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56:魔力修行Part1

 あかん、この幼女、俺の事殺す気や。

 

 さっきの山、まぁ正式名称は白霧の山脈らしいんだけど、そこを出てから連れていかれたのは洞窟。で、今はそこを奥に奥に掘っている。どうやら俺、出てきたマグマにダイブさせられるらしい。


「どうじゃ?この大地に眠る宝石の魔力、確かに感じるか?」


「いやそれどころじゃないですマグマとかやめてくださいホント」


「はぁ、全く情けないやつじゃのう。300年封印されている間に地上は腑抜けだらけになったのか?妾の魔力で守ると言っているじゃろう。」


 だって怖いものは怖いんだもん。で、宝石の魔力を感じろと。というかさっき分かったんだけどさー、スライムの場合第六感より味覚の方が魔力感じやすいらしい。

 ん、この大地の魔力と似たようなまろやかさを持ちながら、宝石の煌めきを連想させる柑橘系の爽やかな風味のある魔力、これが宝石の魔力だな?


 と勘づいた瞬間マグマドボン。あっつ……くはない。あ、マジでこれ守って貰えるやつか。覇龍さんまじ感謝。というか辛い!あ、これ溶岩の魔力かよちくしょう。存在感放ちすぎだろ。で、この感覚を体に染み込ませる……?どこの修行僧ですかねぇ。


 と、そんなこんなで火、溶岩、宝石の魔力を手に入れた。


 で、次は空から紐なしバンジージャンプ!ウワーソラッテアオインダナー。流石に死ぬかと思った。空の魔力は甘いな。溶岩のやつで口の中が辛かったからちょうどいい。


 で、そのまま木に串刺し。グァハ。う、うーん。ミントの味。木の魔力かな?普通にしてたらなかなかいい感じの場所なんだけど、普通に痛い。まぁスライムってある程度貫かれても大丈夫なんだけどね。流石に痛みがひどい。

 で、次に流れ混んできたのが生命の魔力。うん、ミックスジュースみたいな味。普通に美味しい。旨みたっぷり。


 と思ったら次は渓谷の底にダイブ!さっきから飛び降りてばっかだな俺。ああ、渓谷の底が目の前に迫って……覇龍さんマジであと一秒キャッチ遅れてたら死んでたよ?いやマジで。


「仕方ないじゃろう。そもそも義理からお主の魔法特訓などクソめんどくさい些事に付き合ってやっているのじゃ。早く終わらせたいのが人情というものじゃろう。」


「………………………………………」


 こいつ、しれっと酷いこと言いやがる。雰囲気めっちゃ気まずくなったし。というか闇の魔力刺激強いなおい!エナジードリンクみたいな味と刺激感。うぉー!活力マックスだぜ!


「ほう、お主は闇の魔力に強い適正があるようじゃの。他の魔力も中々と思っていたのじゃが、ほう……面白い。」


 え?闇の魔力?くっ、邪眼が疼くぜ。厨二魂くすぐられるね。ふははははっ。

作者の都合により今日明日は短めandダイジェストです。水曜と木曜に2話更新するのでお許しください。ちなみにスライムが訪れた場所全てに設定が敷き詰められているので、更新し次第設定集の方も是非ご覧ください。

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