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第14話

 そのうちの一人、アリカは言った。意地悪そうに口角を上げて。


「ムーメリアさん、あなたみたいな豚が街を出歩くなんてどういうつもり?」


 さらに悪役三姉妹のもう一人マイナリアが言葉攻め。目は狂暴そうにギロついている。


「とさつされる家畜の分際でえらっそうよ! 早くウインナーにでもなりなさいよ!」


 さらにさらに悪役三姉妹のラスト、カリアミアも槍のように言葉を投擲。顔が醜い。そんなことばっかやっているからだろう。


「私は豚足が食べたいなあ……ってここにちょうどまるまる肥えた豚がいるじゃない!」


 悪役三姉妹はあたしをチラ見する。いつも通り頼みます、姉御みたいな感じで。


 あたしの正義感が油を大量に注がれたかのようにメラメラ燃えだした。ムーメリアは悲しそうにうつむき視線を地面に向けている。


 あたしは悪役三姉妹もといブサイク三姉妹を代わる代わるへいげいしこう発言。


「ムーメリアのどこが豚なのよ! ただのグラマーじゃない! あたしにはあんたらの方が豚に見えるわ! この豚顔三姉妹が!!」


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