第13色 七彩集結
村正...確か、妖刀...だっけ?
徳川家に仇をなしたと言われる...
そんな伝説があるが、さすがにこの世界にそんなものが伝わっているわけはないから...
でも、刀身から感じられる禍々しい冷気は、恐らく本物でしょう。
そして、肝心のステータスは...
【level 1/1】
ふぇ?最大レベルが1?
【STR 1】
【AGI 1】
【VIT 1】
【DEX 1】
【INT 1】
えっと、なにこのステータス...
「ネタ武器じゃん!」
...っと、とりあえず気を取り直して、アームスキルの欄を覗いてみます。
【武器能力・・・魂喰ライ この武器で撃破した敵のステータスの1/10を吸収する(パッシブ)(上限なし)】
「神武器じゃん!」
一瞬で掌を返すレベルの超強力なスキルでした。
え?だって、考えてみて?
敵を倒すだけでステータスが敵のステータス分だけ上がって、上限がないということは、全ステータス999越えも夢じゃない!
ちなみに、参考までに、瑠璃氷花・絶のステータスですが、
【STR 285】
【AGI 372】
【VIT 186】
【DEX 213】
【INT 112】
ざっと、こんなものです。
で、この数値が敵のステータスだとすると、倒したときに得られるステータスは...
【STR 1+28】
【AGI 1+37】
【VIT 1+18】
【DEX 1+21】
【INT 1+11】
こんな感じになります。
うん。普通じゃあり得ない。
以上が、神武器である証明です。QEDです。
さすが、ランク50ですね。
でも、もっと他になかったのかな...名前。
だって、刀で一番有名な武器と言えば、天叢雲じゃないですか?三種の神器の内のひとつ。
って、そういえば、天叢雲って、ランク48武器でした。
まあ、それは置いといて...
とりあえず、この狭い部屋から出ましょう。
──────────────────────────
扉を開けると、人影が。誰かが私より早く部屋から出たようです。
部屋に戻っていたのは、コノッチでした。
「お帰り。早かったね」
「それはこっちの台詞のはずなんだけど...」
「友夏里はどんな武器だったの?」
「ええと...」
~~説明中~~
「それはまた...すごい武器だね...」
「でしょでしょ?...で、コノッチの武器は?」
「えっと、僕の武器は...この『アルテミス』っていう弓だった」
そう言って見せてくれたのは、真っ白い弓でした。
アルテミス...ギリシア神話の狩猟の女神。
「どんな性能なの?」
「えっと...まあ、戦闘のときに実演するよ」
「えー?!何で?」
「いや、この調子で全員分の武器を紹介したら結構文字数使うよ?そういうのもなんかくどいし、それに、この回は零章の最終話なんだから、他の事に文字数回さないかな?」
「メタ発言?!」
でも、コノッチの言うことにも一理あるので、ここではまあ、名前だけ紹介すれば十分でしょう。
「というわけで、5分後」
「口で言うの?!」
「コノハ先輩...ユッカ先輩...遊ばないでください」
「「あ、はい」」
「で、テルル君の武器は?」
「えっと、僕の武器は『ドラグーン』っていう名前でした」
ドラグーン...か。
「ちなみにこの武器の名前ってフラグ?」
「止めてください!」
「? 呼んだかの?」
「呼んでない!そしてわざわざそんなこと言わないで!本当にバレるから...(涙)」
はい、閑話休題。
「では、次はキラさんの武器です。どうぞ!」
「えーっと...ここって、ノリに乗っかる場面ですかー?」
「乗らないでいいです!」
「じゃあ、普通に紹介しますねー。私の武器は、『トール』という名前でしたー」
今度は、北欧神話の雷神の名前ですね。...本当に、私の武器は何で神様の名前じゃないんだろう?松岡さんが見つけられなかったのかな...
(作者:「ノーコメント」)
ふーん...見つけられなかったんだ。
(作者:「...」)
まあ、名前なんてそんなに重要じゃないけどね。
「あたしの武器の名前は『グニングル』だったかな」
あ、神様の名前じゃない。
でも、確かオーディンの武器だったよね...
「えっと、私の武器はの名前は『摩利支天』でした...聞いたことない神様ですけど...」
なにそれ?マリシテン?私も聞いたことがない。
というわけで、Wikipediaさんお願いします。召喚!
摩利支天(まりしてん, 梵: Marīcī, 訳:陽炎、威光)は、仏教の守護神である天部の一柱。日天の眷属である。
原語のMarīcīは、太陽や月の光線を意味する。摩利支天は陽炎を神格化したものである。 摩利支天の原形となった尊格は、おそらく古代インドのヴェーダ神話に登場する暁の女神ウシャスであろう。[独自研究?] 陽炎は実体がないので捉えられず、焼けず、濡らせず、傷付かない。隠形の身で、常に日天の前に疾行し、自在の通力を有すとされる。これらの特性から、日本では武士の間に摩利支天信仰があった。
へぇ...解らん。
でも、陽炎を神格化したってことはなんか、そういう光関係の武器なのかな?
ヒカリちゃんだけに。
「俺の武器の名前は...なんだと思う?」
「『ハデス』」
「即答かよ!正解だけど!」
うん。やっぱり大鎌と言えばハデスですよね。ギリシア神話の冥界の神様。
これで、全員の武器の名前がはっきりしましたね。
分かりやすいように、下に表を作っておきます。
ユッカ・・・村正『蒼の守護者』
コノハ・・・アルテミス『翠の守護者』
テルル・・・ドラグーン『土の守護者』
サン・・・・グニングル『炎の守護者』
キラ・・・・トール『雷の守護者』
ヒカリ・・・摩利支天『光の守護者』
ルナ・・・・ハデス『闇の守護者』
分かりやすい。
「さて、これで全員分の武器が揃ったわけだが...」
あ、そうだ、王様がいたの忘れてた。
「ここからが、本当の七彩武装の戦いとなるが...準備はいいか?」
「もちろんです!むしろ、ワクワクしてきましたよ!」
「出来ることをする、出来ないことは出来るようになる。それだけです」
「どんな困難でもボクたちなら乗り越えます!」
「いつも通りー、やるだけですー!」
「わ、わたしも頑張りますっ!後方支援は任せてください!」
「あたしたちの戦い...か。燃えてきたかも!」
「俺は端からそのつもりだ」
「さて、意気込んでるところ悪いが...お前たちはまだ向こうの世界で忘れ物をしていないか?」
「あ...学校...」
「そういえば、もうすぐ全国一斉学力テストでしたね...」
「確かに、こっちにずっといたら、学生の本分を忘れてしまうかもな...」
「私は、それでいい...」
「バカなことを言ってないで、一旦帰るぞ」
「...はぁい」
というわけで、少し嫌なことを思い出しながら、城を跡にしました。
そして、こちらの家(屋敷?)に着くと、
他の5人からものすごい変な目をされました。
ま、まぁ、予想通りの反応かな?
部屋は大量に余っているので、各々で部屋を決めてもらいました。
そして、『日本に帰りたい』と思いながら、就寝するのでした。
【零章 七彩集結編 了】
何でや!(キバオウではない)
すいません!また一ヶ月近く空きました!
へ?今度は何してたんだって?
えーと、
モンハンでやっとダラ・アマデュラを倒せたり、リゼロとか魔王さまとかロウきゅーぶのアニメを見てたり、イザナギやろうと思ったら半端ない容量に泣いたり友達んちでスマブラやってたらフロルマンって渾名つけられたり、ようつべでポッキーさんや28さんの動画見たり...
殴ってください!俺を!(倒置法)
これ全部趣味やん!
...まあ、許していただけると、自惚れておいて...
零章終わりましたね。
よかったです。
本当に、エタるところでした。いいえ、ちゃんと至ります。最後まで。
エタる 至る(いたる)
一文字違うと正反対。
そう言う小ネタは置いといて...
実は、このあとそのまま一章に繋がるわけではありません。
少し、みんなの全国一斉学力テストについてのショートストーリーをやって、その後に一章をやる予定ですので、お楽しみください。
さて、今回はあとがきが長くなってしまいましたので、この辺で筆を置かせていただきます。
それではッ!




