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雅楽伝奏、の家の人  作者: 喜楽もこ
七章 八面玲瓏の章
132/314

#19 例えるなら隣り合う二つ差のある素数みたいな

 



 永禄十二年(1569)九月四日






「ここでおとなしく待っておれ」


 可愛らしい“はーい小父さん”のレスは聞こえない。それどころか憮然と、おいコラオノレの口汚い言葉とともに繰り出される不愉快そうな目線と目性は下っ端小者を怯ませるには十分な迫力があった。

 三人が三人ともに生意気ショタ面で端役の下っ端に早よ向こう行けの視線を送りつけてまんまと追っ払ってさて。


「若とのさん、ここどこですやろ」

「越後の陣地やろ。知らんけど」

「そうですか。どこでもよろしいけど早う解放されたいですね。あーお腹減った」


 根源的なことを言っているようでいてその実思ったままの感情しか口にしていない雪之丞に対し、天彦と是知はユニゾンさせた感情をまっすぐにぶつける。


「お雪ちゃんは一生黙って」

「朱雀殿は生涯二度と黙っておけ」

「ええー、酷い!」


 文句でさえ最近はアホっぷりが酷い雪之丞だが、出火騒ぎが落ち着くと天彦たちはすぐさま座敷牢からこの場に引き立てられていた。

 そこは本陣とは真逆、比較的静かな音羽村近郊河川敷にほど近い場所に設えられた野外簡易陣地であった。

 どうやらここが船奉行所の本所スペースのようであった。果たして船奉行が独立した役所なのかそれともどこかの一部門なのかはわからないが、かなりの人出が出入りしている重要部署であることだけは確かである。


 天彦たち三人はその青空作業スペースの一角、目くらましの天幕で覆われただけの多目的スペースに連れていかれ、床几もない茣蓙も敷かれていない地べたに直接座らされ、おとなしく待てと指示を受けていた。何やらこれから詮議を受けるとのことらしい。詮議w。


 天彦は半笑いしつつ自身のみすぼらしい襤褸着姿を見下ろし然もありなん。一瞬で粗末な扱いを受け入れる。望んではいないが結果はすべて己の行いの導線上にあるのだから。と。

 そしてそれとは別の感情もあって、受け入れるも何もそれ以前に名主と役人がデキていることが明らかな現状、詮議など名ばかりで120デキレであるのだし今更じたばたしたところでという思いも強くあった。


 よって天彦の今できることと言えば願うこと。その願いは生かせば銭になるガキと思ってもらえていること。だろうか。目論見とは別に最低限それさえ叶えば命は繋がるだろうから。


 天彦は策を託した在野の元派閥家人の類縁を一瞬だけ思い、けれど意識の内では九分九厘諦めている。策の合否ではなく命の有無を。

 余程の特殊訓練でも受けていない限り潜入などどだい不可能。ましてやここは戦地である。神経の高ぶりは尋常ではなく胡乱な者の侵入など斬り捨てられてお仕舞いである。


 だが天彦はそれを承知で送り出した。裏を返せばそれほど身の危険を察知しているとも受け取れるが果たして。

 では何にそれほど。デキレにか。違う。確定有罪のデキレは一見不条理かとも思えるがそれが違う。非常識でもけっしてない。

 天彦の身分を思えばたしかに無礼だが身分を明かしていない以上は妥当以外の何物でもない。何しろ天彦たち推定庶人は正義感ぶって、あるいは正義感さえ振りかざしていなかったのかもしれないが、いずれにしても名主の倅に歯向かったのだから。


 この時代の日ノ本には二種類の正当性が存在した。一つは愚かしくも野蛮だが太古の昔から存在する暴力の正当性。人が物理法則に従い生きている以上は不変の定理として君臨する真理である。そしてもう一つは暴力とは真逆に位置する概念の正当性である。つまり権威が正当性として存在した。

 これら二種類の正当性は圧倒的な威を放ち人々の意識の中に確と根を張り存在した。但し前者の正当性は更なる高み(強み)によって簡単に上書きされる脆弱性を弱点としたが、後者の持つ正当性は半不変的に君臨した。

 またこの後者の持つ正当性(権威)とは正統性に担保される。そしてその正統性は正当性に批准した。

 よってこの場合の正当性は名主の倅にあるとなる。地位が高いことは血統の正しさの証明に他ならないからという理論によって。


 つまりこの時代の登場人物全員が血統ガチャに人生を縛られているダビスタのプレイヤー(それもマゾ縛りプレイ中)を意味するのである。しない。

 ダビスタのプレイヤーではないにしてもちょっと狂っている感は否めないはずである。何しろ正誤や適否の観点からもこの考え方は絶対視された上で正義と認識されているため、この考えに少しでも異を唱えるとその時点で異端とされたのだから。たとえば尾張の大魔王さまのように。


 保守王道を行く血統権威主義と破壊の権化尾張の大魔王。このどっちが頭可怪しいか問題は一旦脇に置くとして。

 よって余所者は在地の掟に従うのが戦国室町の慣わしである。そして村でのトラブルなどたいていの場合名主の倅が上位者である。そういうこと。

 背いた時点で天彦側に正義はなく詮議など建前以上の意味などあるはずもないのであった。

 よってこの先は偉い担当者か代理の役人が来て、問答無用でギルティを告げてお役御免。天彦としてはデスバイファイヤーを宣言されないことを願うだけ。そうなったらお仕舞いです。血筋もへったくれもないのである。

 よって願う量刑沙汰はどうだろう。罰金五十貫文ですめば御の字か。むろん天彦の血統が皇統につながる極めてレアな貴種の系譜でないことが露見しなければ、だが。


 というのも天彦はそこに危機感を強く覚えていたのである。そう。天彦は身バレを一番危惧していた。


「ええかお前さんら。身分を明かしたらあかんよ」

「はあ」

「……はい」


 生返事とイミフなタメの間がそうとうかなり怪しいが今は後。


 天彦の血統は善きにつけ悪しきにつけ良血すぎたのだ。つまり何が言いたいのかと言うと、しでかしたことに恐れをなして一周回って無かったことにされちゃう作戦が発動しやしないかと危惧していた。あるいはもはや恐怖しているまであるくらい震えちゃっているのである。


 なにせこの時代の貴族界隈には往々にしてあったのだ。尊き血脈のお公家さんがふらっと下向してその下向先で突如として消息を絶つという恐怖の事案が。それこそ訊いても驚かない程度には多く耳にする事案だった。

 行方を尋ねたところで先方に知らぬ存ぜぬで押し通されてお仕舞いです。捜索など圧倒的な武力でも持たない限り不可能だから。


「まだですやろか。待たせてばっかしでほんま無礼なお人さんやわ」

「お雪ちゃんええか、罪人に人権はないんやで。当然礼儀も払われんへんのん」

「罪人って誰ですのん」

「身共らや」

「ふーん。でも某は違いますけど。ほなじんけんって何ですのん」

「この場合はそやな。文句をゆうお口さんの有る無しや」

「ええ。そんなもん誰にでもありますやろ」

「そう思うやろ。ところがどっこい誰にもは無いさんやで」

「ほならどないしてご飯食べはるんやろ。……あ」

「あ」

「あ! それ意地悪なときの目ぇや。若とのさん今完ぺきにアホを見る目しはった」

「したよ。だってお雪ちゃん哀しくなるほどアホすぎやもん」

「あ」

「あ」


 普通に一生繰り返せる楽しい。だがさすがに現実問題として一生はやっていられないので今更の雪之丞は放置する。

 すると天彦としてはそれでもこうして手順を踏んでくれるだけ越後流の悪事はお上品だと感心なのだが、よってこれから先の展開は如何にして上手く卓袱台を引っ繰り返すかだけが肝であり、実に寝業師の技前と手腕を問われる味のある局面であった。

 楽しめるかは微妙だが、それ以外に考える余地はない。はずなのだが……。

 自称菊亭一・二を争うお家来さんたちの表情を見ていると天彦は不安でしかなくなってくる。たいがい天彦も呑気だが呑気さがレベチなのだ。この二人は。


「あのお団子屋のお団子さん、どうしても食べたかったです。胡麻味のお団子さんってどんなやろ。胡麻味なんやろか。くんくん、ほら見てください。某の鼻が味を覚えているんです。若とのさん、また参れる機会ありますよね」

「ぐぬぅ音羽衆め。大菊亭家をなめ腐りおって。必ずや舞い戻り一族郎党血祭りにしてくれる」


 まぢ。


 鼻が利く様を見てくれとは。ブラッディカーニバルやめろし。


 いずれにしても天彦的には簡単で当然の方程式も家来二人はどうやら違う見解のよう。片や現実逃避して妄想世界に住民票を移していて、片や事件を片付けた事後の世界の住民となっていた。

 それでも侍の端くれ。いざとなれば秒で命を差し出しあるいは容易く放り捨てるので、それはそれで油断ならないのが泥団子に傷なのだが。


 すると、


「これは……、くる」

「腹立つわぁ、びっくりするくらい腹立つわぁ。若とのさんあいつなんなん」

「ぐぎぎ、おのれぇ」


 天彦も珍しく同意。武家などただでさえ偉そうで厭なのにこの侍役人ときたら。

 百歩譲っても実に憎たらしさ満開の顔をした、果たして是知の十倍では足らないだろう思い切り力の限り鼻持ちならない侍役人が上座に着き天彦たちを見下ろすのであった。


「なんじゃ小童か、下らん。疾く詮議いたし疾く終えようぞ」


 ……ていう。


 だが天彦は一瞬で冷めた。見すぼらしくて助かった例外であろうか。

 一方は襤褸を着て地べたに這いつくばるように座るガキが三名。対する捌く側の船奉行は五名。いずれも立派なかみしもを着て立派な意匠の床几に座り顎先をツンと、地べたに屈するガキたちを権高く見下ろす図。


 俯瞰で見れば歯向かえる余地など一ミリもない。何しろこの絵面こそがまさに有罪確定演出ではないか。天彦は思わず笑ってしまうほど見える化している推定有罪状態に、だが実際笑いはしない。失笑と冷笑と嘲笑は大の得意だが封印し無表情を貫いた。今この場でそれをすると詰む。

 というのも空気が不穏。具体的には天彦の視線の対面両端にはすでに刀を抜き放ったたすき掛けの侍が二名、さあ歯向かえ、ほらどうしたと言わんばかりの煽り顔で手ぐすねを引いて待機しているのだから。……まんじ。


 よって許される表情は神妙一択。左右をちら。すん。すん。

 雪之丞、是知共に秒で死を決意した無の表情に切り替えていた。

 さすががやりおる。ならば負けてはいられない。天彦は表面上の見た目こそ失望と落胆を感じさせつつもその実、瞳の奥の感情はまったく読み取れない太々しさで場に臨んだ。

 例えば誰もが知っておくべきこの場における暗黙のルールとは何ですか(棒)の心境で。


「これより音羽村名主音羽作左衛門が倅、太三郎左衛門への――」


 詮議が始まった。






 ◇◆◇






 所代わって越後上杉家本陣奥最奥、厚い陣幕で覆われた軍議の間である。


 この白熱する意見交換の場には家中でも名立たる二十数名もの智将猛将といった越後生え抜きの侍大将が勢ぞろいしていた。

 あるものは床几に腰掛けじっくりと耳を傾け、ある者は自説を説くべく一所懸命に強弁をふるっている。


「都はすぐそこ。一気呵成に攻めかかろうぞ!」

「然り。将軍家、思いのほか頼りなき。これでは帝をお守りするのも心許ないというもの」

「で、あろうとも。如何――!」

「部分的には賛同いたす。じゃがもし勝手をして御方に臍でも曲げられたら何とする」

「ふっ笑止。腹を召すまで他愛もないわっ」

「貴様はそれでよかろう。じゃが勘気を被った越後は果たしてどうなる。信濃を見よ。気心を加えるだけであの見事なまでの隆盛っぷりを。ならば逆も然りではないか。滅びるだけで済まされればよいがな」

「くっ……」


 軍議と言っても戦略会議ではない。あくまで決定している方針を確認する程度のブリーフィングのようである。議論の熱量からはその温い待機策の前提さえ不満なような熱さを感じる勢も少なくないが。


 そんな場の中心に御座すは越後の龍、越後関東管領上杉謙信公である。

 出家した僧侶であることが一目瞭然の僧服を纏い頭髪をすっぽりと目深に頭巾で覆い隠し神妙な面持ちで家来たちの言説に耳を傾けている。


 だが瞳に秘する武威までは隠し果せない。謙信はすっと立ち上がると上杉四天王と言われる重鎮たちに向かって問いかけた。


うぬら、何故一言も発さぬ。いい加減にだんまりも飽きたであろう。存念申すがよいぞ」


 双眸鋭く今や一人欠けた四天王、直江景綱、柿崎景家、甘粕景持ら三名を順に見据えて問い質した。

 だが誰も応じない。謙信は自慢の宿老軍師たちが揃って言葉を発さないことに憤慨しつつ眉をしかめた。

 だがそれ以上は追及せず、腰をとんっと落としてため息を吐いた。


 彼らがだんまりなのは何も今に限ってばかりではないのだ。今度の上洛戦を決めたその時からずっと。彼らは一言も発さなくなってしまっていた。

 本意はわかっている。そう。わかっていた。謙信には手に取るようにわかっているだけにむしろ手立てがなかったのだ。何を隠そう自分自身も同じ心境なのだから。


 神意を読み解くなど不毛にて候。


 この一言に尽きたのだ。いや尽きはしない。疑問は無限に湧いてくる。

 なぜ織田の背後を突かせたのか。なぜ朝廷から織田を討てとの文がくるのか。織田の天下ではなかったのか。

 なぜ稲刈りを早めさせてでもこの時期だったのか。雌雄を決するのならまだしも待機策を授けておきながら。そして上杉に天下を取らせるつもりならなぜ甲斐にも同じ文を送っているのか。そして甲斐の小僧はなぜあんなに増長しているのか。

 そもそもなぜ甲斐をあれほど栄えさせるのか。なぜ、なぜ、なぜ……。


 謙信には皆目見当もつかないことばかりであった。その思いは宿老どもも同じなのだろう。だからこその沈黙、だからこその思考放棄だと思われ。

 何よりこの場に集う将でも同様の現象が起こっていた。利口なものほど今回の侵攻作戦、時が経つほど無口になってしまっていた。


 と、そこに。


「申し上げます!」


 伝令とは違う家来が血相を変えて駆け込んできた。

 それは甘粕景持の手勢である、当該陣地を守る侍だった。

 そして侍は誰が見ても一目でわかるほど尋常ではない様子を浮かべているではないか。


 すると主従は具にアイキャッチ。謙信の意を受けた軍師甘粕景持が伝令の言葉を取り次いだ。


「申せ」

「はっ。女が陣に参りましてございます」

「……端的に申せ」

「配下の者が申しますに女は破落戸の風体であり、殿に取り次げとあまりにしつこいので斬り捨てたとの由にございます。ですが……」

「拙いのだな」

「はっ。女は這う這うの体で懐から文を取り出し、何やら文を届けよと申し置き逝った由にございまする。こちらにて」


 あ。


 遅れて、


 あ、あ、あ、あ、あ、あ。


 無限を思わす“あ”の連呼。むろんこの場に集うすべてが剛のつわもの揃い。少々のことでは動じない。

 なのにあとつぶやきしばし放心。ようやく正気を取り戻せても唖然の後に吐き出せた言葉はどれも、


「まさ、か……」

「なんと」

「よもや」

「抜かったか」

「天罰が下されるぞ」

「あれは話せばわかるのか」


 ほとんど泣き言一歩手前の言い訳だった。


 それもそのはず。受け取った文は血塗られていて黒く染まっている。それも女のものではなくおそらくは差し出し人の物と思われる血で。そして書かれた文言は誰の目にもはっきりと確認できた。

 血塗られた文に記されたその文字が血文字であり、かつその文字が一筆書きの紋様であることを。


「……三つ紅葉、紋」


 主君謙信のつぶやきに、真っ先に反応を示したのは甘粕景持であった。


「貴様、女は何と申したのか」

「はっ、家来が申しますに直ちに船奉行を改めよと申して息絶えたようにございまする」

「船奉行。……殿、時は一刻を争いまするぞ」

「……で、あるか」


 謙信はそう吐き出すのが精いっぱいの苦悶を浮かべて押し黙った。

 言葉はいらない。あるいは逆に発せなかったのか。何しろ船奉行と言えば上田衆、栖吉衆すよししゅうが差配する軍略方の持ち場である。上田も栖吉もいずれも上杉一門衆の中でも別格の家門である。いずれが筆頭格でも可怪しくないほどの。故に滅多なことでは謙信とて口を挟めない一門重鎮の領分であった。


 だが軍略方に何かあっては越後の屋台骨が元から崩れ落ちてしまうそんな重要基幹奉行所である。けっして放置はしておけない。


 まさか……、いやあり得ん。


 これには裏切られ慣れしているさしもの謙信とて震えた。

 文の暗示していることが推測の通りなら、絶望では生温い地獄の骨肉争いが待っている。


 謙信は震えながらも気丈に顔をあげて、


「我は参る。各各方、ここより先は修羅の路。覚悟有るもののみ同行いたせ。覚悟いたさばただちに武威を整えよ」


 応――っ!


 宿老をはじめ軍議に集っていた二十数名の将に向かって高らかと下知を下すと、自らも小姓に大小の愛刀を用意させて出陣の装いを整えるのであった。











【文中補足】

 1、上杉将士書士(上杉軍役帳に記された武将略伝)記載四天王

 >宇佐美定満(定行)軍司 謎の死を遂げた

 >直江景綱 史実での与六の義理ぱっぱ

 >柿崎景家 和泉守ほどの分別ある者が他にあろうかと称賛する記述が残る名将

 >甘粕景持 信濃の豪族 白峰三山の仙人 謙信公自ら家臣にと乞われた越後の諸葛亮孔明


 いずれも敵が名を訊いただけで震えあがりときには退散したほどの知勇兼備の猛者揃い。


 2、越後上杉家家督争いの二大勢力

 >上杉景虎を担ぐ栖吉長尾氏VS長尾政景率いる上田長尾氏の構図である。

 両氏族は共に上杉一門衆筆頭格であり史実では景勝擁する上田長尾氏が勝利を収めた。

 >上杉景虎(氏康七男)は戦国きってのじゃない方であり、出自の良さに比べた人生の憐れさには定評がある残念貴種侍の代表格。よってキャラ立ちはエグいはず。

 >上田長尾氏。当主政景の父、房長の叛服常なき遍歴に対する家中感情から上田衆の言葉自体に越後上杉家内では差別感情が強くあったとのこと。

 >長尾顕景 後の上杉景勝(1556年 数え14)












お読みいただきましてありがとうございます。



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― 新着の感想 ―
[一言] やっぱり天彦さんも伝説の超戦闘公家の北畠さんや、フィクションですが烏丸文麿みたいに体を鍛えなければいけませんね。お体はお大事にして、完結まで無理せず頑張って下さい!
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