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4. 定休日

久しぶりの投稿です。

最近はとんでもなくモチベが上がりませんでした。

リハビリも兼ねているので今日は短めです。

俺は秋傘隼人、ただの喫茶の店員だ。

 ここは本当にいろんな人が来る。

 街のご老人、帰り際の高校生、休憩中のサラリーマンなど、人目につきにくくても客はけっこういる。

 常連さんが座る席はほぼ一緒だし、どのメニューが好きかも覚えているが、あまり客と会話はしない方だと思う。

 今日は定休日。

 週に一度の休みである。

 時刻は7時。いつもなら客が5人ほどいる時間である。

 しかし、今日は休み。当然客がいるわけでもないのに何故かカウンターに居る。

 「暇だ」

 そんなことをひたすらつぶやきなから椅子を並べて作った簡易ベッドに横になっている。何故寝室にいないのかは自分でもわからない。

 (これも職業病ってやつか?)

 ひたすらなにかしたい欲に見舞われながらイスを戻した。

 誰もいないカウンターや椅子が並べてあるフロアを見て、どこか寂しく思い部屋に戻ろうとする。

 しかし、それにも抵抗があったからとりあえず掃除用具を出して掃除を試みた。

 が、いつも開店前や昼休憩中、閉店後に清掃をしているため床を掃除しても何も出てこなかった。

 仕方なく身長よりもガラスを拭こうとして脚立を出し、登った瞬間。

 バキッ

 軽い音を立てて軸が折れた。

 「イデッ!」

 脚立に完全に乗っていた俺は脚立と一緒に倒れた。その時にバケツに脚立がクリーンヒット。

 バケツが横に倒れ、水が全て床に流れ出し仕事(掃除)ができたことに嬉しさとめんどくささが混じった謎の感情に襲われながらも新しく雑巾を取りに行った。

 新しい雑巾を持って戻ってくると、当たり前だが水たまりが広がっており雑巾一枚ではどうしようもなくなっていた。

 仕方なく古いタオルでこれ以上広がらないようにしてからホームセンターに雑巾を買いに行くととあるものが目に入った。

 (防犯カメラ?先週までなかったのに。だけど念の為買っておこうかな。いや、でも...)

 一応店が入っているビルには防犯カメラがついていたが、必要最低限の3箇所しかないのでかなり死角がある。だからといって新しく設置するにも不動産屋に相談するものめんどいし、経費もカツカツでこれ以上増やすと生活できなくなってしまうので今回は見送ることにした。

 仕方なくスルーして会計を済ませて帰路につくと、あそこにあった防犯カメラのことが気になって仕方がなかった。

 (まあ、ビルがSE◯OM入ってるからなんとかなるだろうけど)

 なんて余裕に考えられてるうちは幸せだと思っておこう。

 しばらく歩いていると店が見えてきた。

 相変わらず見えづらいところにある。

 それなのに見つけてくれた常連さんに感謝と尊敬の念を送りながら店に入り、水の拭き取りを再開した。


◆◯◆◯◆◯◆◯◆


 掃除も一段落して、昼飯も食べ、SNSを流し見て、時計を見ると午後9時。

 これ以上いても仕方がないので自分の家に帰った。

 (なんで俺休みなのに職場行ってんだろ)

 鍵を開けて靴を脱いでベッドに直行する。

 バッグからスマホを取り出し、ベッドに倒れ込んでからSNSを流し見る。

 そうしていたら、いつの間にか深い眠りに落ちていた。

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