2017.10 30 初恋の日 ~in はばたけver.~
本日は初恋の日!!
ということなので、
恋愛をテーマにしていたのに、
まったくその要素がなかったはばたけ面子が
初恋をテーマ(?)にトーク!
いきいきしている真尋にご注目♪
真尋「ふっふっふっ……全員集まったようだな!」
夕「どーしたの? ひろちゃん。我が家に全員集合! なんてメール送って」
衣鶴「まったくだ。着信拒否までしてたのに現場まできやがって」
奈緒「同じ部屋に五人いると、狭いよね~他にやれる場所なかったの? はむはむ」
真尋「ええい、ごちゃごちゃうるさいっ! 貴様らっ! 文句は一切受け付けんぞっ!!」
彼方「あ、真尋君。これ、ご家族の人に差し入れ。急だったから、簡単なものしか用意できなかったけど……」
真尋「お、おう……これはどうもご丁寧に……ではなくてだな!! 貴様らに集まってもらったのは他でもない!! 私の新作執筆に協力してもらうからだっ!」
彼方「執筆、活動?」
夕「ああ、そういえばいい案が思い付いたぞ~って前いってたよね? それのこと?」
真尋「そうだ!! 今回のテーマはずばり! 初恋だっ!!」
奈緒「……真尋にしては、珍しいね。いつもの、どろどろぐろぐろの修羅場じゃないんだ」
衣鶴「んで? そのテーマで俺達にどうしろと?」
真尋「簡単なことよ。お前達には初恋の思い出を、私にきかせてもらう!!!」
彼方「は、初恋の思い出を真尋君に?」
夕「でもここで言うってことは、ここにいるみんなにもばれるってことだよね? なんかそれ、恥ずかしくない?」
真尋「恥じる必要などないっ! 私が新作をかけなくなったらどうするのだ!!」
衣鶴「お前が書く書かないとか、心底どうでもいいんだが」
奈緒「ちなみに今の段階で、締め切り今週末だけど……ページはどれくらい……」
真尋「とーーーぜんっ、ゼロだっ!!」
奈緒「…………夕、彼方、衣鶴。時間が許す限りでいいから、初恋の思い出を聞かせてくれる?」
夕「ええっ? 奈緒ちゃんまで?」
衣鶴「……苦労してるんだな……奈緒……」
彼方「ま、まあせっかくここまで来たんだし……話すくらいはいいんじゃないかな?」
真尋「もたもたしている暇などない! 夕!! まずはお前から聞かせてもらおうか!」
夕「ええ? 僕からなのぉ? ん~……恋とかよくわかんないけど……あ、恋愛ドラマでの相手役の子を本気で好きになっちゃうって人がいるって聞いたことある!」
奈緒「夕自身はないんだ?」
夕「きれいな人多いから、僕じゃおそれ多いなって」
彼方「確かに女優さん、みんな素敵だよね。撮影してると、ついシャッターを切る手が止まらなくて」
衣鶴「彼方ーお前の場合、それはなんか違う」
奈緒「僕も恋愛は興味ないけど、よく女の人がメロンパンくれるよ? だから苦手なことも頑張れる」
夕「ん~……奈緒ちゃん、それもなんか違う気が……」
真尋「なんだ、貴様らっ! まったくネタの参考にならぬではないかっ!! 顔だけいい、残念なイケメンめ!!」
衣鶴「そういうお前はあるのかよ。人を好きになったこと」
真尋「ふんっ。たかが庶民に、そのような感情はいだかん!」
夕「それはないよぉ~ひろちゃぁん」
真尋「ともかくだ! このテーマでいくと決まった以上、何かしら書かねばなるまい! 貴様らにはあらゆる恋人シチュエーションをしてもらうぞっ! 今日は帰れないとおもえ!!!」
彼方「あのぉ、僕明日は仕事が……」
夕「彼方、心配しないで。僕も、そうだから……」
奈緒「こうなったら真尋、誰にも止められないから」
衣鶴「……だから来たくなかったんだよ、こいつの家には」
真尋「ふっふっふっ……さぁて始めるぞ!! まずは……二人ずつで抱き合ってもらおう!!」
彼方・夕「えええええええ!?」
fin
次回は、明日31日に更新です♪




