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※改題済み 電脳世界でスライムライフ!  作者: 虚しき蛙
第1章 スライムに生まれて
9/100

9:旨みの宝石箱や〜!

 という訳で竜を実食。その前に穴を塞いでおかなくちゃね。粘着性を無視して硬度に全振りした糸。これなら竜でも破れないだろう。


 竜、お前は強かったよ。慢心を無くしてくれてありがとう。いただきます。むしゃむしゃ。うん、美味しい。

 固めの鶏肉みたいな感じ?あっさりしてて旨みが強い。あー、人間だったらもっと美味しく調理できるんだろなー。マジうらやま。


「最後に庇っていただきありがとうございます!私は王に忠誠を誓った身!しかし、貴方なら上司と見て良い、そう確信しました!」


 お、おう。なら良かった。でもねー、ちょっと静かにしてもらえないかな?

 このスライム生初めての美味しいものだし。うん。ご馳走様でした。


『スキル:竜鱗Lv6を吸収しました。』

『スキル:火竜Lv5を吸収しました。』

『称号:竜を喰らう者を取得しました。』

『竜の因子を取り込みました。』


 え?竜の因子?遺伝子情報じゃなくて?どう違うのかなー。

 なんて思ってたら体を凄まじい熱が覆う。細胞の一つ一つが壊れ、修復し、また壊れ、違うものに作り替えられているのがはっきりと分かる。苦しい。熱い。


 なんてしている間に体の変化は収まった。心無しか体がゴツゴツしている。

 どうやら鱗を纏ったみたいだ。とりあえずステータス表示っと。


〖名無し〗

種族:アンリミテッド・スライム(竜化)

Lv :26/200

HP :1000/1000

MP :910/1000

攻撃力:250+80

防御力:750+180

魔法力:400+80

素早さ:750+80


能力:【心の目】【変化】【分裂】【人間語】【毒吸収】


スキル:【転がるLv9】【体組織射出Lv8】

【状態変化耐性LvMAX】【毒Lv4】

【強酸攻撃Lv5】【水魔法Lv7】

【噛みつきLv3】【服だけ溶かす毒Lv4】【かまいたちLv8】【肥大化Lv9】【底力Lv3】【竜鱗Lv6】【火竜Lv5】【竜の因子】


称号:【転生者】【竜を喰らう者】


 なるほどねー。竜化ってパッシブスキルかな?とりあえずオフにしておこう。毎秒MP90消費とかなんの冗談だよ。でも竜鱗纏えてステータスに補正がつくならまぁ良スキルかな?MPが上がるのが楽しみだ。


「おお、その姿はまるで竜殺しの英雄のようですな!凛々しいですぞ。」


 そういえばこいつ、まだ名前も聞いていなかったな。


「ナマエ、オシエロ。」


「まだ名乗っておりませんでしたね!私はクッコロ・カーヴァインと申します。王国では公爵としてやっておりますのでどうぞよろしくお願いします。」


 いやお前本名もくっころなんかい。

 でもそっかー、公爵かー。使い魔の振りして行けば人間の街入れるんじゃね?

 やったー!美味いものに美味いものについでに観光。夢の異世界ライフがやって来たんですわ!はい!

 という訳で早速この洞窟を出るとしよう。


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