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『帝国魔導特務録』 設定集

❖主人公 イリス・ヴォルカ

【特徴】

・帝国魔導特務局のメンバーの1人

 研究も戦闘も何方も突出した成績を残しており、研究分野は多岐に渡り、基本的に専門分野を持たない。

 暗殺と狙撃に関しては誰も隣に立てない程の実力を有しており、今回の任務の関係で主任から、皇帝より下された任務を共有されて研究からしばらく離れる事になる。

・帝国内2人目のドラゴンへの身分変質許可者

 皇帝を除き、2人目のドラゴンへの身分変質を許可された人物。

 普段は人間の姿をしているが、自分の意思で竜人フォルムと人間フォルムを切り替える事が出来る。尚、この可変式は皇帝から与えられた物ではなく、自分で研究して得た技術なのでフォルムの可変はイリスにしか行えない。

・睡眠事情

 自室以外で眠る事が出来ず、毎晩必ず「黑棺」にある私室に戻ってくる。尚、「黑棺」に行くには必ず皇城を通過するか、「黑棺」にある荷物の搬入用のシャッター以外に入館経路が存在しない。

 その為、イリスが帰ってくるだろう時間(18-19時ぐらい)になると城の前まで皇帝自らお出迎えに来るぐらいには気に入られている(近衛兵と親衛隊は皇帝がどれだけ拒否しても護衛として着いてくる)

・イルメリナが苦手


【皇帝との関係性】

 忠誠心はほぼ皆無。特務局に、帝国に所属している方が都合が良いので皇帝に従っているだけで、必要に応じてかなり強めに意見する光景も多々。

 その為、状況や場合に応じては皇帝からの命令を拒否する事もあり、皇帝崇拝派と衝突する事もしばしば。ただ、それも特務局と言う皇帝が皇帝の都合で帝国に留まってもらっている人物であると言う組織に所属している関係から大きないざこざには発展しないし、させられないのが皇帝崇拝派の意見。

 イリスはそれが理解している為、一応は皇帝崇拝派や皇帝を尊重してはいるので不要な火種を蒔くような事はしない。

 また、互いに思う所はあるが最低限の協力は行う。

 皇帝の事を「アル」と愛称で呼んでおり、それに慣れて皇帝もイリスがそれ以外で呼んでくると警戒して呼び直しを要求してくる。


【性格】

 口数は非常に少なく、自発的には情報共有を行わない。

 例外として、報告義務などは誰よりも果たす傾向にあり、頭の回転速度は特務局内でも突出して速い。

 「報告書は相手に伝わらなければ意味がない」と言うポリシーから、誰が見てもすっ、と内容が頭の中に入っていくような書き方を日頃から意識して行っており、その才を買われてイリスが研究した事のある分野の教科書の作成などを担った事もある(本人は不服そうだったが、帝国の学力が上がるとその分自分の快適性も上がるので渋々了承)。

 ほぼ無表情だが尾や口数の多さはその際のテンションなどで分かり易く感情が滲む。

 多少のサイコパス気質の為、とんでもなく悪い笑顔をする事は多い(悪い笑顔と無表情以外は見た事がない人が大半)。

 皇帝と特務官達に関しては愛称で呼ぶ。

 紅いメッシュの黒髪。紅の瞳。女性。喫煙者。


【活動方針】

 ソロでの活動が主だった物の、皇帝から定められた任務を行う上でパートナーを持つ事になる(本人は超不服)。


【専攻分野】

 特に定めず興味がある物は全て


【経歴】

 元別の国の人間。元々はアウレリウス帝国皇帝を暗殺する為にアウレリウス帝国へやってくるも、強襲時に皇帝が持っていた、皇帝の書いた論文を見て好奇心が義務感を抑え込んで、暗殺命令そっちのけで「……読みたい」と言ってしまったのがきっかけで皇帝に気に入られ、流れるように特務局に所属する事になった。


【台詞一例】

「……いちいちうるさいな。」

「ほら、必要なんだろ。用意してやったから。」

「……? 出来るもんじゃないの?」



❖パートナー ノア・アルヴェルト

【特徴】

・イリスの熱烈なファン

 帝国情報局に保管されているパーソナルデータで見てそれなりに知っているつもりではあるが、実績を見てかなり重度の尊敬具合でイリスが憧れの存在。

・非一般人

 帝都暗務局と言う暗殺を専門とする部門に元々所属しており、兄が帝都の警察である機動隊の隊長を務めている。

・隠れた天才

 暗殺職でありながらイリスに憧れて研究者になろうとしており、独学で医療知識を学習。研究している。その為、現場でいきなり死体解剖すらも平然と、難なく危なげもなく行えるだけの実力者だがその実態は本人以外把握していない。

 自分が読み返す事だけを目的に論文なども書いて保管している。


【性格】

 普段は温厚かつ明るい一般人のような性格をしているが、仕事が関わると非常に研究者の顔に早変わりする。

 性別は男性で、年齢はイリスの1,2歳歳下。

 黒髪に琥珀色の瞳。


【専攻分野】

 肉体構造学及び内科系医学、外科系医学


【経歴】

 元帝都暗務局所属。

 皇帝により、今回(第1シーズン)の任務のパートナーとして選ばれた。元々イリスの熱烈なファンだったのもあり、「主人公を理解し易そうだったから」と言う事で異例の引き抜きかつイリスのパートナーへ任命された。


【台詞一例】

「よ、宜しくお願いします!」

「……いや、絶対普通じゃないと思うんだけど。」

「それは普通じゃないと思いますよ!!?」



❖皇帝 アルヴァリウス・セラフィス・アウレリウス

【特徴】

・齢15歳の皇帝

 「皇帝は永遠に存在する」と言う異端審問教会の思い込みの通り、現在齢15歳のドラゴン。

・魔導工学の創始者

 皇帝であると同時に非常に規格外の研究者。ベクトル操作の魔法を得意としている。

・帝国魔導特務局唯一の上官

 自身のお気に入りである特務官を所属させる組織、帝国魔導特務局の創設者かつ特務官を唯一任命出来る人物。


【性格】

 基本的には温和で、知識と天才に目がない性格。

 その反面で、天才に対する迫害や差別への憎悪は果てしなく、それがそのまま戦争の理由になる事すらもある即決型思考回路。

 特務官達を溺愛する傾向にあり、特務官達が行う事に関しては割と何でも許す傾向がある。

 腰まである長い金髪に蒼い瞳。


【台詞一例】

「君達になら、何処までも甘えてほしいんだけどなぁ……。……駄目?」

「しょうがないなぁ……。君達がその必要があると言うならそうすれば良いんじゃないかな。僕が許してあげるよ。」

「……君、彼らは俺と契約してるんだ。俺を差し置いて彼らに何をするつもりだ?」



❖主教 セヴェリウス主教

【特徴】

・異端審問教会主教

 帝国に唯一存在する宗教、異端審問教会の主教で皇帝に対する崇拝加減は最早病気レベル。

・帝国暗務局副主任

 皇帝から与えられた種族、アラクネの特徴から暗殺を得意とする関係から帝国暗務局の副主任も任されている。アラクネの特徴である複数の腕は元より格納出来る特性の為、戦闘時以外は肋骨として胎内に格納している。


【性格】

 異端審問教会が唯一神として定めている皇帝に対する崇拝具合が親衛隊隊長のディートリヒとほぼ同格かそれ以上を誇っており、皇帝の命令に違反した事は一度もない。

 イリスの事は異端者として処刑したいぐらいだが、皇帝が選定する特務官と言うのもあってあからさまな反逆が起きない限りは業務上の協力だけは徹底して行う事にしている。

 茶髪に紫の瞳。


【経歴】

 異端審問教会の創設者。元々はディートリヒと同じく親衛隊に所属していた同期だが、帝国に帝国の治安維持と主に宗教と言う用途で帝国が侵略されるのを懸念し、皇帝に直談判して異端審問教会の立ち上げを進言し、そのまま主教となった。

 何方かと言えば宗教と言うよりも処刑機関としての意味合いが強い為、異端者の処刑法は銃殺刑か断頭以外認めていない関係もあって、使用武器は小機関銃と大鎌。


【台詞一例】

「皇帝陛下の為ならば。」

「貴様、また陛下の事をそのような気安く……!!」

「……それでもお前達はあの陛下が価値ありと、自らが対価を支払ってまで傍に置いておきたいと願われた存在だ。少しは誇りに思ったらどうだ。」



❖主任 アルドリック・シュタール

【特徴】

・帝国2人目の竜人

 皇帝を除いて帝国で2人目の竜人の種族身分を与えられた人物。イリスとは違って、皇帝と同じように常に竜人フォルムで天候に関する魔法や研究を主に得意としており、普段は自然災害について研究している。


【性格】

 温厚な研究者タイプの性格で、基本的には穏やかな口調。

 見た目が40-50代なのに対して、実年齢は優に100を超えている。

 研究者としての好奇心が強い反面、元軍人の経歴がある関係から危機判断は異様に速い。

 戦闘も勿論行えるが武器を使うよりは体術による戦闘や竜人としての身体能力や尾を活用した戦闘が殆ど。

 白髪交じりの長髪で、貫禄のある長く高い黒い角と見るからに密度の高そうな鱗の密集した尾が特徴的。瞳は蒼色。

 かなりの貫禄を誇っているが誰かと話す時は努めて柔らかい表情をしており、ふとした時に出る地声がいつもの話をしている時とは比べものにならない程にバリトンボイスだったりする。

 喫煙者。


【皇帝との関係性】

 皇帝の叔父であるのもあり、普段から家族として皇帝と接する光景がよく見られている。あまりにも自然過ぎる関係から、もしかすると皇帝の血縁者なのではと周りから噂されている物の、元々アルドリックは軍人として幾つも伝説を作ってきた人物でもあるので、アルドリックと皇帝の双方に不敬だと異端審問教会が彼らの関係性について追及する事を禁忌として定めている。

 家庭教師時代の癖なのか、たまに特務局の報告ついでに誰かの書いた論文や報告書について解説している姿も目撃されている。


【専攻分野】

 天候学及び地質学


【経歴】

 元帝都特殊部隊と呼ばれる帝国軍の中でも特に危険な場所への突入や制圧などを担う部署の所属だったが、還暦をきっかけに引退。同時期に皇帝から特務官へ任命された。

 軍人に所属する前は皇帝の家庭教師をしており、皇帝の叔父に当たる人物。その影響から、周りからはシュタール卿と呼ばれ、皇帝からは先生と呼ばれる。尚、アルドリックが皇帝の家庭教師だった事実は知られているが叔父である事を知る者は居ない。


【台詞一例】

「本当に、可愛らしい限りだね。」

「貸しておくから、後で返しなさい。」

「……全く。格の違いが分からん奴は何故、こうも短絡的なんだろうな。」



❖親衛隊隊長 ディートリヒ・ヴァルガルト

【特徴】

・隻眼の猛者

 右目を戦場で失明しているにも関わらず、特務局を除けば帝国最強を冠している騎士。

・魔法適性ゼロ

 魔法と科学に支えられているこの国で、珍しい事に生まれつき全く魔力を有さない人物。それ故、当然ながら魔法が使えないがその代わりに経験を積み、屈強な戦士となる事を目指した努力の塊。


【性格】

 厳格かつ寡黙な性格。皇帝に対する絶対忠誠とその寡黙さからかなりの威厳を醸し出しており、部下ですらもディートリヒと話す時は自然と背筋が伸びる事が大半。

 年齢は40-50代

 白銀の髪に碧い瞳。


【イリスとの関係性】

 イリスとの初対面が自分が守護する皇帝だったので一時は強い殺意を向けた物の、今では多少の警戒にまで落ち着いている。それでも完全には信用していないが、作り出す物や導き出す物に関しては敬意を示している。

 特に、皇帝を護る為に作り出された《アイギス》に関しては文句の付け所もないと思っている。


【台詞一例】

「さぁ、陛下がそれをお望みだ。」

「……俺はお前の技術まで否定した覚えはないぞ。」

「皇帝陛下と帝国の為に!」



❖機動隊隊長 カイル・アルヴェルト

【特徴】

・ノアの実兄

 ノアと血の繋がる兄弟で、元々家がエリートばかりの家。ノアの研究者としての顔も、そしてイリスのファンである事も実は唯一知っていた。


【性格】

 ノアと同じように人当たりの良い朗らかなタイプで、ノアよりは少し落ち着いた雰囲気。部下からもよく慕われており、実はめちゃくちゃ酒に強いタイプ。

 基本的には特務局に対して否定も肯定もせず、中立的な感じだが非常に弟思いな性格。年齢はノアよりも8歳年上。

 黒髪に琥珀色の瞳。


【イリスとの関係性】

 一応ノアからの話を聞いてイリスにめちゃくちゃ憧れている事やイリスが凄い人である事は理解しているが、立場上どうやばいのかを資料で見て知っている。

 でも、その反面で兄弟の会話を邪魔してこないイリスにやっぱり人は見た目に寄らないのかなと思っている。


【台詞一例】

「……まぁ、悪い人ではないのかな。」

「兄として誇りに思うよ、ノア。」

「俺はそれでも護りたいんだ!」



❖近衛兵隊長 ヨルン・アイゼン

【特徴】

・魔法適性ゼロ

 基本的に共に背中合わせで戦う事が常であるディートリヒと同様に魔法適性は零。それ故に、騎士として大剣に関する知識や戦闘に関してはあまりにも突出した実力を誇る。


【性格】

 柔軟な思考回路で、何方かと言えば明るい真面目寄り。ただ少しでも戦闘が始まるととんでもなく頭の回転が速く、瞬時に大剣で敵を屠る。

 黒髪に青い瞳。


【台詞一例】

「まぁ、お互いに頑張ろうぜ!」

「これはまた……。」

「……俺も負けてらんねぇな。」



❖特務官 イルメリナ・ジルバータール

【特徴】

・可愛いに目がない

 どんな可愛いも愛でたくて愛したくて仕方ない性格で、愛おし過ぎて鼻血が出る事もしばしば。よく被害に遭うのはイリス

・突出した感受性

 非常に高い感受性を有しており、感情や精神、思考に関する研究を専攻。それを逆手にとって尋問や調教、洗脳すらも出来てしまう一面も持っている。

 その他にも、触れている相手の感情や思考回路すらも読めてしまう為、よくイリスに怖がられる。

・九尾の体質

 皇帝から特務官へ任命される際、九尾の体質を与えられた。その関係で元々高かった感受性が更に高まった。

 尾は常に9尾あり、尾は触れるだけで自分が溶けていくような錯覚を覚える程に肌触りが良い。

 手から流し込む波長よりも尾から溢れる波長の方が強い為、場合によっては腕で懐に呑み込んでから尾でも包み込むような挙動を見せる事も。

・和装

 和装を好んでおり、ゆったりとしたゆとりのある和服で日々過ごしている関係とその性格から巫女と言うよりは神様のような印象を与え易い。

・特殊な戦闘スタイル

 感受性の高さから、目が合った人物を洗脳したり。思考を操って即時に敵軍を自軍にする事や自害を促して首を刎ねさせる事も出来るような自分では手を下さない戦い方。必要に応じて戦場のど真ん中まで散歩をしながら目が合った人物をどんどん配下に加えて戦場を制圧したり、場合によっては全員を捕虜にする事もある。

・見た目の二面性

 普段はクリーム色の髪や毛並みだが、戦闘を行う際などの殺意や敵意が必要な際は黒く変色する。身長は少し高め。

・驚異と脅威の隠密性

 元帝都影暗局所属の経歴があり、銃器は苦手だが暗器は誰よりも使い慣れている。また、魔力の高さで視力を強化し、遠距離スコープ並みの視力や暗視能力を有している。


【性格】

 極めて温厚なお姉さんキャラ。少しでも可愛いと思った物は懐に閉じ込めずにはいられない性格で、私室には自身が可愛いと思う物が沢山飾られている。

 お洒落も極めて好む性格で、時々特務官のコーディネートとかも常識の範囲内で行うが時々かっこいいコーディネートとかもしっかり行える。

 見た目的にそこまで年齢が高いようには見えないが、それでも年齢に関しては一切の言及を許さず「女性に年齢を聞いちゃ駄目でしょ」スタイル。

 瞳の色は常に全てを吸い込まんばかりに美しい黄金色。


【ノアとの関係性】

 細かな分野は違えど同じく医療系の為、よく情報共有を行ったり共同研究なども多々行う。


【イリスとの関係性】

 正直イリスが可愛くて仕方なくて、抱き枕にしたいぐらい一緒に居たいと思ってる傾向がある。それがあまりにも周りの空気に出てしまっている為、イリスには強い苦手意識を抱かれている関係からよく逃げられる。

 その反動で、捕まえる事が出来た時は少しでも懐に閉じ込めている時間が長くなるようにイリスの顎に触れて零距離で強力な精神を安定化させる波長を流し込み続けてそのまま寝かしつけてしまう事もあり、その主な理由はイリスが常時睡眠不足だからと言うのが一番大きい。

 結果、一度イルメリナの能力で眠り込むと長時間熟睡する傾向がある。


【専攻分野】

 精神学、心療内科系医学、暗殺学


【経歴】

 元帝都影暗局所属の辣腕暗殺者。当時はまだ九尾の体質を与えられてはいなかった物の、それでも暗殺者として足音も気配も魔力も全部抑圧して任務に当たり、あまりの環境への順応性の高さや洗脳能力を駆使して誰にも気付かれず、疑われずに任務を遂行するでたらめ性能を有していた。

 その関係から、皇帝の目に留まり、特務官に任命された。


【台詞一例】

「もう、まぁ~た偏食! 作ってあげるからちゃんと食べなさい!」

「ほら……おいで? もう大丈夫、ここはもう安全なんだよ。」

「やばい、超可愛い……! たまんない!」



❖特務官 ヴィクトル・アイゼンベルク

【特徴】

・殲滅特化型特務官

 戦闘特化かつ元々重装歩兵だった経歴がある事から兵器の扱いには慣れており、かつ重たい兵器じゃないと持っている気がしないタイプ。その為、ヴィクトルが作る武器は基本的に重くなる傾向があり、どうしても対軍人用の作品や建造するレベルの設置型の高出力高火力を誇る物が大半。

 ただ元軍人である関係から責任感が強く、破壊する為の何かを作ったらそれに耐えうる防衛用の何かも共に作る。

・開発→テストのサイクル型

 基本的に自分で作った物は自分で性能チェックしてからではなければ量産はせず、自分が作った物の大半は帝国軍へ支給する事が前提となっているのでヴィクトルが何かを作る度に帝国の国力や軍事力が向上する。

魔鋼種シュタールの特性

 皇帝から特務官へ任命される際、魔鋼シュタール種の体質を与えられた。

 自身の魔力を糧に肉体を鋼へと変質させる特性を持つ戦闘種族で、主な特徴は3つ。

 1つ目は魔導硬質化、筋肉・皮膚・骨格を鋼以上の強度に変化させる事が出来る。2つ目は密度操作、単なる硬化ではなく質量や密度を増加する事が出来るが自身の純粋な体重よりも軽くする事は不可能。3つ目は部位制御、腕のみを硬化させたり足の体重を別の場所へ移して軽量化するなど。

 但し、あまりに激しい硬質化を行うと魔力消費が格段に上昇し、結果として魔力が足りなくなる場合がある。


【性格】

 テンションや性格が激しい訳ではない物の、なかなかに溌剌とした性格。ただ常に溌剌としている訳ではなく、何方かと言えば無言で作業していて見ていると絵になる事も多々。

 人当たりも良いので街では子供達に人気だったりする。自身も弟が居る身なのもあり、子供扱いや相手には慣れている所がある。

 元軍人である影響から、然程短気ではない。

 黒錆と呼ぶに相応しい何処か特徴的な黒髪に群青色の瞳。


【イリスとの関係性】

 イリスの事を一方的なライバル視しており、何かとイリスと競おうとするような傾向がよく目撃されているが、イリスは全くと言って良い程に気にも留めないので目的がずれつつある。その影響か、何かしらの理由でイリスと共に何かを研究・開発する時は何処か楽しそうに見える。


【アルドリックとの関係性】

 主任であるアルドリックは軍人時代の元上司。アルドリックはヴィクトルが所属していた部隊の隊長で、特務局内では上下関係が存在せずとも元軍人時代の癖で時々敬礼してしまっては指摘されている光景もしばしば。


【戦闘スタイル】

・重火力魔導型

 高出力砲撃、爆裂術式、広範囲焼却など多岐に渡り、対多戦闘は得意中の得意。

・近接破砕型

 周囲に味方が居る場合、重火力魔導型の戦闘は推奨されない事を正しく理解している為、大型魔導剣での薙ぎ払いや鍛え上げられた筋肉での肉弾戦を行う。


【癖】

・服装

 身長が高く、そして今作っている物も軍に関連する物や兵器に関連する物が多い関係から、軍に所属していた際と同様に軍靴やいかついコーディネートが落ち着く。

 肩幅がかなり広いのもあり、特務官の中で最も目立つ体型。

・魔力の圧縮

 無意識に魔力を過剰過ぎる程に圧縮してしまう癖があり、精密な調整や出力制御がかなり困難。その為、安全性を保つと言う目的から戦闘では純魔法を使うが魔導武器に関してはテストする時以外は一切使用しない。


【専攻分野】

 兵器の開発


【経歴】

 元アルドリックの部隊である帝都特殊部隊所属。アルドリックが特務官となった際、アルドリックからの推薦で同時期に特務官となった。


【台詞一例】

「てんめぇまた俺の兵器弄りやがっただろ!!?」

「上等、やってやろうじゃねぇか……!」

「……たまには頼れよ。その為のチームだろうが。」



❖特務官 ヨハン・リヒター

【特徴】

・身体の柔軟さ

 種族転化前は人間だったが、種族転化によって悪魔と言う魔力を主な肉体構成物である種族に変化した事から体重が極端に軽減。その影響から体もより柔らかくなり、重い身体攻撃は行えないが回避率が格段に上昇した。

・悪魔の体質

 体質と言うよりは能力の向上として、契約刻印を獲得。対象に契約式を刻む事で命令拘束、行動制限、強制従属が可能となった。その影響範囲は無機物有機物一切を区別しない。


【性格】

 非常に狡猾な性格。イリスと似た所があり、自身の安全を確保する為に慎重に慎重を重ねる性格で複数いる特務官の中で最もイリスに協力的。

 黒髪に赤い目。


【イリスとの関係性】

 これまで、ここまで自分と気が合う人が居なかったのもあって絶対に失いたくないかけがえのない友人となっている。例え、相手がそう思ってくれていないとは分かっていても。

 ノアが現れるまではイリスの後方支援や任務前の事前調査は率先して行っていた。時にはイリスのインカムをハッキングして任務中の支援やイリスを援護する為だけに苦手な戦場に飛び込んでイリスを屠らんとするあらゆる物をオーバーライドしまくって防衛全てと露払いを単独で担った過去もある。


【戦闘スタイル】

・強制オーバーライド

 既存の物をオーバーライドして乗っ取るような相手を利用する戦い方が主で、魔法か電脳が通っていればほぼ全てオーバーライドする事が出来る。


【専攻分野】

 電脳学、法務学


【経歴】

 元帝都情報局副室長。


【台詞一例】

「……阿呆らし。勝手にやってろよ。」

「ほら、必要だろ。……別に、ただ暇だっただけだ。」

「…………俺だって、頼ってほしいんだけど?」



❖特務官 EL-IX(エリクス)

【特徴】

・帝国のエネルギーインフラの祖

 自身が高エネルギー体の存在である関係から、よりエネルギーを効率的に動かせる事を理解しているので特務官へ任命されて一番最初に行ったのが帝国のエネルギー改革。他の知的生命体とは大きく構造や文化の違う種族の為、自分以外の特務官達の挙動などを見てより改良を重ねたり、人型生命体が扱い易いように日々改良を重ねている。

・皇帝から与えられた人型の器

 機械精霊と呼ばれる特殊な種族で、他の特務官達とは違って種族転化ではなくエルフの形状をしたアンドロイドと言う器を貰い、その中に宿る事で人型生命体の生活を経験し、学習している。

・高エネルギー体種族

 機械精霊と呼ばれるかなり高出力高純度高放射能濃度を誇るプラズマ状の生命体で、本来は手足を有さない。言葉もかなり特殊な部類だが、個人的に人型生命体に興味があって研究をしていた所で皇帝と知り合ってそのまま特務官入りする事となった。

 昔は神格化されていたのもあって大きく価値観や倫理などがずれており、自然への親和性が別次元で突出し、高過ぎる種族。それ故に年齢と言う概念が存在しておらず、衣食住の中で住だけは特務官として生活する上で学習した。


【性格】

 極めて明るくフレンドリー。但し、ふとした拍子にボタンでも押されたかのように残虐的な性格に変貌して敵を殲滅する。

 エルフのアンドロイドは白銀の長髪に黄色の瞳。


【戦闘スタイル】

・エネルギー付与

 触れた物体に高純度エネルギーを流し込む事が出来る為、出力増幅や機能強化、魔導装置活性化なども容易に行える。

 尚、全て物質だけでなく生物にも影響を及ぼせる。

・エネルギー暴走

 触れた対象のエネルギー制御を崩壊させる事が出来る為、魔導炉の暴走や魔導兵器の暴発。結界の崩壊なども容易に行える。

 尚、全て物質だけでなく生物にも影響を及ぼせる。

・エネルギー吸収

 触れた物体からエネルギーを根こそぎ吸収する事が可能な為、魔導兵器の完全停止や魔導都市の停電。魔導機関停止なども行える。

 尚、全て物質だけでなく生物にも影響を及ぼせる。

・遠隔メルトダウン

 エネルギー構造を理解していればどんなエネルギー物質やエネルギー設備も遠隔操作する事が出来る。


【専攻分野】

 魔導エネルギー技術


【台詞一例】

「皆、おはよう! 今日も世界は元気だよ!」

「え、そうなの!?」

「平伏せ、それは貴様らが触れて良い物ではない。――死ね。」



❖特務官 ヴィルヘルム・ローゼン

【特徴】

・吸血鬼の体質

 皇帝から特務官へ任命される際、吸血鬼の体質を与えられた。

 ただ元より人間の血が強く、祖先に吸血鬼が居るのでその血を引いている人物だったがそれを皇帝が強化した特異体質。その為、人間の血の方が濃い事から吸血鬼の弱点である十字架、銀、聖水、日光などはほぼほぼダメージになり得ない。

・絶対記憶

 遺伝子的に吸血鬼と言う異形の遺伝子を持つ影響か、サヴァン並みの完全記憶を有している。


【性格】

 基本的には冷静で思考回路が研究者気質。それなりに倫理が死んでいる傾向があり、非常に好奇心が強い。……のだが、他の特務官達がぶっ飛んでいる影響から、割とまだ倫理がある方には見える。

 中性的な見た目に赤い瞳、青白い肌が特徴的で夜になると吸血鬼さが増す。黒髪。


【戦闘スタイル】

・眷属生成

 血液から寄生型眷族を無限に生成する事が可能で、寄生対象は死体のみ。

・記憶閲覧

 眷属が寄生した死体の記憶を際限なく閲覧する事が可能。

・影移動

 自らの体を影へと変質させる事で影の中を移動する事が出来る為、並外れた機動力を有している。

・魅了

 目を合わせた相手に精神干渉を与える事が出来る。効果として、好意誘導や判断力低下、命令受容などを促す事が出来る。


【専攻分野】

 死霊魔導、植物学、伝染病、生物学


【台詞一例】

「あぁもう、やりゃあ良いんだろ……!!」

「まぁ~たやってらぁ……。」

「何でそっち方面に曲がるんだよ、お前らは……!」



❖特務官 トウマ

【特徴】

・鬼の特性

 皇帝から特務官へ任命される際、鬼の体質を与えられた。並外れた筋力と身体能力を有しており、間合いを詰める速度や切断する技術に監視はどんな高速の存在やどんな硬度でも切り裂く事が出来る。

・イリア特性野太刀

 鬼としての筋力をフル活用する為、イリスに作ってもらった流し込む魔力の性質で属性や特性が自由自在に変化させられる野太刀を2本同時に揮う事が出来る。


【性格】

 魔法に関してはあまり詳しくなく、殆ど感覚で使うタイプ。それでも瞬時にヴィクトルの作る武器の弱点を抜いて切り裂くような感覚的な天才具合を息を吸うように見せる。

 アルドリックとよく話が合う為、かなりの頻度で度数の高い酒を飲みながら雑談しつつも魔法について色々と教えてもらっている。

 黒髪黒目。年齢は50代。


【専攻分野】

 戦術、武術


【台詞一例】

「……相変わらず若い奴らは元気がええなぁ。」

「まぁ、未熟ながら頑張るとしよう。」

「……さて。同輩達の邪魔だ、ここで俺に切り捨てられてくれ。」



❖ズィルバー・シュトゥルム

 元黑薙隊副隊長。現在は帝都中央で飲食店店長兼情報屋を務める。

 比較的まともな性格でだが怒らせるとあのアルドリックですら押し黙ってしまう。



❖セヴァルズ

 ローゼン公爵家に仕える執事。ヴィルヘルムを除き、全員に就いている執事とは家族関係で、いつの日かヴィルヘルムが執事や秘書を就ける日を密かに楽しみにしている。

 セヴァルズ自身はヴィルヘルムの祖母に仕えている。



❖大賢人エスメラルダ

 魔導文明その物の祖とされ、これまでただの現象とされていた物を次々と魔法として……人が扱える物として、その方程式を解明・拡張・解析した人物。

 しかし、その命はラグナレイズ帝国によって絶やされてしまった。



❖大賢人ウルカヌス

 鍛冶と兵器の祖とされ、数多の兵器を世界中に建造したとされる大賢人。

 しかし、その命はラグナレイズ帝国によって絶やされてしまった。



❖大賢人ディアーナ

 狩猟の祖とされ、世界中に残る狩猟の起源とされている大賢人。

 しかし、その命はラグナレイズ帝国によって絶やされてしまった。



❖大賢人ミネルヴァ

 あらゆる学問の祖とされ、その中でも魔法軍事学を特に得意とする。イリスの義父母である大賢人エスメラルダ。大賢人グリモワールと幼馴染関係にあったとされる大賢人。

 しかし、その命はラグナレイズ帝国によって絶やされてしまった。



❖大賢人テルミヌス

 結界学の祖とされ、今も世界中にテルミヌスが施した結界が至る所に現存し、未だその構造は解明されていない。

 しかし、その命はラグナレイズ帝国によって絶やされてしまった。



❖大賢人アウローラ

 大賢人ミネルヴァと兄妹関係にあり、共に学問の祖とされている大賢人。

 しかし、その命はラグナレイズ帝国によって絶やされてしまった。



❖大賢人グリモワール

 高次元生命体と契約理論の祖とされ、上位存在に関する研究の第一人者でもある大賢人。

 しかし、その命はラグナレイズ帝国によって絶やされてしまった。

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