僕と吉田さんの奇妙な出会い
初投稿です!
色々変だとは思いますが、宜しくお願いします!
追記
2026/3/10 話を大幅に変更しました!
やっぱり土曜は何処も人で溢れかえっている。
ここも例外ではない。僕は今お気に入りの神社に来ている。
人は沢山居るけれど、心が落ち着く。空気が澄んでいるような気がする。
パワースポットと言われるのも納得できる。林の中にある長い石段を歩き、境内に辿り着く。
息が上がり、額と背中に汗が滲む。
汗が目立つ色のシャツを着てこなくて良かった。
息を整えて参拝するために列に並ぶ。鞄から財布を取り出し、五円を探す。
こんな時に限っていつも大量に溜まっているはずの小銭が少ない。財布には五百円一枚と百円玉が一枚。
なんとなく五百円玉を取り出す。
まあ、金額が高いほうが願いもかないやすそうだな。そう自分を納得させる。
ようやく僕の順番が回ってきた。
五百円を賽銭箱に投げ入れて鈴を鳴らし、二礼二拍手一礼する。
参拝を終えて椅子に腰かける。
石段を下りようかと椅子から腰を上げようとした時、何かがひらりと地面に落ちた。目の前を通った誰かが落としたものだろう。しゃがんでそれを手に取る。
「なんだこれ、式神……?」
よくアニメとかドラマで見る式神みたいな紙だ。
落とした人に返したいが、だれが落としたのかも分からない。
巫女さんに預けるか、と立ち上がる。
「すみません、それ私のです」
トン、と肩に手を置かれて振り向くと、安心したような笑みを浮かべる長身の男性が居た。




