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虚飾の歴史に、夢は解けて。――二人の罪人は再演の旅を  作者: はる
【第三章】再演への道

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幕間:夢は解けて

 苦しみも、痛みもない。

 

 孤独。

 悲壮。

 後悔。


 ただ、それだけを、貴方から感じた。




 『私達』は、貴方に、何をしてあげられたのだろう。

 『私達』は、貴方の、何を奪ってきたんだろう。

 

 血に染まる私。

 水の底に沈んだ私。

 …何が起きたか、分からない私。


 それから――。


 貴方を蔑んだ私。

 貴方を貶めた私。

 貴方を…恨んだ私。


 それでも、『約束』を果たそうと、ずっと一緒にいてくれていたよね。

 

 ずるいよ。


 

 

 何もしてあげられてなかったね。

 奪ってばかりだったね。

 泣かせて…ばかりだったね。


 ごめんね。



 いっぱい貰った。

 想い。

 温もり。

 時間。

 

 たくさん、貰ったよ。


 ありがとう。




 『私』は、違うよ。


 だから――。


 一人に、ならないで。

 一人で、いかないで。

 一人に、しないで。


 一人は、だめだよ。


 一人になんて、させないから…。



 『私』、決めたよ。

 

 だからね、貴方がくれた言葉を、貴方に返したい。


 例え数百、数千の歳月が過ぎようとも必ず見つけて守る。

次回、第四章開幕です。

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