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物語を創る理由

 遊ぶのが好きだ

 遊びほど魂を燃えつくさせるものはない

 でもぼくの好きな遊びは

 子どもっぽいものばかりだから

 だれもが卒業していった

 遊び相手はいなくなった

 そのまま突き進めば

 ぼくは狂人になるしかなかったので

 仕方がないから

 外で遊ぶのは諦めて

 子どもの頃から好きだった

 物語の世界でひたすらに遊んだ

 でももう遊べる世界がない

 身の丈に合った遊び場が見当たらない

 仕方がないから

 自分で創りだすしかなくなった

 才能も実力もないけれど

 自分の物語を創ることだけが

 ぼくに残された最後の遊びだから

 遊びたいのなら

 生きたいのなら

 それにすがるしかないのだ

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