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第13話

 ただ問題は悪役らしく悪役三姉妹たちと共にムーメリアをいじめ倒さなくてはいけない。そうしないとあたしは死ぬ……しかも他殺だ。


 この乙女ゲームには主人公が悪の道にはしる終焉しかないのだ。闇神にのっとられるかなんかだった……あんまり覚えてないけど……。


 噂をすればムーメリアだ。彼女はアルバトルナリアス様とあたしにおじぎした。


 グラマーな体型で出るべきところは出てへこむべきところはもちろんへこんで……。黒髪が風にはたかれ流麗に流れる。


 彼女はだいぶ暗い表情だ。あたしや悪役三姉妹の嫌がらせ攻撃によりだいぶまいっているらしい。かわいそうに……。


 あたしをこっそり見る目が小動物みたいで愛らしい。これでは男どもの視線は彼女に集まるのも当たり前というものだ。


 あたしが「ムーメリアさん、今までごめんなさい!」と腰を曲げ謝罪をする。顔を上げてみると彼女はポカンとして少し微笑んだ。


 天使だ、天使が降臨しここにいる。目の前に。あたしは自分の正義を貫くことに決めた。


 たとえ悪役令嬢があたしの役割だったってね! 負けないわ! 鍛えているし戦って勝ってみせる!


 そこにまたまた雑魚悪役三姉妹登場。茶髪のブサイクさんたちだ。黒いもやのようなものが彼女たちの頭部に見える。きっと闇神に操られているのだろう。


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