表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
270/917

詩を書きたいなら御自由に

 詩を書きたい?

 御自由に

 だれも止めたりしないから

 だれも読みもしないけど


 詩を書きたい?

 御自由に

 他人に伝わらない想いがあるなら

 他人に伝わらない言葉を刻みなよ


 本当に

 詩を書きたい?

 詩なんてだれも読まないよ

 廃屋みたいな無用の長物

 字のない余白の不快な広さ

 経済原理に反したのろ

 本当に詩を書きたいの?

 なんで?

 なぜ?

 主張したいなら檄文げきぶんを書きなよ

 思考したいなら論文を書きなよ

 語りたいなら小説を書きなよ

 なんで詩なんて書きたいの?

 なんで?

 なぜ?


 詩を書きたい?

 御自由に

 言葉の無意味さに立ちすくんで

 膝が笑わなきゃいいけれど

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ