↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
先代勇者は隠居したい(仮題)  作者: タピオカ
孤島の大迷宮ノルドヨルド編
116/192

先代勇者と水着回?

そもそも社勇と言う人間は『弩』、が付くほどの変態である。

三年前に起こった悲劇。『貧乳パンツ仮面』事件に始まり、様々な変態的行為、事件を引き起こしてきた一線級の変態だ。


そんな社勇だったが、ここ最近その変態衝動に陰りが見えていた。いや、確かにベルナデットの太ももや女性の乳房などを見て興奮した事はあった。

だがそんな事はこの年頃の男なら至極普通の事だ。糾弾される程のことじゃあない。


ではなぜ今、勇の変態性が抑えられているのか。……それはやはり最近の事件が尾を引いているのだ。

魔法学園リズワディアでのウムブラ、港町ベ・イオでのゼファー……過去との因縁が、勇をシリアスにさせていたのだろう。



……さて、勇は元々弩が付く程の変態だった。そんな彼は最近のシリアスな事件のせいで性欲を抑圧されてきた。

そんな彼の前に水着を着た美女達が現れれば……。


「うおおおおおおっっ!! 揉ませろっ、舐めさせろっ、そして吸わせろおおぉぉぉぉっ!!」

「ここまで堕ちるとは思ってもみませんでした」


暴走してしまうのは必然だったのだろう。


◇


「あの、ほんと、すみませんでした。いや、その、出来心でして、そんな、みなさんの事を性欲のはけ口とだけしかみてないとか、そんなわけじゃないんです。

ただ、僕も一応男の子なわけでして、目の前でぷりぷりのお尻とか揺れるおっぱい見せつけられたら、その、我慢が、ですね。仕方ないと言うか情状酌量の余地は……。

あ、ごめんなさい。なんでもないです。違うんですほんとごめんなさい。みなさん女性陣に水着を着せたのは僕でそれに興奮してえっちぃ事した事は僕のせいで、つまりみなさんに悪いところは一切なく、自分の性欲を抑えれれない私めの不徳のなすところでほんとマジすんませんした」


見よ、フィオナ、ベルナエット、アンジェリカ、クオンに四方を囲まれながら土下座し、哀れに謝罪を繰り替えるこの情けない勇者の姿を。



遺跡まで泳いで渡った勇達は濡れた身体を軽く乾かしてから遺跡へ進んだ。

腰まで水で沈んだ道もあり、水着のままで進んだのだが、そこで勇が暴走した。

水に濡れぴっちりと肌に張り付く薄布とそこから伸びる美女の四肢。正直勇でなくとも興奮する状況だ。


暴走した勇は聖剣こそ抜かなかったものの、常人離れした身体能力をフルに使い女性陣の乳房や臀部を揉みしだき、全員から鉄拳を食らいようやく正気を取り戻した。


暴走とはいいながらきちんと意識があっての行為なので勇は平謝りを続けるしかないのだ。

まるで浮気のバレた亭主のように!


「まぁアタシとしては借りを返して更に貸しを作った……と考えれば済ませられるがアンタらはどうおもう?」


カトラスを重そうに肩に担ぎながらアンジェリカが切り出した。


「オレは修行の時手合せしてくれれば問題ないかな。……随分殴っちゃったし」


頬を赤くし、苦笑しながらクオンがそれに答える。


「久しぶりにぶん殴れてスカッとしたわ」


「お前は鬼か」


「エルフよ」


楽しげにクスクスと笑うフィオナ。


そして――


ガチッ――


「有罪《ギルティ》」


ベルナデットだけは許さなかった。


「そ、そんなぁ!」


「こ、こっちのセリフですよ! む、胸とお尻を、あんな風に……っ、責任を取ってください!」


「せ、責任って……結婚とかか?」


「ち、ちちちちちがっ、違いますっ!!」


銃口を額に向けられながら勇が尋ねるも、ベルナデットは顔を真っ赤にし聞き入れない。万事休すかと勇が諦めかけた時、思いもよらぬ人物から助け舟が出された。


「……それにしても随分と親しいのね、貴女と勇は」


助け船と言うよりはただの話題変更だ。それも、勇の生死がどうこう意図せずの。聞きたいから聞いた、そんな意図からだろう。


「えっ……し、親しいとか……別に私は」


「少なくとも勇にとっては貴女は大切な存在みたいよ? ……そうよね、勇。貴方彼女をまさぐってる時が一番長かったもの」


咎めるような冷たい言いようの言葉に、勇が正座になる。勇の身体が説教が起こると理解したのだ。


「いえ、その、特にそんな意図は……」


「じゃあなんで彼女の水着だけ薄くて布の面積が小さい水着なのかしら?」


「え、……に、似合ってるから?」


「なんで彼女のパーソナルカラーっぽい黒にしたの? それとも髪色が一緒だから?」


「ぐ、偶然っす」


「なんで彼女が水着を着た時だけ狂うくらいに喜んだの?」


「それはおっぱいが……って、え? 何で俺フィオナに怒られてるんだ?」


「誰が怒ってるってのよ!」


「ひいぃっ!?」


ヒステリック気味のフィオナに勇は怯えてしまう。


「勇、だいたい貴方はねぇ――」


「あ、あの……ヤシロさんも怯えてますし、そのくらいで」


「……そもそも、貴女が一番の謎なのよ」


「え?」


怒られている勇を流石に哀れに思って止めたベルナデットだったが、フィオナはその矛先をベルナデットに変えた。


「貴女は、勇のなんなの?」



お待たせしました、最新話です。


ギスギスしてますねー。どうなることやら。


ではまた次回。お楽しみに

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
セクハラする位ならさっさとワンナイトするとか犯すとかすればいいのにしないのはなんでだろうか 殿下の事でかなり擦れてるから、自分の性欲を最優先にしててもおかしくない精神状態だと思うんだけど
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。