姉弟 対 大型魔獣
文章考えるの大変で時間がかかってしまいました
大型魔獣が最後尾にいる騎士団長に肉薄して、攻撃しようとしていた。
「くっ、やばい」
「「隊長~!」」
団員たちが叫ぶ。
騎士団長はなぜか立ち止まり、魔獣の方向を向けながら、
「お前達は早く逃げろ!私が時間を稼ぐ少しでもお前達が逃げれるように」
「ダメです隊長~。」
「副官あとは頼んだぞ。」
「ぐぅ~、わかりました。後退~、後退しろー。」
副官は歯を食いしばりながら、騎士団と共に後退した。
「最後の悪あがきだ、食らえ~!」
騎士団長は向かってくる魔獣に対して、くらわないと知っていても攻撃した。
魔獣が騎士団長を弾け飛ばそうとした瞬間、ドッゴォーーンと大きな音を立てて魔獣が転んだ。
「な、なんだ。」
騎士団長も騎士団達も驚愕しながら様子を伺った。
「隊長~、何が起きたかは知りませんが今のうちに逃げてくださーい!」
遠くから副官が叫び、隊長に呼び掛けた。
「わかった。」
何が起きたかはわからないが騎士団長は今のうちに後退した。
『足止めしたよ。これでおけー?』
『ナイスだ、リアシー。これで狙いが定められる。下がっていいぞ。』
『了解。』
魔獣の近くに小さな人影が見えたと思ったら、急に魔獣から距離を取った。
息を呑みながら、街の防壁や監視塔などから見ていた、騎士団達は様子を見ていた。
「なんだあれは? 近くに人影が見えるぞ!」
「本当だ、しかも小さい、子供がなぜあんなところに。」
「あの子供が、魔獣の動きを止めたのか信じられん。」
「隊長? どうされました、ずっと空ばっかり見て。」
隊長は指を指しながら、団員達に言った。
「あそこに、何か居ないか? 空に浮かんでいる人影が見えるぞ。」
「え、そんなまさか人が空に浮かんでいるなんて」
団員たちは、ハハハと笑いながら空を見上げて驚愕した。
「なぁ、人が空に浮かんでいるぞ!」
「しかも、白い鎧を着てるように見える。」
「なんだあれは。」
騎士団達が見上げる視線の先には、白い鎧を着た何かが浮いていた。
それはキャスアービス姿のフォスロであった。
『目標、敵大型魔獣。』
『安全ロック解除、全ミサイル一斉発射~!』
と叫んだ瞬間、ドドドドー、プシュップシュップシュップシューとミサイルランチャーから全弾発射され、大型魔獣に向かっていく。
シュー、シュー、シュー、シュー、
大型魔獣に直撃して大爆発を起こしながら次々にミサイルが当たった。
『全弾発射完了、パージ!』
フォスロは撃ち尽くしたミサイルランチャーをパージして、身軽にした。
『やったの?』
『いや、熱源反応もレーダーからも消えていない。まだ、生きてるな。』
『あんなにいろんなミサイル撃ち込んだのに生きてるの強すぎじゃん。』
二人は創造魔法で作った通信機で会話をしながら次はどう戦うか話し合っていた。
その戦いの様子を街から見ていた騎士団達は
白い鎧の人影が何かをたくさん撃っていたのが見え、大型魔獣が爆発に巻き込まれ何が起きているかわからなかった。
「なんなんだ、あの攻撃は?」
「魔法に見えなかったぞ。」
「魔法以外でどうやって攻撃するんだ?」
「………」
騎士団長はただ、黙って見ていた。




