手をかざし「村長さん、今よろしいでしょうか?」と、話かけた。
「! あっ、魔女様。どうされましたか?」
「お願いがあるのですが、来年のハロウィンに、また、その場所で進級試験を行いたいのですが、よろしいでしょうか?」
「いいのですか? 2年連続で、させて頂いて……」
「はい、今回は特別に。それと、赤いリボンがついたお菓子を今回用意してくれた量の5倍、お菓子を作っていただけると、助かるのですが……」
「……はい、わかりました。あっ、魔女様、去年、魔女様をお預かりしていた夫婦が、魔女様達にお菓子を作る材料を渡し忘れたと、言っているのですが、どうすればよろしいでしょうか?」
「そうなのですか、わざわざありがとうございます。ですが、今は、物資の転送が出来ないので、そちらで使って下さい」
「はい、わかりました」
「それと、ハロウィンのお菓子、今年も、美味しかったです。ありがとうございます」
「褒めていただき、光栄でございます」
「それでは失礼します。お忙しいところ、ありがとうございました。それでは来年の、ハロウィンの時期になりましたらまた、連絡いたします」
「はい、わかりました」
ランクが黒‐5で、ブラックダイヤモンドが、5粒ついているネックレスをしている魔女が、目線をランクが黒‐5で、エメラルドが、1粒ついているネックレスをしている魔女に、移した。
「……そういう事です」
「はい、わかりました。ありがとうございます」
◇◆◇◆◇
ランクが黒‐5で、エメラルドが、1粒ついているネックレスをしている魔女は、月曜日の放課後に、ランクが緑‐5、黄‐5、橙‐5、赤‐5、白‐5の魔女達を休憩室に呼び出し、ランクが黒‐5で、ブラックダイヤモンドが、5粒ついているネックレスをしている魔女が、言っていたことを、そのまま伝えていた。
「そういう事だから、来年まで、我慢してくれ。」
「そんな~。」
ランクが緑‐5、黄‐5、橙‐5、赤‐5、白‐5の魔女達の声が、休憩室にこだました。
読んで頂きありがとうございました。
今度は名前を付けて、誰だかわかるようにして、改稿した物を書きたいと思っています。
最後まで読んで頂きありがとうございました。




