#04 妄りがましい正当性を突いているだけで
永禄十二年(1569)七月三十日
「清子って誰やねん! ダレきよこ。ちな身共は天彦やで。ふぁぁああ」
起き抜けに、窓枠の向こう側に見える木の枝にとまりキョロキョロキヨコキヨコと美声を飛ばす黒鶫の声で目覚めただけなのに。
振られたボケだと勘違いして軽快にツッコミ返すというボケをかます上げ眉書く前児童の図むちゃんこ不気味説。を立証しているわけではないのだろうけれど。
「ぬおっ」
びびったん。
天彦は鏡に映る自分の姿に思わずのけぞって魂消てしまう。説を立証したわけではない。だが普通にキモかったと冷や汗を掻きつつ。
阿茶局の好意に甘え宿泊させてもらった翌朝。それでもいつになく上機嫌だった。寝起きの悪さは折り紙つきで実益でさえ気遣っていたほどなのに。
あろうことか起き抜けに軽快なギャグを飛ばすなど前代未聞の珍事である。ウケているかはさて措き心の余裕は感じさせた。
枕があっていたのか。あるいはここ最近ずっとtodoリストに圧し潰される夢にうなされて叩き起こされていたのが昨夜は一度もそれがなかったからなのか。
いずれにしても天彦は世界に祝福されていると言いたかったほど上機嫌の朝を迎えていた。家人の闖入があるこの瞬間までは。
「若とのさん、おはようございます。やっと起きはったんですね」
「うん、お早うさんお雪ちゃん。氏郷も是知も。なんやその口ぶりやと身共は寝坊したんか」
「はい。もうお昼前ですよ」
なんちゅう。
秒で脳みそが覚醒した。宿泊先は親王家。さすがに無礼が過ぎたのでは。
脳内がいくら魔王畑だと言っても相手は内親王。それも立太子の儀を済ませた皇太子殿下である。うん、過ぎたね。氏ぬ。
天彦はそんな焦りを浮かべた顔でよいといっても夜通し警護にあたってくれていた氏郷に視線を向けると苦笑いが返ってくる。……ん?
氏郷は是知に視線で何かを示し合わせた。どういうことだろう。
天彦の困惑は深まるばかり。菊亭でも己の部署こそが一番働きであり一番槍であると自負する双極の二人である。普段からとくに他の部署との交流を避けているのに妙なシンパシーを通じ合わせているではないか。
この奇妙さは与六ならきっと賛同してくれるはずだと思いながら、天彦は交互に預けていた視線をゆっくりと外し雪之丞に預け替える。じろじろ。
すると氏郷および是知の何とも形容しがたい表情と苦笑いの意味が朧気にも見えてきた。おいて。
「おいて。お雪ちゃん、むちゃんこええ刀やね。高そうな作りの鞘やし。いったいどこで盗ってきたん。まだ間に合うからすぐに返しに行こ」
「ひどっ!? 冗談にしても酷すぎますよっ!」
探りを入れたがどうやら盗んではいなさそうだ。
さすがの雪之丞でもいくら何でもそのくらいの分別はついているのか。ならばなんだ。天彦の混迷は深まるばかり。するとそこにヒントが舞い込む。さも厭そうに、さも吐き捨てるように。
「この阿呆はあろうことか皇太子殿下と妃を前に、当家菊亭の恥を、いいや大恥を曝しよったんですわ。お前など死んでしまえっ!」
「なんやとぉ」
おお、……おぉ?
ムリ、わからん。
わかるのは雪之丞がいつものように凡骨かわいさだけで推してくるのと是知がぶちギレていることだけ。
是知はたしかに火のないところに煙を立てる難癖付けだが、さすがにこの感情は本物だろうと判断できる。よって事が起こったことも確かっぽい。その本気で怒ってます凡骨可愛い顔やめろし。
の、感情で天彦はまあ落ち着けとヒートアップ寸前の二人を制止して、難解そうなパズルを解いていくことにした。ちょっとおもろそうやぞこれという不謹慎な感情もちょびっとだけそえて。
「まずお雪ちゃん。皇太子に会うたんはほんまか」
「会うてませんよそんなお人に」
「おい!」
たまらず是知が非難の声を上げて遮る。
すると氏郷がわざとらしく失笑を漏らす音が聞こえた。つまりここら辺りが問題の大元なのだろう。天彦は当たりを付けて、ぎろり。
「是知。黙ってて。順番や」
「ですが」
「二度は申さんぞ」
「う。……出しゃばった真似をして申し訳ございません」
「わかったらええ。で、お雪ちゃん」
「会うてませんもん。若とのさんは某を疑うんですか」
「あはは、それはない。天地が引っ繰り返ってもこれまでがそうであったように身共はお雪ちゃんを信用しつづける。この先も命あるかぎり信頼しつづけるんやで」
「はいっ! 知ってましたけど。知ってましたけど!」
どや、どやと1センチの距離で是知にどやる雪之丞だが、信用と信頼と事実認定は別物である。天彦は愛用の扇子を手繰り寄せると、ぺしっ。
「ていっ」
「痛っ、なにしますのん」
「大して痛ないし話が進まん。余計なことをすな」
「む」
「皇太子には会うてない。ほなら今朝、誰かに会うたか」
「それは会いましたけど」
「誰さんにや」
「用人さんは除けて?」
「のけて」
「ん……いました。それがけったいなお人でしてん。訊いてください若とのさん」
「お雪ちゃん。身共はそれをずっと訊いてるんやで」
「そうでしたん。知りませんでした」
知ってたよ。途中から薄々と。ボタンのかけ違いってことは。一つや二つではない。
「ほんで」
「そやっ! けったいなお人さんがお前は誰やと申しよってね。身共は堂々と申してやりましたん。菊亭一の家来やぞと」
「おお。かっちょええさん。ほんで」
「そうでしょ。そしたらけったいなお人さんが――」
「待ち」
「なんですのん。話の腰を折らんといてくださいよ」
「けったいな人とお雪ちゃんが感じた件を省いたらあかん」
「ああ、なるほど。そのお人ら、揃って自分は妖精やと抜かしよるんですわ。それも妖精の王と女王やと申しよるんです。そんなもんけったいに決まってますやろ」
「……あ、うん」
出た! お雪ちゃんさあ。
「それはわかった。でもけったいはあかん。もう使わんとこか」
「む。しゃーないですね。ほな阿ふぉ――ふがふが、何しますのん!」
「絶対にあかんねんで」
「お前らまで大きい声出して。若とのさんも口塞ぐとか、なんでそない怒ったはるんですのん」
天彦はこの野生の天才を果たしてこのまま喋らせていいものか悩む。だが喋らせないことには刀の事情にたどり着けない。勝負に踏み切る。
「お雪ちゃん。落ち着いていこ」
「某はずっと落ち着いてますやろ! よう言いませんわ」
「あ、うん。ほんで」
「はい。そしたら女王。これでよろしいか」
「うん。それええさんやわぁ」
「はい。女王が菊亭一の御家来にしては粗末な刀を差しているのねと言いよるんですわ。女の分際で。あれには某も怒りましたね」
分際はあかんのと違うんか。もっとアカンの他にもいろいろありそうやけど。
「まあええわ。ほんで」
「はい。女、生意気を抜かすなと抜いたら竹光でしてん。てへ」
「ウケたやろ」
「はい。むちゃんこウケましてん」
「ああ、それで」
「はい。それもあるし何やら王?が申すには若とのさんには世話になっているらしいんです」
「初耳や」
「何やら叔父御前を常に煮え湯を飲ませているのが痛快やと申しておりましたけどご存じですか」
「……ご存じです」
「なんや知ったはったんや。変なの」
変なのはキミ。けして身共やない。
そしてそのお方の仰る叔父様は比叡山延暦寺天台座主に御座す覚恕法親王である。即ち帝のお兄様。
それは煮え湯を飲ましている。熱々のやつをたっぷりと。よってこうしている今も氏ね菊亭と高らかにお叫びになられ、そしてあの迫力ある雰囲気と低い声で念仏をお唱えになられていることだろう。
その呪詛が確実に効いている気がする今日この頃だが、それはそれとして。
「理由はわかったん。それで刀を下賜されたんやな」
「かし? まあ頂きましたけど。綺麗やし。見てくださいこの匠の技前……あ、そや」
「やめて? むちゃんこ不吉な間ぁでそれやるのん。心臓きゅってなるやん」
「あ、すんません。でも申しとかなあかんっぽいことがお一つあったん思い出しまして」
「ぽいって何。何さんぽい。ええわ、ほんまに一つなんやろな」
「はあ、たぶん」
「まあええさん。話してみ」
「はい。どこに住んでいるのかと訊ねられたので朱雀大路やと申しましたん」
うそ松。しかもモロではなくビミョいうそ松。なんで!?
「なんでなん。お雪ちゃんうそ松ゆうたらあかんやんか。陣屋旅籠は五条西洞院やんか」
「知ってます。でも以前可怪しなやつらが陣屋に参りましたんや。対応にてんてこ舞いでしてん。そのとき与六が言いよったんです。よいか植田殿、何でもかんでも正直に応じるばかりが正義ではござらぬぞって」
「守ったん」
「はい。身共偉いでしょ」
「あ、うん。ほんで?」
「朱雀のどこかやとゆうときました。当家に参りたいなら己で探せと申し付けておきましたん。どや」
ぐぬぅぅぅそのドヤ顔、世界でいっちゃん腹立たしいわ。
天彦は震えながらも正気を保った。続ける。
「ほんで!」
「ほんで? なんかあったかな。あった、ありましたわ。その王さんが、ならばお前はこれより先は朱雀と名乗れとゆうとりましたわ。某もかっちょええから貰うといたると返しときました。ほな王さんは偉そうに我が系譜にその名を刻むとほざいとりましたん。そんだけです。冗談話なんかもうどうでもよろしいやん」
「うん。ぜんぜんどうでもええことないけどな。おめでとうさん、朱雀お雪ちゃん」
「めでたい……? 朱雀お雪? お雪は植田ですけど。え、え? なんですのん唐突に。ええぇなにそれ」
ぱちぱちぱちぱち。
天彦はヤケクソ気味に掌を強く合わせて音を立てて雪之丞を祝った。
すると氏郷とその郎党、そして是知までもが天彦に合わせて拍手を送り部屋中がなんだかわからない祝福ムードに満たされるのだった。
「あれ、あれれ?」
祝福の拍手を送られている当人をずっと置き去りにして。
この世で二番目に偉いお人さんが請け負ったのだ。しかも系譜に記すとまで仰せになって。それはもう神託に等しい効力を発揮する。
よってここに朱雀家が誕生した。それも誠仁皇太子殿下公認の。公認どころか名づけ親の。
この格式と権威たるや絶大である。控えめに言ってえげつない。何しろ次世代の天皇がたとえ名誉職だとはいえ、己の宮家にその名を刻むと仰ったのだ。それはもう永代別当に決まっていた。
果たしてこの新家門朱雀家より格が高い家門はどのくらいあるのか。相当限られているだろう。たとえば天彦の菊亭でさえ格上かどうかはかなり怪しい。生家の清華家今出川でようやく五分の格式である。
アホすぎる。
天彦の空に霧散する独白も尤もであろう。だが事実は事実。厳粛に受け止めなければならない草。
常に草でも生やしていないとやっていられないのは是知か。だが野生の天才は侮れないといういい教訓を得たことだろう。益々の飛躍を期待する。
いずれにしてもこうして由緒だけが不足していて格式高き名門貴家が爆誕していた。天彦が涎を垂らして爆睡している間に。
あまりにもアホっぽい会話と愚かしくもむちゃんこおもろい誤解の賜物によって。
氏ぬ。
◇
帰路。
憮然としつつも釈然としない顔で不貞腐れる是知を弄りつつ、少し遠回りにはなるが記念である。ということで一行は朱雀大路を一路南へ定宿陣屋への帰途についていた。
眉無彦が景色を楽しみつつ軽快な足取りでるんるん歩いていると、そこに氏郷が声を掛けてきた。
「ずいぶんとご機嫌がお宜しいようで」
「まあそれはな。ゆうて身共の弟さんやし」
「あはは弟御前にござるか。なるほど。しかしこのようなことが起り得るのでしょか。某はいまだに信じられませぬ」
「起ったなぁ」
「ふはは。殿も信じておられぬご様子。なるほど合点が参りました」
「もうわからん。野生の天才には敵わんわ」
「然り。やはり菊亭家は他家とは一味も二味も違い申しますな」
「お前さんも家みたいなあばら家出て行ったらあっという間に大大名にならはるのに」
「御冗談を。仮になれたとて、殿の御そばに侍られぬ大名商売など何の意味がござろうか。一文にてそこな小僧に売り払いまする」
「あ、うん。ほな身共に売ってんか」
「あはははは。そのときは必ずや」
ヤバい。泣く。
天彦がうるうると自称強情っぱりな、けれど実際は素直な涙腺を緩めていると、
「おっ父! おっ父! ええーん」
通りを挟んだ対面で児童が大きな声で何事かを叫んで泣き崩れていた。
「氏郷」
「喧嘩か辻斬りか、はたまた奉行所を怒らせたか。そんなところでしょうな」
「憐れや」
助けたれとも何とも言っていないにもかかわらず、察したのか主体的にかはわからないが氏郷は駈け出していた。彼の家来もすぐさま反応して追随する。
男子として実に痺れる場面である。かくありたい。物事に固執しない主義の天彦であっても漠然と憧れる数少ない場面であった。
追っ付け現場にたどり着く。
「命には別条なし。ですが……」
「おっ父! お侍さま、おっ父は。おっ父を助けてください」
氏郷は答えない。というより目も合わせていない。
だが少年に強くあれ。強く生きろとその満身で伝えている。天彦にはそれがわかった。わかったは盛った。だが推測はできる。氏郷はそういうタイプの人間だから。
それでも誰ひとりとして拾ってやれ救ってやれとは強請らない。
当たり前である。こんなことに躓いていたら戦国など前に向かって進めない。右を見て左を向いた次の瞬間には似たような境遇の子供たちがうようよと湧いてくるのだ。
だから半端に手を出すと痛いだけ。むろん心が。天彦の自称鉄壁で鉄強のスチール合金ハートがずきずきと痛むのだ。
「連れて……、身共、天才か」
だが性分か主義なのかはわからないが拾って帰ろうとしたその瞬間、天彦の脳裏に光明が差し込み閃きが降って湧いた。嘘である。
ずっと温めていたが決断にまでは踏み切れなかった腹案を世に出すことを決心したのだ。天彦はその発生イベントとして閃きを演出した。わざわざ家来たちにも伝わるように。一々めんどい男子である。
「殿、どうかなさいましたか」
賢しい是知がそんな演出を見逃すはずもなく。是知はガセとも知らずお得意のしてやったり顔で雪之丞にマウントを取りつつ天彦に再度問いかけた。
「殿、もしや何か発見なさったのではございませぬか」
「うん。なさったん」
「あれ、なんか嘘っぽいですけど」
「どんくさマンのお雪ちゃんは黙ってよか」
「然り! 愚鈍な植田殿はお控えなされっ」
ええ。若とのさんのアレ絶対に嘘つきのときの顔やのに。
雪之丞の告発は黙殺される。暗黙のチームワークによって。あるいは氏郷なら感付いているかもしれないが発言しないのなら気付いていないのも同然である進行していく天彦は。
まんまと野生の天才に見抜かれてしまった一瞬こそ焦ったが、策意までは見透かされていないはず。
その雪之丞に向かって言った。
「朱雀どの。出番ですぞ」
「なにそれ。若とのさん、某厭な予感しかしませんのん」
「気のせいなことは世に溢れているんやで。ましてやこの世に名を遺すまたとない機会や。雪之丞ともあろう侍が見過ごすはずもないさんや。そうやろ」
「厭ですけど」
「おい。散々喋らせといて六文字でぶった切るな」
「だって厭ですもん」
「三文字追加されただけっ! ちっ……な、そんな駄々こねんと」
「駄々こねてるのどっちやろ。厭なもんは厭ですからね」
ぬぐぅ説得しくった。だが雪之丞に説得は佐吉にでも任せればいけるだろう。
「殿、何を閃かれたので」
「ん、ああ。なんてことない。博打の胴元しようと思てな」
「博打の?」
「そや」
すると間髪入れず、
「あ! 舌の根も乾かん内になんか可怪しなことゆうたはるで」
雪之丞が図星を突っ込む。
だが上げ眉書けてないからナシ彦は涼しい顔で聞き捨てた。
なぜならその際、こう注釈をつけたはずだ。
「身共はゆうたん。勝てる博打はその限りに非ずと」
「ずっる」
「ずるない。それが世界が認める仕様なんやから」
「うわ、なんか正当性まで引き摺りだし始めはった。ええか、みな気を付けよ。あの貌がいっちゃん悪い時の若とのさんのお顔やさかいな」
「おまっ、おいこらお雪ちゃん。あくどいはやめえ!」
「なんですのん。ほんまですやろ」
「ほんまって、ちゃうやろ。……ちゃうやんな?」
実際に天彦は飛び切りむちゃんこいい顔(悪い顔)をしていたので雪之丞の言い分は部分的に正しいのだろう。心情的には違うと同意してやりたい心境が伝わるが、実際は誰からも異論が出ないことからもお察しである。
「みな、この際やせいだいゆうたり」
「おう、ばっちこい。ゆえるもんならゆうてみい」
「なんですのん扇子握ってちらつかせて。暴力やったら反則ですよ」
「む。暴力と違う。権力行使の仄めかしや」
「ほな同じやし」
「ほなちゃうし」
だが現実問題はどんな爆弾投げて寄越しとんねん氏ぬ。といった心境なのだろう。誰もがリアクションに困り果てる。
なにしろ天彦、自己評価低い系男子のくせに悪く言われたときだけ条件発動されて拗ね彦になるという特質系念能力者であり、一旦拗ねるとしつこいのだ。あの実益でさえ参ったというほど執拗に拗ねてくるというしつこさを発揮した。
その事実を前にすると応とも否とも言えず、さりとて頷きも振りもできるはずもない氏郷と是知と郎党たちは言葉と首の行き場を持て余し、どう応接してよいかわからないといった極めて曖昧で微妙な表情をしてこの難局を立ち回った。
セーフ。凌ぎ切ったと思いきや。
だが空気は100吸うものでしかない野生の天才さんには通じない。
「みなどないしはったん黙りこくって。ええか、あの貌がいっちゃん悪い時の若とのさんのお顔やさかいな。お顔やさかいな!」
くっ、二遍はあかんやろ氏ぬ。
カア。頭上に飛来する鴉の群れを見上げながらじっと涙を堪えるのだった。
最後までお読みいただきましてありがとうございます。誤字報告ありがとうございます。ブクマ・ポイントも増えればそれは率直に嬉しいです。唯一の評価軸ですので。とか。
さていかがでしたか。今話は雪之丞推し回でしたね。あれ惜し回かな? ぽちぽちやっていると気付けばこうなっておりました。移動距離七百メートルで七千文字書いたったん。あっはっは参ったか。ごめんなさいもうしません(棒)
さて植田くんは天彦念願だった独立を果たし朱雀くんへとクラスアップ致しました。どうなることやらですがきっとどうにもならないだろうと予感しつつ、今後ともこの凡骨かわいい雪之丞同様当作品も生温かく見守って可愛がってやってください。よろしくお願いいたします。