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第22話

 部屋の壁がズギャッと音をたて一部壊れた。その瓦礫を踏み分け現れたのは漆黒の鎧兜をまといし闇騎士。


 どすぐらい雰囲気を放つそいつはあたしを見るや一歩一歩こちらに近づいてくる。あたしは恐怖にかられたが光の属性を持った剣を手にした。


 冷や汗が全身をつたう。闇騎士は冷気でも放っているかのように冷たい気配がする。


 そこでモシアスがこう口にする。威嚇しつつ。剣の剣先を相手の喉の高さに構える。


「やいやい! だれだてめーは!? 一人で乗り込んでくるとは殺してくださいと言っているようなもんだぜ?」


 兵士たちも獲物を持ち戦いの時を待つ。闇騎士……クロツアーは言った。剣を鞘から抜きながら。


「死にたいやつはいるか。私はそこの女を殺せと……」


 それ以上は相手は言えなかった。残像を残し動いた虎狩りのモシアスの剣の一撃で首をはねられたのだから。


 モシアスは「そこの女とかなめた口を聞くんじゃねえ! お嬢様に向かって!」と激怒。


 闇騎士の頭部や体は黒いもやになり一ヶ所に集まりうねる。まるでミキサーでかき混ぜられるよう。



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