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ハロウィンのお菓子  作者: 知美
ハロウィンのお菓子
15/15

ハロウィンのお菓子-6

 ランクが黒‐5で、エメラルドが、1粒ついているネックレスをしている魔女と、ランクが緑‐5、黄‐5、橙‐5、赤‐5、白‐5の魔女達は、土曜日になると、魔法学校の別館にある、調理室に来ていた。

「どれが食べたいんだ?」

「全部!」

「……、それなら、今回は6人分、作ることにしよう」

「はい」

 ランクが緑‐5、黄‐5、橙‐5、赤‐5、白‐5の魔女達は、ランクが黒‐5で、エメラルドが、1粒ついているネックレスをしている魔女に、作り方を教えてもらいながら、紅茶のクッキー、かぼちゃのパウンドケーキ、レモン味のシフォンケーキ、縦、横、高さが5cmのチョコレートケーキとイチゴのショートケーキを作った。

「できたー!」

「よかったな、お前達」

「ありがとう、先生」

 お皿の上には、ハロウィンのお菓子がそのまま、再現されているようだ。

「早速食べてみるか。全てに感謝していただきます」

「全てに感謝していただきます」

 ランクが黒‐5で、エメラルドが、1粒ついているネックレスをしている魔女は、一口食べた後「美味しい」と、言ったがランクが緑‐5、黄‐5、橙‐5、赤‐5、白‐5の魔女達は「……美味しいけど、味が違う!」と、言った。

「当たり前だろ。魔女界と、人間界では、成分が違うからな」

「同じお菓子が食べたい!」

「……、一応ランクが黒‐5で、ブラックダイヤモンドが、5粒ついているネックレスをしている魔女様に聞いてみる、だけだからな」

「ありがとう先生」


◇◆◇◆◇


 ランクが黒‐5で、エメラルドが、1粒ついているネックレスをしている魔女の、目の前には、立派な家が建っていた。門柱についているインターホンを押すと「なんでしょう。」と、スピーカーから声が聞こえて来た。

「休日に申し訳ありません。聞きたいことがあるのですが、よろしいでしょうか」

「いいですよ。お入りなさい」

 門が自動で開いた。

 家の中に入ると、ランクが黒‐5で、ブラックダイヤモンドが、5粒ついているネックレスをしている魔女が、出迎えてくれた。

「こちらへどうぞ」

「はい、失礼します」

 案内された客間には、テーブルセットと水晶玉が、用意されていた。

「聞きたい事とはなんですか?」

「魔女界に、人間界のお菓子、または、お菓子の材料をお取り寄せする事は、出来ませんよね?」

「……そうですね。昔は色々な行事の時に、人間界に行き来していましたが、300年前に色々ありましたからね……」

「そうですよね。やはり、人間界のお菓子はまた、来年のハロウィンまで、我慢ですよね」

「……そうですね。今年、漸く、ランクが紫‐0になったあの魔女さんが、まだ人間界にいるなら、物資の転送が出来たんですが……」

「そうですよね」

「でも、連絡を人間界に取ることは、出来るので一応、連絡してみましょう」

「ありがとうございます」

 ランクが黒‐5で、ブラックダイヤモンドが、5粒ついているネックレスをした魔女が、テーブルの上に置かれている水晶玉に手をかざし「村長さん、今よろしいでしょうか?」と、話かけた。

「! あっ、魔女様。どうされましたか?」

「お願いがあるのですが、来年のハロウィンに、また、その場所で進級試験を行いたいのですが、よろしいでしょうか?」

「いいのですか? 2年連続で、させて頂いて……」

「はい、今回は特別に。それと、赤いリボンがついたお菓子を今回用意してくれた量の5倍、お菓子を作っていただけると、助かるのですが……」

「……はい、わかりました。あっ、魔女様、去年、魔女様をお預かりしていた夫婦が、魔女様達にお菓子を作る材料を渡し忘れたと、言っているのですが、どうすればよろしいでしょうか?」

「そうなのですか、わざわざありがとうございます。ですが、今は、物資の転送が出来ないので、そちらで使って下さい」

「はい、わかりました」

「それと、ハロウィンのお菓子、今年も、美味しかったです。ありがとうございます」

「褒めていただき、光栄でございます」

「それでは失礼します。お忙しいところ、ありがとうございました。それでは来年の、ハロウィンの時期になりましたらまた、連絡いたします」

「はい、わかりました」

 ランクが黒‐5で、ブラックダイヤモンドが、5粒ついているネックレスをしている魔女が、目線をランクが黒‐5で、エメラルドが、1粒ついているネックレスをしている魔女に、移した。

「……そういう事です」

「はい、わかりました。ありがとうございます」


◇◆◇◆◇


 ランクが黒‐5で、エメラルドが、1粒ついているネックレスをしている魔女は、月曜日の放課後に、ランクが緑‐5、黄‐5、橙‐5、赤‐5、白‐5の魔女達を休憩室に呼び出し、ランクが黒‐5で、ブラックダイヤモンドが、5粒ついているネックレスをしている魔女が、言っていたことを、そのまま伝えていた。

「そういう事だから、来年まで、我慢してくれ。」

「そんな~。」

 ランクが緑‐5、黄‐5、橙‐5、赤‐5、白‐5の魔女達の声が、休憩室にこだました。

読んで頂きありがとうございました。


今度は名前を付けて、誰だかわかるようにして、改稿した物を書きたいと思っています。


最後まで読んで頂きありがとうございました。

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