第二十話「夏に焦がれて、『熱中』症」
ウッ!
【…】
「…」
夏の下、陽の影の下、隣座る男女2人
二人の手の距離はたかが数cm
いつも握っているその手は
今はとても触れ難いものになっていた
【…纏くん】
「何ですか?」
【私が彼氏できたことないって話覚えてる?】
「ええ、覚えてますよ」
【…あれね、ちょっと誇張してたんだ】
「…?」
【私さ、好きになるどころか恋すらもしたことなかったんだ】
「あー…まぁ、理由分かりますよ」
【ご名答、あの時はめちゃくちゃやってたし
そもそもそんな余裕なかったしで…
『学園』は楽しめけどさ】
「可哀想なのか、可哀想じゃなんだか
よく分かんないですねぇ」
【それでさぁ、男性との会話がまさに『話し合い』だったからね
だから…そのさ、『それ以外』がほとんど無くってさ…そのー…】
「こう言う『話し合い』初めてだったと」
【この年齢になってまで、異性とのほとんど関わりがないなんてさ
本当、情けないないよ】
「で、今はどうなんですか?
私と一緒にいて」
【…その言い方ずるくない?
まぁ、間違ってはないけどさぁ…
変わったねぇ色々と、出会って数ヶ月くらいだけど】
「…ほんの少しだけ、手を開けてくれませんか?」
【ふーん…いいよ?】
「早く開けてくださいよ」
【いやぁ…その…うーん…】
「…開けますよ」
【はッ!?アッゑッ】
>強引に手を握る
「…ちょっと熱いですね?」
【ッ〜〜〜〜!!??!$%&’()(‘&%$#$%%!?////////】
「赤っか」
【好きが溢れてくる〜♡…//】
???『死者創生!』ウィーオ!
どうも紅です
あまりにもの甘さにより一度死にました
やはり純愛は美しい…




