メンテナンス
バウムを焼き始めて6ヶ月くらいしてから、カマの中からキーキーという異音が聞こえてきました。
2週間に1回、要所に油を差してはいたのですが足りなかったのかな?。
ちょっとバラしてみましょうかね、右側オープン!。
うちのカマは左側はドラムを回すギミック、右側はめん棒を回すギミックになっております。
今回は右のめん棒を回す方から異音がしているので、そちらを見てみます。
おおっ、ギリギリとキリキリの間のような音がしますね、何かこの金属が締め上げられるような音、どっかで聞いたことあるな… あっ、マジンガー○が敵のチェーンで締め上げられる音と一緒や(古っ)。
とりあえずチェーンを緩めて、めん棒を回すギア28個を手で回して見る。
2ヶ所回りにくくなってきしんでますね、外してバラしてみましょう。
なるほど、中のベアリングに付いた油が熱で乾いてカーボン化して固まってますね。
社長、ベアリングが欲しいんですが、とりあえず28個ほど… えっ何個かは買うけど直せるものは直せって、はい… わかりました何とかします。
しょうがないのでベアリングを、同じく油がカーボン化したパーツと一緒に一斗缶にぶち込んで、カセイソーダのフレークをコッブ一杯入れて熱湯をそそぎます。
しゅわ~ 危ないぞ~ 吸い込むだけで呼吸器かヤケドするし、煙が目に入っただけで地獄を見るぞ~。
強アルカリなので皮膚に付くだけで、重度のヤケドをしますが、どんな油分も溶かしてくれます。
2時間後、十分気をつけて水洗いし、ベアリングの中も千枚通しを使って掃除ををしてから、元通り組み立てます。
何とかスムーズに回るようになったので、カマに組み込んでチェーンを張り直し完了!。
自分、バウム職人なんですけど…。
今度は左側のめん棒をねじ込む所が固くなり、入らなくなったり入り込んで戻らなくなったりしたので、これも外してカセイソーダ~! 中のバネのカーボンをガリガリ。
バーナーの火が勝手に消える…? カマの中のブラックボックスが熱で変形してきているので誤作動しているのだろう。
交換して直したが、このままではすぐ他のブラックボックスもおかしくなるので、カマの外に配線を伸ばして外部設置にし直します。
これで熱で変形して壊れることもなくなるでしょう。
実は私、電気工事士の免許持ってるんです。
他にフォークリフトとクレーン、酸欠に特化物の免許も。
ただ問題はカマの稼動部に油を差さないと動きが悪くなるし、差しても熱で乾いてカーボン化して固まってくると言う悪循環。
まあ結局、油は差してくしかないってことか~。
しょうがないので、定期的に外してカセイソーダですね。
ただこのメンテナンスのおかげで、ほとんど壊れることなくうちのカマはよく働いてくれました。
本当にありがとうございました。
そしてご苦労さまでした。




